事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

龍馬伝~第45話「龍馬の休日」

2010-11-13 | テレビ番組

Sion01 第44話「雨の逃亡者」はこちら

前回の視聴率は15.3%と降下。
そりゃそうである。裏にはフジ「日本シリーズ最終戦」(20.3%)、日テレ「世界の果てまでイッテQ!」(17.9%)、TBS「世界バレー女子」(12.6%)があったのだから。なんて在宅率の高い夜。

あ、間違えた。これって45話のことだから16.2%でしたね。もう結果が出てるもんだからつい。いずれにしても降下気味。

わたしも日本シリーズにつきあっていて、「龍馬伝」は22:00からBSで、と思っていたらあの展開。今日ようやく再放送で拝見。

「龍馬の休日」と名のっていても、もちろん龍馬とお龍が階段でジェラートを食べたり、ヴェスパでタンデムかましたりってことじゃなく、結果的にふたりが過ごした最後の一日を描く。

ドラマとしてなんも進展してないぞ!と怒る人も多いようだけど、暗殺で泣かせるための伏線の回だったんでしょう。おそらく今回のいくつかのシーンが最終回でフラッシュバックされるはず。

ピストルが得意、というのび太のような(でも性格はジャイアンのような)お龍の写真がラストに出てきて、おー、これはさぞやお若いときは、とうなるほどの美人。なるほど、確かにおばちゃんって言っちゃいけない。

岩崎弥太郎はついに独立を決意。上士に「地下浪人あがり」と揶揄されたことがきっかけになっている。「龍馬伝」のテーマのひとつが、出自にこだわることへの異議申し立てがあったわけだから自然な流れ。

明治期にはいって、身分制度が崩壊した勢いで台頭した商人たちは、しかし目的意識を失ってしまい、金の使い方に困惑する。立派な“成金”の成立である。会社の社会貢献、なんて認識は日本にはまだまだ。

三井や住友よりもはるかに新興だった三菱が急速に肩を並べるまでになったのは、弥太郎のバイタリティと、そして政商としての存在感があったわけだ。

ここで龍馬を暗殺するキャスト決定。なんとSIONとブランキー・ジェット・シティの中村達也!ひょえー。

SIONはPSY・Sとコラボした「冬の街は…」が泣かせたし、ブランキーは「イカ天」に初登場したときからすごかった。

「そのタトゥー、ほんもの?」

って審査員の方がびびってたなあ。すごいコンビだ。ちょっと楽しみになってきた。それまでの展開がぬるいぐらいは我慢しましょうよ(笑)

第46話「土佐の大勝負」につづく。今回は真木よう子の新妻ヘップバーンぶりに敬意を表して17%台と読みました……って15.3%だったのよね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする