一カ月前に訪れて印象深かった日本海側の海辺に再び行きました。もっとも,これには訳があって,一人の亡き登山家を記念する資料館を訪ねる旅でもあったのです。
昼は手作り弁当を浜辺で食べ,目の前に広がる海を眺めて目の保養。前とは打って変わって静かな海でした。はるかかなた水平線を行く船が見えました。ほんとうに点のようで,それが右に,左に動くのがかろうじてわかる程度です。静かな海は気持ちを安らげます。
さて,さっそくハマニガナの撮影に。その前にニガナの味覚を確認。海辺の味わいあり,です。
小さなハエの姿はなし。花の後にもう綿毛が。
あちこちに綿毛。キク科植物らしいすがたです。
穏やかな浜辺で花をいっぱいに開くハマニガナ。
小さなハナバエがやっと見つかりました。寒くなると,昆虫のすがたが激減。
晴れ渡る空の下,日を浴びて咲くハマニガナ。それを観察・撮影するのはじつにたのしいことでした。