口蹄疫終息を待ちわびたかのように、おめでたい席に呼ばれることが続いています。
初々しい新郎新婦を見ていると、自然と顔がほころびます。
最近の披露宴は、様々な催しというかイベントに工夫が凝らされており、楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。
が、私の場合は食事もそこそこに知り合いのところを周りお酌、お酌、お酌ですが・・・
晩酌人のいない披露宴も増えましたね。
大きなウェディングケーキに“初めての共同作業です”もあまり見なくなりました。
その代わりに“ファーストバイト”と言って、ウェディングケーキを新郎新婦それぞれが食べさせあい、だいたい新郎は生クリームまみれになっていますね。
この“ファーストバイト”には「僕が一生食べさせていく」「私が一生美味しい料理を作ってあげる」という誓いを立てる最初のひとくちということで、そのとき使う銀のスプーンには幸せをすくうという意味があるそうです。
そして最後の新婦からの手紙が読み上げられる時には、ほろ酔いも手伝ってジワ~とではなく、ぽろぽろとこぼれる涙をハンカチで押さえつつ、二人の幸せを心から願うのでした。
優しい家庭を築かれてください。
それが一番の親孝行です。