goo blog サービス終了のお知らせ 

ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

4月のお菓子

2012-04-13 22:19:48 | 食べもの&グルメ

4月のお茶の主菓子は桜、お干菓子は老松の京落雁。
竜安寺のつくばいの「我れ、唯だ、足るを知る」はなかなか面白く、印象に残っている。
知足のものは貧しといえども富めり、不知足のものは富めりといえども貧し、という禅の格言。
満足の気持ちがあれば、お金がなくっても、シアワセになれるし、不満ばかり言ってたらいくら大金持ちでも不幸ってことかな。
「知足」と石庭がかたどられている。
(漢字は基本的に縦書きで、右から書いていく。一字ずつ縦書きしていくと、結果的に右から左に読みすすむことになり、横書きの場合の「知足」の逆になる)


こないだ、知り合いに聞いた話、ご主人の親が亡くなって、6人で分けても遺産がどかっともらえたと。
あるところにはあるんやなぁ。心がけではどうにもならない現実もあり。

友だちにパスコのシールをたくさんもらった、足るを知りましょう。
しかし、あと1点あれば、もう1個シリコンスチーマもらえるのに。
わずか1点足りひん!不知足のワタクシです。

感謝するの日

2012-04-12 22:24:32 | 日常&生活

カタクリ 大阪市大植物園 4/6

絶好のお花見日和だったけれど、仕事出勤。
誕生日というのは生んでくれたことに感謝、母の歳を越えて生かされてきたことに感謝する日と思えばこんな私でも素直になれる。
桜の花、柔らかい春風、はい、ありがとう。
というわけで、ショートケーキを3種3個買ってきて夕食後にデザートした。
もちろん、私がいちばんに選ぶ。いつでもどんなときでも…だけど(笑)
「あ、こりゃ、おめでとうコメント入れないとアカンなぁ」と思った方は、ボソボソとつぶやいてください。
天邪鬼なんで、コメント欄復活。

最近読んだ本

2012-04-11 13:20:11 | Book

4/6 市大植物園 アブラチャン(可笑しな名前は記憶によく残る)

今日は雨。今のところはシトシト雨だけど、今年の天気は侮れず、突然、嵐になったりする。
右肩が痛くて、服の袖を通すときに「痛たたーっ」になる。
膝と腰は今のところどうもないが、こんな風に少しずつ不具合が出てきてだましだましで歳を重ねていくんやね。

◆「おおきなかぶ、むずかしいアボカド」 村上春樹
村上春樹の小説は「ノルウェイの森」くらいしか読んでないけれど、数少ないエッセイはほぼ欠かさず読んでいる。
 ・小説を書くときの材料として、いろんなエピソードや知識、記憶、ネタはコソコソと引出しに貯めておくので、先にエッセイに使えない。 それでエッセイが少ないらしい。
 ・「ビール会社が作るウーロン茶みたいなもん」だって。ウーロン茶しか飲まない人も居るのでエッセイも手は抜かないと。
 春樹さんがエッセイを書くときの決まりごと
  ・人の悪口を具体的に書かない
  ・言い訳や自慢をなるべく書かない
  ・時事的な話題はさける
私がブログ記事を書くときの心がけと似てますね。
 ・自分のことを「おじさん」とは決して呼ばない。口にした時点で本物のおじさんになってしまう。
 ・なるべく年齢については考えないようにする。普段は忘れていればいい。
なるほどなるほど的な言葉が並ぶので、好きです。

◆「ひとりの午後に」 上野千鶴子
 ・夢を持たなくても、充実した毎日を楽しむことができる。
 ・忘れることは生きるスキル。
 ・いまの自分が昔の自分より少しはましになっていると感じる…忍耐強くなった、それに寛容になった。
 ・リアリストはあんまり失望しないし、執着も強くない、完璧主義でなくてよかったと。
 ・他人にも世間にも多くを期待しないせいで、思いがけない恵みがもたらされる。
 ・無知の鈍感さよりは、意識的な悪意のほうがまだまし。
共感部分が多いのでやっぱり好きです。

◆「命あるかぎり」 河野義行
松本サリン事件で当初、警察からもマスコミからも犯人扱いされて、奥様を亡くされた河野さんの本。
あれほどひどい目に合いながら、いつも冷静淡々としていた河野さんの人となりがよくわかる。
転職を7回もしているのも、社会性のない怪しい人物だと思われたらしい。
 ・恨む、憎むなどという無駄なエネルギーを使って、かぎりある自分の人生を無意味にしたくない。
 ・家も土地もお金もさまざまなモノは所有しているのではなく、生きている間だけその使用権を借りているだけ。
 ・自分がほしいモノは買うが、そのモノには執着はない。
 ・60点、及第点の社会人でよい。自分にとって大事なものは1、家族、2、趣味

◆「困ってるひと」 大野更紗
図書館でいっとき予約待ちが100人超えていたが、仕事場に入ったのですぐに読めた。
ボランティアでミャンマー難民支援で駆けずり回っていた女子大学院生がある日、突然筋膜炎脂肪織炎症症候群という超難病に罹ってしまい、1年間の壮絶検査入院と9カ月の入院生活のお話。
全てが他人頼みの生活になってしまい、想像できないほどの苦痛がありながら、この突き抜けた明るさと可笑しさはなんなんだろう。
・なにがあっても悲観も楽観もしない。ただ、絶望はしない。
・パニックになる前に、ただ、どうしようかなと現実的に即物的に考え始める。
「他人にとってわたしは「迷惑」そのものなんだ」という更紗さんが最終的に頼れるものは「社会」の公的援助しかないと、複雑怪奇な日本の福祉制度を切りかかっていく姿に笑いと勇気をもらえる。 

◆「日野原重明 一〇〇歳」 日野原 重明
長寿はある程度は遺伝もあるだろうけど、健康であれば、ま、長生きも悪くないんじゃない?と思う。

と、今年になってから読んだ本をピックアップ。自分のための覚え書きです。

未開の桜

2012-04-10 17:47:23 | 日常&生活

ハナノキ(高木のため望遠ズームでこれがせいいっぱい) 4/6 大阪市大植物園

ようやく暖かさが定着して、今日から見た目も身軽の白っぽいコートに替えた。
ダウンやキルティングのコート、コーデュロイのパンツもぜーんぶ洗濯して、冬よさらばじゃ。ホンマに長かった。
なんぼなんでも、これでもう春でしょう。
人工内耳定期受診の大津赤十字、10日なら三井寺も石山寺も桜満開かと予約したのに、まだまだ咲き始めで、結局どこにも寄らず周らず帰宅した。
ついでに2つやっつけようという目論見は外れた。
しかし、行きの電車はいっぱいの人出ではあった。
京都京都となびくは老若男女の人の群れ。

石清水八幡宮

2012-04-09 17:49:49 | 身体&健康

道端のスミレ


最高気温20.9度。ぬく過ぎ。
昼過ぎまでケーブルテレビ三昧で、こんなんではここ数年、いや、人生史上最重を更新し続けることになりそうだし、男山石清水八幡宮へウォーキング。

八幡宮の桜もまだ満開まで数日かかりそうで、展望台から見えた背割堤の桜も真っ白にはなっていなかった。
竹やぶ道の筍を目当てしてたのに、販売は朝のうちだけかも。
しかたないので生協でちっこい筍とエンドウ豆を買ってきた。

万博公園お花見

2012-04-08 23:59:37 | お出かけ

黄色のチューリップだけ咲き始めていた。

毎年恒例の人工内耳関西のお花見。7年連続良い天気。
満開まではあと3日というところだけど、晴天の暖かい1日で花見客でごったがえし。
3時前に解散してから、奥のほうの枝垂桜も見に行ったけれど、五分咲きくらいでまばら感。


私市植物園のあとでは、万博公園の人の多さにじっくり桜を撮る気力も萎えた。

大阪市立植物園(私市)

2012-04-07 22:49:20 | お出かけ

4/6

今日も気温はあまり上がらなかったが、お天気は今日のほうが日差しがあった。
友だちと相談して昨日決行したけど、こんなことなら今日に私市に行けばよかったかも。
当てにならない天気予報だから仕方ないね。


幹が苔むしている寒桜


背の高い枝垂桜や糸桜、真ん中あたりに人影が。


色の濃い桜は「熊谷」寒桜。


米八の桜弁当。桜おこわと筍おこわが入ってます。寒くって味もよくわからんかった(笑)


植物園は桜のほかに、カタクリ、サンシュユ、トサミズキ、ヒュウガミズキ、アブラチャン、山吹、タチツボスミレなど花いっぱい。
サクラ山には、まだ、つぼみの木もいっぱいあったし、ソメイヨシノや大島桜、八重桜など満開になったら、また、行ってみたい。
昨日、綿ローンの小花チュニックブラウスで気に入ったのが売ってたんだけど、ポイントカードを持ってなかったので、今日のお昼に駅前モールに行ったら、すでに赤系の11号サイズは売り切れ。
グリーン系はあったけれど、顔映りがパッとしないし、買うの止めた。
せっかく春の装い見つけたのに。

私市の植物園

2012-04-06 21:34:39 | お出かけ
桜便りは私市から。
いつもは満開になっているはずの私市大阪市立大学理学部付属植物園、お天気が…と言える余裕もあらばこそ、本日決行。
いきなり、行きの電車中で空が暗くなってにわか雨がザーッ。
雨が止まなかったらトンボ返りかな。
2回ほどパラパラしたけど、かなりな寒さにもめげずに、結局、閉園時間の4時半まで粘ったのだ。
起伏のある園内に、いろんな桜や花木があり、ほんまに1日カメラで遊べます。
今日は撮り疲れて、ケータイから。

仏像と写真

2012-04-05 20:50:40 | 書&絵

薬師寺の天幕に映った桜の枝


薬師寺には国宝がわんさかあり、仏像もいろいろあったけれど、元々仏像にさほど興味もなく、サーッと拝観しておしまい。
しかし、 奈良市写真美術館の没後20年入江泰吉の東大寺展で見た仏像の写真には引き込まれてじーっと見入ってしまった。
本物実物よりも写真で見るほうがはるかに感動するという本末転倒の私の感性って貧相そのものである。
写真のほうが好きというのと、入江泰吉の写真が素晴らしいということなんでしょう。


奈良薬師寺

2012-04-04 22:57:40 | お出かけ

春の嵐のあと、今日はお天気も回復に向かったものの、めちゃくちゃ寒くって、恰好悪かったけど、薄手のキルティングジャケットを着て行った。
まあ、それでも首をすくめるほどの冷たい風が吹いていた。
友だちに薬師寺花会式の招待券をもらったので、奈良近くの友だちと行ってきた。
平年なら、桜満開になっているはずが、まだ、咲き始めといったところ。


無料のお弁当をもらうのに恥ずかしいかと思ったけれど、大勢の人が券を持って並んでいて、美味しくよばれた。


お抹茶の接待もあり、こちらも並んでいただいた。
「何もかもタダで、お賽銭、はずまんとなぁ」と言ったら「はずんでいくらやねん?」と突っ込まれたけど、百円です(笑)
でも、お土産コーナーでいっぱい買ったから、少しは貢献できたかも。


法要のとき、何度か写経収めて寄進された人が薬師寺管主さんとご対面して写真も撮ってもらっていた。
西塔は30年前に再建され、「あお=青」と「に=丹」の派手な色もだいぶしっくりした色合いに。
その頃の管主の高田好胤さんがテレビで大寄進を呼びかけ、金堂↓も40年くらい前に再建されている。
唯一天平時代から残る東塔は現在修理中で、白い大きなテントに囲まれていたのは残念だった。


行きしの近鉄の電車、友だちとしゃべっていたら、「西ノ京」駅で降り損ねてしまい(車内放送が聞こえる健聴者でもしゃべっているとわからんらしい)「郡山」まで行ってしまった。
せっかくだからと、桜祭りのぼんぼりだけがにぎやきかな郡山城を見て、折り返しで、西ノ京へ戻るとき、奈良1dayチケットが見つからない。
バッグの中を探すときに、ホームのベンチに財布を置いたままゴソゴソ、そのまま立ち上がって改札まで戻ってしまい、ひゃー!今度は財布がない!
慌ててホームに戻ったら、おじさんが「これか?」みたいに財布を手に持って振ってくれていて、無事手元に戻った。
ありがとうございました。
やれやれ、前回浜松で財布を落としてから早や2年、そろそろ気合が抜けるころじゃ。
命拾いの財布であった。
薬師寺のあとは奈良駅に出て、入江泰吉写真美術館にも足を延ばし、3か所めぐって、1dayチケットを使いまわせた。
うーん、これで桜満開なら、言うことなしの1日やったんやけど、欲をかいてはアカンなぁ。
もうちょっとで、泣きの1日になってしまうとこやったんやし。