事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

わたしの2011~極私的ベストワン

2012-01-16 | 読者レス特集

Paula_patton_img04 興行収入関係はこちら

さあ今回はあくまでわたしにとってのベストワンを。

◇映画

これはもう年末に宣言してしまったのだから「ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル」で決まり。「冷たい熱帯魚」「ヘヴンズストーリー」「奇跡」の邦画勢がそれにつづく。洋画で好きだったのは「マネーボール」「オーケストラ!」そして「猿の惑星 創世記」。女優№1は「冬の小鳥」「アジョシ」のキム・セロン。本音ではポーラ・パットンに持ってかれまくりですけれど。スパイって美人じゃないとダメなのかよ。男優は「冷たい熱帯魚」のでんでんでしょう!

◇ミステリ

ジェノサイド」高野和明、「殺し屋 最後の仕事」ローレンス・ブロック、「折れた竜骨」米澤穂信、「引かれ者でござい」志水辰夫、「卵をめぐる祖父の戦争」ベニオフ、ときて、しかし最高だったのはまもなく特集する「あ・じゃ・ぱん」(矢作俊彦)だ。腰痛やら神経痛やらで散々だった年末も、しかしこの超大作のおかげで有為なものになりました。よかったよかった。

◇ミステリ以外

2011はわたしにとって穂村弘元年。この歌人のエッセイはほんとうに面白い。短歌に対するわたしの偏見は完全に吹き飛びました。ということで今回は「整形前夜」を。ほかに古川日出男「二〇〇二年のスロウ・ボート」、いまさらだけど高峰秀子「わたしの渡世日記」がおすすめです。

コメント (2)
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