VISTAQUEST VQ1005
どこかのブログだかコメントに、
花はキレイに咲いているものを撮ってやるべきだ。わざわざ枯れたり腐ったものを撮って載せる気持ちがしれない。
というようなことが書いてあった。
確かに、花だけを撮るときは、その花のいちばん美しい状態のを選んで、周りに枯れた咲きガラが写り込まないように注意して撮ったりする。
そういう美しい花の写真は誰が見ても心癒される。
しかし、老いたもの、枯れたもの、朽ち果てたものにも存在感があり、そこに何か愛しいものが見える気が…と、天邪鬼な私は言いたくなる。
生まれてから滅ぶまで、さまざまな状態が混在しているのが自然なのだから、全てのものに平等な目を向けてやりたい。
美意識も千差万別、人それぞれ。
写真というのは美を強調もするけど、醜にも目を向けてみよう。
と、プロの人みたいなことを言っては、人をわかったようなわからんような気にさせてしまうひらりん。
変なモノも撮りたい、だけの私の言い訳である。