事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

速報日本シリーズ ロッテ 10 - 4 ロッテ

2010-11-04 | スポーツ

今朝の職場でのロッテファンとの会話。

「いやー、あそこで福浦の打球があんなとこに飛ぶとはねえ」

「おれ、何が起こったか理解できなかったもん!」

長い夜だったなわけよね。

「でもこれでタイだから!」

「よく考えてくださいよ。今日はピッチャー実はいないじゃないですか」

「なに言ってんの。今日は成瀬ですっ!」

……ペンでした。中日もここで吉見をもってくるかと思ったら、予定どおり中田で来たかぁ。

そしてまさかまさかの初回の連打。ちょっとびっくり。落合も計算が狂いまくった。井端をひっこめ、ブランコに当たりが出てきたことで“2番と5番でロッテのピッチャーが息をつく”展開をひっくり返すことができたというのに。

小早川の解説はあまりといえばあまりに常識的。最終回、点差があるところで登場した小林宏の冴えない投球に「6戦、7戦の大事なところではなかなか使えないでしょうか」というアナに「そうですねぇ」と軽く。小林が実は気合いが入っていないファクターは考えてくれないわけか。彼はそういうたぐいのプレイヤーなのにな。

さて、ロッテが3勝でナゴヤドーム。うちのロッテファンは、もしも今日成瀬だったら、6戦は渡辺で最終戦は唐川と主張していたが、こうなると唐川のロングリリーフもありうる。面白いなこの日本シリーズは。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の警察~その37「廃墟に乞う」佐々木譲著 文藝春秋

2010-11-04 | 日本の警察

9784163283302 その36「夕暴雨」はこちら

ある事件のために精神的外傷を負い、休職中の刑事が主人公。版元は文藝春秋。なんか、直木賞をとるために書かれたような作品。文春の編集者が「こういうコンセプトでいかがですか」とかサジェストしたような気がする。

ひねくれ者である佐々木がそれを素直に受け取ったかはわからないが、直木賞をめぐる騒動に“早いところ受賞する”ことで楽になりたいとは思ったはず。少なくとも「ベルリン飛行指令」などで受賞していれば違った作風になっていたかもしれない。とすると警察小説の達人としての地位もなかったわけだから痛しかゆし。

トラウマをかかえる事件が意外にあっさりしていたので肩すかし。これをもっとディープに描いていれば……あ、審査員のあの人とかあの人は、長すぎるとそれだけでダメ出しするからそのあたりもサジェストされたのかな。

※選評ではあいかわらず林真理子が辛い点をつけていて「わかってないなあ」と思わせるが、下の浅田次郎の評がもっとも的確なのかも。

「著名なマラソンランナーがむりやり百メートルを疾走しているような……」

その38「相棒-劇場版Ⅱ-」はこちら

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする