春の嵐のあと、今日はお天気も回復に向かったものの、めちゃくちゃ寒くって、恰好悪かったけど、薄手のキルティングジャケットを着て行った。
まあ、それでも首をすくめるほどの冷たい風が吹いていた。
友だちに薬師寺花会式の招待券をもらったので、奈良近くの友だちと行ってきた。
平年なら、桜満開になっているはずが、まだ、咲き始めといったところ。
無料のお弁当をもらうのに恥ずかしいかと思ったけれど、大勢の人が券を持って並んでいて、美味しくよばれた。
お抹茶の接待もあり、こちらも並んでいただいた。
「何もかもタダで、お賽銭、はずまんとなぁ」と言ったら「はずんでいくらやねん?」と突っ込まれたけど、百円です(笑)
でも、お土産コーナーでいっぱい買ったから、少しは貢献できたかも。
法要のとき、何度か写経収めて寄進された人が薬師寺管主さんとご対面して写真も撮ってもらっていた。
西塔は30年前に再建され、「あお=青」と「に=丹」の派手な色もだいぶしっくりした色合いに。
その頃の管主の高田好胤さんがテレビで大寄進を呼びかけ、金堂↓も40年くらい前に再建されている。
唯一天平時代から残る東塔は現在修理中で、白い大きなテントに囲まれていたのは残念だった。
行きしの近鉄の電車、友だちとしゃべっていたら、「西ノ京」駅で降り損ねてしまい(車内放送が聞こえる健聴者でもしゃべっているとわからんらしい)「郡山」まで行ってしまった。
せっかくだからと、桜祭りのぼんぼりだけがにぎやきかな郡山城を見て、折り返しで、西ノ京へ戻るとき、奈良1dayチケットが見つからない。
バッグの中を探すときに、ホームのベンチに財布を置いたままゴソゴソ、そのまま立ち上がって改札まで戻ってしまい、ひゃー!今度は財布がない!
慌ててホームに戻ったら、おじさんが「これか?」みたいに財布を手に持って振ってくれていて、無事手元に戻った。
ありがとうございました。
やれやれ、前回浜松で財布を落としてから早や2年、そろそろ気合が抜けるころじゃ。
命拾いの財布であった。
薬師寺のあとは奈良駅に出て、入江泰吉写真美術館にも足を延ばし、3か所めぐって、1dayチケットを使いまわせた。
うーん、これで桜満開なら、言うことなしの1日やったんやけど、欲をかいてはアカンなぁ。
もうちょっとで、泣きの1日になってしまうとこやったんやし。