甥っ子がヨーヨーを持って来て
「ひろき兄ちゃん(一応兄ちゃんと呼んでくれます)、これできる?」
となめたことを言うので
「貸してみぃ!」
クルクルと糸を巻いて、シャーシャーとヨーヨーを投げ出してはキャッチを繰り返すと
「すげぇ、すげぇ!」
続けざまに犬の散歩、そしてヨーヨーを前方に投げ、円を描いてキャッチ。
「すっげえ~!!」
鼻高々。
「俺がお前と同じ頃はね、ブランコとか両手で大車輪とかできよったとど。」
ということでブランコという技にチャレンジしましたが・・・
「今日はこのくらいにしといてやろう・・・」
小学4年生のころ、何が流行っていましたか?
ヨーヨーもでしたが、野球版、スーパーカー消しゴム、力士消しゴム、プロ野球選手カードかな・・・
でも最も印象に残っているのは、竹馬や水鉄砲ですね。
どちらも親父の手作りで、今考えると温かい玩具でしたね・・・
特に竹馬は、足を置く所の高さが調節できる優れもので、低い高さが物足りなくなると、丈の長い竹馬を作ってもらい、段々と高くして、自分の背丈ほどに固定して
「ちゃんと握っちょってよ!」
と親父がガッシと固める竹馬によじ登り、ヨチヨチ歩いては倒れ、よじ登っては倒れ、ひざやひじをすりむきながらもよじ登り、そしてホイホイ歩けるようになると、調子にのって
「もっと長いやつ作って!」
「バカ!これ以上はケガする。」
と小突かれたものです。
今どきの子どもは竹馬で遊んだりするんだろうか・・・
それより竹馬や水鉄砲を作ってあげられるだろうか・・・
温かい思い出を受け継いでいくためにも、親父が元気なうちに作り方を習わなくてはと思いました。