残り4秒でした。
前日までの一般質問原稿の読み込みでは、質問持ち時間30分のうち3分30秒は残るほど余裕がありました。
登壇しての第一発言。
柄にもなく口の中はカラカラで、リラックスしているつもりが、体は正直でした。
壇上での発言を終え、自席に戻り、通告していた内容について次々と質問を繰り出しました。
答弁内容に納得できない時には、意見や提言を織り込みながら、生産者や商工業者から預かった想いをぶつけてきました。
質疑応答が進むにつれ、興奮し、興奮するのいつれ、原稿に目を落とさず、答弁者から目を逸らさず、一言一言を漏らすことなく掴み取っていきました。
本会議場には、発言残り時間を知らせる時計があります。
発言をしながら、残り時間にも目をやり、残り原稿のボリュームを考えながら取捨選択して、議論を重ねること30回あまり・・・最後の発言を終えたのが残り4秒でした。
もちろんまだまだ言い足りない状態ですが、知事はじめ執行部のからは踏み込んだ答弁をいただきました。
主な質疑応答です。
Q 国庫補助事業の補助率かさ上げや国の直轄事業の優先的実施など、いわゆる復興特区の設置が必要ではないか!
A 復興特区設置は全国的に前例がなく、国の理解が充分には得られていないが、閣議決定された新成長戦略に基づいた総合特区制度適応となるように働きかけていく。
Q 生産者への補償金は、非課税にすべきだ!
A 補償金は、経営再開のため重要な資金であることから、今後も引き続き国へ強く要望していく。
Q 特定疾病のない(ウィルスレス)畜産地帯をいかに実現していくか!
A 11月に家畜の本格導入が始まるため、家畜導入元の検討や導入後の検査体制のあり方などを関係機関とともにすすめていく。
などなどです。
詳細は次回のひろき通信に掲載します。
最後になりましたが、今回の一般質問を創り上げていくにあたり、関係部局との調整役をしていただいた、財政課の藤井副主幹さんと政策調査課の壱岐主査さんにはたいへんお世話になりました。
お二人の献身的なサポートのおかげで実りある一般質問にすることができました。
心から感謝します。
ありがとうございました。