先日、高鍋町で行われた“がんばろう宮崎!復興イベント”に参加してきました。
この日は東九州自動車道高鍋~西都間の開通記念式典も同時開催され、会場となった高鍋町中央公民館内外のイベント会場には、多くの方々が集われました。
東国原知事の改めての終息宣言に合わせてくす球と酒樽が割られ、一気に会場は華やかになりました。
地元の太鼓チームや創作エイサーの披露があり、躍動感あるステージから元気をもらいました。
その中でも、高鍋農業高校生による復興への誓いのことばに最も心震わされました。
「・・・高校の農場で飼っていた牛たちは、日頃私たちが悩み、苦しんでいる時は、それを察してか、私たちの傍に来て、寄り添ってくれました・・・」
「それなのに口蹄疫被害が拡大し、ワクチンを打たなければいけない日がやってきました・・・、・・・牛たちは抵抗をすることなく・・・順番に並び・・・ワクチン接種を受け入れてくれました・・・」
「・・・私たちは希望を失いかけました・・・でも私たちを育ててくれた牛たちのためにも、もう一度立派な牛を育てて恩返しをしていきます。」
涙ながらに想いを語ってくれ、言い終わった後も涙は頬を伝い・・・それでも固く握られた拳と遠くを見据えるまなざしから、大きな力をもらいました。
未来の宮崎畜産を支える若き力のためにも、全力で働き続けます!