2杯目はこちら。
わたしたち夫婦がオーダーしたのは、妻が限定メニューの「とびしま膳」1050円、わたしはやはり限定の「ダンディセット『男前』」(写真)1260円。どうして男前なのかというと、そのメニューは海鮮ちらし+ブリの“かま”の煮付けだからではないでしょうか。違うか。
とびしま膳は、とにかく量がハンパではないので妻はカニの唐揚げと茶碗蒸し、そしてデザートのフルーツをわたしに委託してきました。ふううお腹いっぱい。こりゃ、観光客たちも大喜びじゃろ。でも食べた経験のある妻は、名物のイカスミソフトクリームはやめといた方がいいという意見だったことを申しそえます。
そもそも、飛島定期航路事業所そばに海鮮市場が開業したのは2003年。予定されていたテナントのひとつ(どこだったか忘れた)がギブアップするなど、前途は決して明るいものではなかった。
それが、入居した菅原鮮魚の大バクチが奏功し、ここまでの名所になるとは地元民として予想もしていなかった。わたしたち夫婦が入ったときは静かだったのに、お腹いっぱいになって出て行くときは1階入口まで行列が続いていたくらいである。
調子に乗った酒田市は、国の補助金を使って海鮮市場の周辺に海鮮モール(仮称)を整備し、年内オープンをめざしているとか。これもバクチだなあ。本来であればこの施設は旧アメ横にいた業者たちが建設をめざしていたものだけれど、資金の手当てがつかなくなったので公設民営になったと聞く。
金融情勢は逆風のまっただ中。しかし海鮮市場にあふれる観光客を見れば、なんかいけそうじゃないかとも素人ながらに思う。それにね、「とびしま」に対抗するとなれば、よほどの気骨がなければならないはず。うまい店ピンポイントのネタが増えることを、わたしもちょっと期待しているのである。もうちょい静かな店だともっとうれしいかも。
酒田ラーメン特集につづくっ。