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事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

あの朝。

2022-12-07 | スポーツ

The Shirelles Will you still love me tomorrow (Top Quality + Lyrics)

目覚めたらまだ外は暗い。

「いま何時?」

「6時よ」

ワールドカップからこれほど遠い家もない。

「どうだった?」

「わかんない」

ワールドカップからこれほど遠い夫婦もない。

面白いので何も情報を入れないようにしてゴミ出しとかをやる。

ラジオとかが騒いでいないことで敗戦を知る。うちの関係者たちは

「起きたら7時半過ぎてました、休もうかなとちょっと思ったんだけど、今日休んだら何を言われるか」寝ぐせバリバリの男。

「おれはキックオフから見てたんだよ。終わりまで。でも得点シーンの記憶がないんだ(笑)」

「いま眠くて仕方ないっすー」

負けはしたけれども、こういう記憶の共有がW杯。 

本日の1曲はサッカーとは何も関係ないシュレルズ。キャロル・キングが書いたヒット曲。アルバム「つづれおり」でセルフカバーしています。名曲よね。っていうかあのアルバムの収録曲はみんな名曲だけど。

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眠い1日

2022-11-24 | スポーツ

職場に行って山形新聞を読んで驚愕。もう昨日のワールドカップの結果が載ってる!

ノリノリだったんでしょうねえ。地方新聞の矜恃がうかがえてうれしかった。今日はずーっと眠かったっす。わたし、午前様になったのも久しぶりなら、そこからまた酒を飲んだのも久しぶり。大丈夫、今日はチャリ通です。

勝ったよドイツに。びっくり。

うちの業界が特殊なのは、職場にサッカーの専門家がいるってことかな。

「吉田が全盛期ならもっと確実に」

なるほど。 

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今月の名言2022年10月号PART3 コントロール

2022-11-02 | スポーツ

PART2「ビールとチキン」はこちら

「自分がコントロールできることに意識を集中せよ」

スピードスケートの小平奈緒選手を指導した信州大の結城匡啓コーチの指導。

順位というのは他との相対的な関係で決まるのであって、他の選手の出来栄えを考えたところで自分ではコントロールできない。不安の多くは自分がコントロールできない無駄なところに向いている時に起こる……

山形新聞のコラムでこれを読んで、いやはやまったくだよなあと。そして最終レースで優勝してみせた小平奈緒の笑顔を観ると、アスリートにとっていい指導者に出会うことがどれだけだいじなことかと理解できる。

にしても、小平さんはいい解説者になるだろうなあ。

PART4「アンダーコントロール」につづく

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今月の名言2022年10月号PART2 ビールとチキン

2022-11-01 | スポーツ

2022年10月号PART1「火の玉ストレート」はこちら

「これからは バットと手袋ではなく、ビールとチキンを持って球場に来るよ」

オリックスとソフトバンクに在籍した李大浩(イ・デホ)が引退を表明したときのコメント。そうかついに引退かあ……ん?ちょっと待って。彼の韓国ロッテにおける今シーズンの成績は、

・打率3割3分1厘

・23本塁打

・101打点

なのである。いくら40才になったからと言って、これで引退すか。おそるべし、イ・デホ。

PART3「コントロール」につづく

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今月の名言2022年10月号PART1 火の玉ストレート

2022-10-31 | スポーツ

2022年9月号PART2「長州の人」はこちら

経験は重ねれば重ねるほど、打たれるかもしれないという「怖さ」も増していく。この怖さが配球に変化をつけることを踏みとどまらせ、いわゆるオーソドックスなリードになってしまう。

……オリックスに鼻の差で逃げられたソフトバンクの甲斐のリードについて、捕手の先輩として谷繁が。

ペナントレース、CS、日本シリーズにおいて圧倒的な強さを誇ったソフトバンクにとって、今年は不本意な一年だったろう。特に甲斐はくやしかったはずだ。

にしても谷繁と工藤の日本シリーズでの掛け合い漫才のような解説は爆笑だったが、おそれいったのは藤川の解説。投手心理、打者心理をみごとに言い当ててみせていた。口調もジェントルですばらしい。火の玉と呼ばれた現役時代のプレイスタイルと、マイルドでクレバーな解説のスタイルがこれほどかけ離れている人も珍しいのではないか。

野球シーズン終了。ああこれでようやくまっとうな生活に戻れる(嘘)

PART2「ビールとチキン」につづく

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「プロ野球バカ本」 長谷川晶一著 朝日新聞出版

2022-06-07 | スポーツ

サブタイトルに「まったく役に立たないブックレビュー」とあるけれども、いやいやそんなことはございませんよ。うさん臭い野球本からも、うかがい知れる人間の業。そんな読み方をしちゃいけないのは重々承知しているけれど。「嫌われた監督」のような良書(笑)はほんの一握りなのもよくわかりました。

あ、タイトルは天才バカボンのもじりです。まったく役に立たない情報でした。

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「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」鈴木忠平著 文藝春秋

2022-04-23 | スポーツ

週刊文春に連載され、単行本化されていきなりベストセラーになったノンフィクション。

中日の監督に起用された落合博満

・キャンプ初日に紅白戦を行ったのはなぜか

・熟練の荒木と井端のポジションをコンバートしたのはなぜか

・日本シリーズで完全試合目前だった山井を降板させた理由は

・落合が監督した8年間に、中日はすべてAクラスにいて、日本シリーズに5度進出。日本一にも輝いた。それなのになぜ落合博満はこうまで嫌われたのか

・そして、監督を解任された本当の理由はなんだったのか

……次々に謎は提示され、まるでミステリのように読み解いていく過程が興味深い。それぞれに(少なくとも落合のなかでは)まっとうな理由が語られ、稀有な野球人だったと納得させられる。

落合の解任には中日新聞社内の派閥抗争が影響したとか、ノンフィクションとして確かに読ませる。勝ち続けることによってインセンティブが発生し、球団経営が苦しくなっていった経緯も説得力がある。また、名古屋の財界の意向が激しく影響したのだろうとも想像できる(立浪の就任に彼らは雀躍していることと思う)。

ただし、有望なドラフト候補やその取り巻きが希望球団として

「中日以外全部」

とコメントするような球団にしたのも落合なのだ。オレ流、のダークサイド。今度は、落合を忌避する側からのアプローチの作品も読んでみたい。

球春到来。2022年の中日は立浪新監督のもとで、今のところ勝ち越している。しかし、それは大島の好調さに依拠しているわけで、彼の年齢を考えれば、出でよ新人、とみんな願っているのではないだろうか。はたして落合がどんな下地をつくったか。心配する義理はないけどね。

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今月の名言2022年3月号PART2 消費財としての五輪

2022-04-01 | スポーツ

☆花田裕之 & 下山淳 ”鉄橋の下で ~ AROUND AND AROUND" @所沢MOJO ☆

PART1「非戦の音楽」はこちら

「そもそも多くの人にとって五輪は消費するエンターテインメントにすぎません。東京五輪と同じように北京五輪も早々と忘れ去られると思います」

「選手のためでも理念のためでもない、ただテレビや新聞で面白い大会が見られるから消費しているだけです。終わればすぐに忘れる。エンタメも大事でしょうが、どれだけの経済的対価、社会的代償を払うのかという視点が欠けたままです」

小笠原博毅神戸大学大学院国際文化学研究科教授によるオリンピックへの懸念。

それは直接的に冬季オリンピックに名乗りをあげようとしている札幌への懸念だ。東京や北京を思い出してみよう。視聴者のあくなき欲望にこたえるために、開催都市がどうなっていくのか。どれだけの人間がつぶされたか。そして膨れ上がった費用が(あれは膨れ上がる前提で始まったとしか思えないのだが)、これからの東京をどれだけ苦しめるか。そっちのチェックは忘れないようにしよう。

本日の1曲はルースターズ、というか花田裕之と下山淳の「鉄橋の下で 」です。下山は鶴岡出身で、花田は年をとっても業界で最も美しい男であることに微塵も疑いはございません。いやーさすがにこのわたしも彼の美貌には負ける<(_ _)>

PART3「戦時」につづく

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北の若。

2021-12-06 | スポーツ

朗報。

日本相撲協会は1日、東京・両国国技館で大相撲初場所(来年1月9日初日・両国国技館)の番付編成会議を開き、酒田市出身の北の若(21)=本名斎藤大輔、八角部屋=の新十両昇進を決めた。

東幕下3枚目で臨んだ先月の九州場所で、5勝2敗と勝ち越した。本県ゆかりの現役の関取は佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若・尾花沢市出身)の長男で幕内の琴ノ若、十両の白鷹山(白鷹町出身)に続いて3人目となる。

北の若は酒田一中時代に全国都道府県中学生選手権で優勝。大関貴景勝らを輩出した名門・埼玉栄高に進学し、3年時には高校横綱に輝いた。初土俵は19年春場所、幕下昇進は20年初場所。得意は突っ張り、右四つ、寄り、上手投げ。189センチ、148キロ。
山形新聞12月1日付 

……これをやはりアナウンスしなくては。

あまり具体的にはお伝えできませんが(なんでだ)大輔の昇進はうれしい。学校事務職員として本気でうれしい。やっぱり自分が勤務していた学校の卒業生が活躍するとうれしいです。別の方面でも関係者なんですけどね(笑)

だからといってうちの親父が気安く「がんばれよ」とか言ったという話には考えこんだ。あんたねえ。

相撲取りは十両に上がるのと上がれないのでは天地の差。よかったー。実力から確実だとは思ったけれど、要するにケガをするかどうかってのだけ心配。この一戦では3針縫ったそうだ。

お相撲さんにはわたしはエッチを邪魔されたこともあったので(笑)素直になれない部分もあるんだけど、なにはともあれ、めでたい。がんばれ大輔。んで、ケガするな。そこだけなんだよなあ。

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今月の名言2021年11月号PART4 神宮

2021-11-30 | スポーツ

PART3「豪球号泣」はこちら

「三十年に一度しか優勝しないチームを応援していると、たった一回の優勝でもするめをかむみたいに十年くらいは楽しめる」

1978年、神宮球場でヤクルトの開幕戦(対戦相手は広島)を見ていたジャズ喫茶の経営者は、先頭打者のヒルトンが放った二塁打を見て「小説を書いてみよう」と思い立つ。

もちろんその経営者とは村上春樹であり、作品はあの「風の歌を聴け」だった。これは村上春樹のファンには有名な話。彼に、また新たなインスピレーションをこの制覇は与えることができただろうか。

PART5「支店統合」につづく

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