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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

生きもの,顔と頭 ~コンデジ版~(3)

2016-11-17 | 生物

昆虫の頭で,ひときわ特徴があるのがカマキリのそれ。三角頭に,でっかい目と,先の尖った口器。

どうしたことか,我が家の玄関先でじっとしていたものですから,撮ることに。昆虫は外骨格の動物。それを見事に物語るような殻が印象的です。触覚の根元に3つの単眼が並んでいます。 


やや下から見上げるようにして撮りました。この顎で獲物をバリバリ食べると思うと,襲われた生きものはひとたまりもなさそう。 

 
目はとくべつに重要な感覚器官。頭部に占める複眼の大きさを考えると,一目瞭然でしょう。獲物を襲うとき,外敵を威圧するとき,機能がフルに発揮されます。


この複眼の中に入って外の世界を見られたら,どんな世界が広がって見えるのでしょうか。そんなことができればもうびっくりですね。