ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

立山・五箇山(8)富山

2012-07-28 15:50:52 | 山の旅
立山・五箇山 2012.7.15~18


廣貫堂の古い薬袋など

7/18、ゆっくり寝坊して、久しぶりの正統派パン朝食。


朝から暑い。さて、富山の残り2時間をどうするか。
爽やか気候ならば、レンタサイクルで回るという手もあったが、この暑さ、もう地べたをはい回りたくない(笑)
じゃ、タクシーで近場に行ってみよう。
越中富山の置き薬で有名な廣貫堂資料館へ。
昔、実家の納戸に吊り下げていた怖いだるまの絵の袋などなつかし商品が展示されている。
ここでお土産に塩檸檬飴と夫用にケロリンナイロンタオルを買った。
飴は食べてみないと、自分の口に美味しいか不味いかわからんけど、これはすぐに空になったので二重丸。



左:廣貫堂資料館   右と下:富山市民芸合掌館

そのあと、タクシーの運ちゃんが時間に合わせて、2ヶ所ほど案内してくれた。

最後に富山市と立山連峰(かすんでいるが)一望できる呉羽山展望所へ。


そして、富山駅で解散、お土産少しに、ますのすしを買って、帰りの特急サンダーバード(ガラ空き)でひとり昼食。
ケータイいじったりしていたら、すぐに猛暑の京都駅到着。
たいして筋肉痛にもならず、山も村も花も街も歩いて撮って、2012年夏の旅は終わった。(完)
立山・五箇山の旅
(1)立山室堂へ (2)雷鳥荘 (3)雄山へ (4)大汝山 (5)室堂平 (6)室堂から富山へ 
(7)五箇山相倉 (8)富山

立山・五箇山(7)五箇山相倉

2012-07-28 14:10:51 | 山の旅
立山・五箇山 2012.7.15~18


7/17
昼食後、富山駅からJRで20分、高岡駅でヤマさんに車で迎えに来てもらって、合掌造りの相倉(あいのくら)集落まで1時間ちょっと。
ちなにみJRの切符を買うとき、高崎まで4枚くださいと言ってしまって、あやうく新幹線の切符など買ってしまうところであった。
世界遺産の合掌造り集落は岐阜県の白川郷、富山県の五箇山の相倉と菅沼があり、白川郷は数も多く見ごたえはあるけれど、めちゃくちゃ観光地化されていて、富山からはいちばん遠い。
相倉はひなびた感じののどかな集落で合掌造りの家も20棟余りある。
ほとんどが築100年から200年経っていて、茅葺屋根の葺き替えなど、世界遺産を維持するのもたいへんだろうと思うけど、いつまでも残ってほしい。

ここは子どもが小さかった頃に家族で来たことがあり、お土産に買って帰ったカボチャの美味しかったことを憶えている。
一昨年の冬にも写真のツアー(こちら)で訪れたが、四季折々、いろんな表情を見せてくれる相倉である。
合掌造りは見たことがないという3人に見せてあげたいというのもあったけど、もちろん自分が写真を撮りたいっていうのも大きい。


時刻が午後3時も回っていたからか、ほかに観光客もほとんど見かけず、静かなもん。


田んぼの緑がやさしい


藁葺の家を取り囲む夏の花々



小さな釣鐘のある藁葺のお堂


標高は400mほどのところだが、しかし、風が通らず、暑いのなんの、茶店に入って、かき氷だ!
宇治金アイスミルクもイチゴアイスミルクもオッケーだけど、レモンにミルクは合わないやとR玉くんがぼやいていた。
かき氷が盛られた和風の器もシロップの色に良く合っていて、食べ終わったあともしばし鑑賞。
私の宇治金の器は見事に雷鳥色であり、またまた、雷鳥見たで!と自慢する人。。。




ペットボトルまでがなにやら懐かしく映る



みちゃが障子のままだと雨で敗れたりしないのかな?と言ってたけど、ホントにどうなんやろ?どこかに隠し雨戸があるんかな。


大きな合掌造りもある


夏の花と藁葺の家、子どもの頃の思い出が立ち上ってくるような



最後に、駐車場から5分の展望台まで行こうよ!提案したら、15分待ってやると言って、駐車場待機の根性無しのお2人(笑)

残りの若者?3人で展望台まで13分で往復してきた。
実は、ここの展望台2年前の冬に時間不足で行けなかったので、心残りの場所であり、リベンジ。
わずかに登るだけなのに集落が一望できて、うーん、良い良い。



再び、高岡まで送ってもらって、富山に戻り、夜のご飯は「越中舞華富山うまいもんや」で白海老にイカの黒作りなどいろいろ。
白海老のお刺身は千円でちょっとしかなくて、高いんやからと言われるから、1匹2匹3匹…(イカの数え方は杯だけどちっちゃいし)と数えながら美味しくいただきました。
黒作りは、ま、イカの塩辛みたいなもんで、味わいよりも先に塩辛さが口の中に残ってしまうので、お酒も飲めない私にはむむむ…かな。

次へ
立山・五箇山の旅
(1)立山室堂へ (2)雷鳥荘 (3)雄山へ (4)大汝山 (5)室堂平 (6)室堂から富山へ 
(7)五箇山相倉 (8)富山

7月に読んだ本

2012-07-28 11:00:32 | お出かけ&旅

有本怜雲さんの個展で

『夏天の虹 みをつくし料理帖』 高田 郁 角川ハルキ文庫
女料理人の澪の物語、シリーズ第7弾は澪が好きな人との結婚を取るか、仕事を取るか。
結局、別れることになって、仕事がんばるのはずが、味と匂い不覚に陥り、頼みの相棒の料理人にも…となんだかええ所無しの展開で、もうひとつ面白くなかったかも。
シリーズになると、もし、テレビドラマになったらどんな俳優がいいかなと、だれしも思うところで、
こんなページがあった。( )は私の付記
なるほど、よおく考えてはります。 

澪+++蒼井優(今、売れっ子の尾野真千子がおすすめ)
芳+++黒木瞳(ちょっと若過ぎひん?萬田久子かなぁ)
種市+++笹野高史(佐藤B作のほうがいいかと思う)
ふき+++忽那汐里
健坊+++鈴木福(愛嬌良すぎ)
おりょう+++杉田かおる
伊佐三+++宇梶剛士
太一+++加藤清史郎
美緒+++山田優
小松原+++阿部寛の今の雰囲気を残しつつ
若くなった感じ(でももう少し筋肉がついてほしい)
永田源斉+++谷原章介or堺雅人(適役だ)
采女宗馬+++中尾彬
野江+++沢尻エリカ(もっと清純派を)
又次+++松田龍平(適役だ)
坂村堂+++林家正蔵
清右衛門+++安田顕


『八十四歳 英語、イギリス、ひとり旅』 清川 妙 小学館
この本、お習字の先生が貸してくれたとき、ちょうど、私のブログ愛読者の方がお勧めですとメールくださった。
主にコッツウォルズの村とジャージー島に滞在したことが書いてある。
文筆業のかたわら英会話の個人レッスンを長く続けて、イギリスに12回もひとり旅したエッセイをまとめたものである。
ひとり旅であろうが、友だちとの個人旅行であろうが、基本はやっぱり英会話である。
英語しゃべれなかったら、結局、本当の旅行の醍醐味なんて味わえない。
日常よく使う簡単な英語のことなども書いてあり、これ読むとホンマに英会話習いたくなってくる。
といっても半端の人工内耳の耳じゃなぁ。もし、健聴だったら、英会話習ったかもなぁ、とか、見果てぬことを思ったり。
別に英会話を聞き取れなくても、英語力があれば筆談でもなんだってできるやん。
と思っても、今更勉強しんどいし、別にイギリス人としゃべらなくても、イギリス風景を撮りたい見たいだけなんやし…
これでも中学時代は英語はいつも5やったのに、生れの果てはこのザマで…、いじいじと言い訳してしまう。