自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

カキの木にルリタテハが

2020-11-16 | ルリタテハ

果樹園のカキの木をネットで覆っています。実がカラスの害に遭うからです。この日,実の収穫に行くと,中にルリタテハがいました。

これはルリタテハがカキの果汁を求めてやって来たからでしょう。タテハチョウのなかまがカキの汁を吸うのはよく知られた話。ここでもよく目撃します。

 

翅を閉じたときの色が,マアなんと樹皮によく似たこと。これは擬態の典型です。

 

翅を開きかけると,瑠璃色の表側が見えてきました。

 

すっかり開き終えると,みごとな色が輝いて見えました。

 

思いがけない出合いでした。この成虫はこの姿のまま冬を越します。