ピッカピカの枚方市東部清掃工場
難聴サークルから社会見学で北河内4市リサイクルプラザ「かざぐるま」と枚方市東部清掃工場に見学。
「かざぐるま」はプラスチック回収からリサイクルのための施設で、小学生向きのわかりやすいDVDがあるが、日本語字幕は付いていないので、要約筆記サークルのボランティアさんが字幕を準備してくれた。
家庭から出された全てのプラごみも、人の手で選別される。
ペットボトルのふたとラベルも手作業で外すことになるので、私たちもひと手間かけてあらかじめ外しておかないとね。
じゃまくさいけど、私もこれからはちゃんと外そう。
プラごみに出せるのはペットボトルとプラマーク付だけやのに(食品トレーなども可)、こんな異物が…↓
「かざぐるま」ではプラごみを選別して、ペットボトルをつぶしてこの塊450本分20kgにしたり、その他のプラごみも固めて再生工場へ渡す。
バスで移動して枚方市東部清掃工場へ。
平成20年に完成した24時間稼働の最新設備の工場。
排熱で発電したり、臭気、排水、排ガスなど、環境のための最良の設備が整っている。
ゴミをかきまぜて燃えやすくするために大型クレーンがガバッとつかんで離す。
燃やして灰になったものは埋立地に持って行くが、将来的には全ての灰をもっと高熱で溶かしてスラブにして、コンクリートやアスファルトに混ぜるようになるらしい。
黒ダイヤのようなスラブ。白いものは陶器、グレーはアルミの塊。
陶器もアルミ缶も生ごみ・燃えるごみとちゃうよ。
環境にしろ、ごみ問題にしろ、資料を見るだけではなかなか実感がわかないけど、こうやって、動いている現場を見学したり、話を聞いたりすると、わが身の問題としてとらえられるねんなぁ。
昔、PTAかなにかで関電持ちの豪華昼食付バスツアーで敦賀の原子力発電所に見学に行ったことがある。
あのときだって最新設備の効率の良い安全エネルギーだと説明されて納得。
それで明るい未来を感じたのだから、まあ、最新設備だというだけで安心してたらアカン。
自分たちの税金でゴミ処理してもらってるんだけど、自分たちの税金の使い方もちゃっと見張っとかないと。
と、殊勝にも社会の勉強したのであった。たまには、わたしも。