どーも、プーカプカです。
最近の大きなニュースは、やはりコレでしょうか。
いや、パニックにはなってへんと思うけども
1食当たりの、健康的なフライドポテトの量は6本までだ!と、ハーバード大教授が言ってる、というニュースですね。
フライドポテトって、アメリカで盛大に食べられているイメージですが…
あれ、英語名は「フレンチフライ」っていう位だから、フランスから広まって、ヨーロッパでもテンコ盛りで食べられています。
イギリスなんかは、いわゆるフライドポテトに加えて、ポテトチップス状態に揚げたモノも、一緒にテンコ盛りにして、食事における「野菜」認定されており…
有名なフィッシュ&チップスは(店によって違いますが)、衣揚げの魚+フライドポテト+ポテトチップス+塩+酢+ソースで完結する料理なので、全米パニックどころでは無いハナシですね。
さて、金曜日の読売新聞は、かなりの紙面をさいて、「健康長寿へ医療・介護連携~データ共有、縦割り見直し」の解説をしています。
厚労省有識者会議の段階での提言ですが、医療保険と介護保険の制度枠を超えて、市町村が効果的に対策実施できるようにするもの、という事で…
つ・ま・り
国民健康保険と介護保険を使っている、生活習慣で改善余地のある疾患を有する在宅高齢者に対し、、サラリーマン健保会員のようにギュウギュウ絞られて出勤停止をチラつかせる事で態度を改めさせ退職するまで数値を追い回すという充分な効果を生んできた施策並みの事を行おうという、日本国民全員を見逃さないぜ!宣言なのであります←言い方あらためれ
で、同じ紙面の裏面には、75歳以上医療保険の軽減特例廃止という記事が印字されておりました
これが、自分の実感からすると、こんなわずかな額で?と思う…
本来7割減の軽減対象の内、特例で8.5~9割の軽減者が居るそうですが、どういう計算かというと、本来1,140円納めるべき月額保険料のところ、380円と570円組がいてる、と。
このくらいの軽減なら、続けてあげればよろし、という意見と、この程度なら払えばよろし、というのもあると存じます。
1人だけ見てたら、そう思うよね。
でも高齢者の人数を掛け合わせると、をいをい、な総額になるのかもしれません。
社会保障の抑制というよりも、気を引き締めろ、という警告的な措置なのかなぁ。
さらに、この記事の下段、広告欄は、健康雑誌2誌が占めておりました。
「総会」
違った。
「壮快」…血管が若返る最強極意、足指のバシが全身に効く、酢納豆で血圧・老眼・近視・ひざ痛が劇的改善
「わかさ」…糖尿病 ぐうたらでも改善!日本と世界の専門医が見つけた自力新療法、ミルク酢の高血糖改善効果がすごい、夜間頻尿・尿漏れ欧米式解消術
うん、皆の悩みはよく分かった(笑)
そういえば、テレビ番組で、眼科医と女優のチャレンジとして、毎日サーモンとゴマ油を食べて老眼が劇的改善!というのをやっていたけれども…
家計を握って日々料理する方ならご存知でしょうが、鮭を日々、量を食べるというのは、ものすごくお金かかります!
そして老眼改善状態を維持し続ける為には、鮭を食べ続けないといけないような説明だったので、それは…
などと、老眼が未だやってきていない自分がケチつけるハナシでも無いですが
実家で暮らしていた頃は、塩鮭と梅干と明太子が、あんなに値のはる食材だとはツユ知らず…
そういうモノにお金を出せるようになる中高年期以降は、塩分だ糖分だ過栄養だとツッコマレ
長生きするのも(色々分かってきて検証されて絞られて)タイヘンな時代です。
最初の新聞記事で触れた、厚労省ですが、審議会・研究会の要旨や資料は公開されております。
その中で、11月9日に開催された、第3回「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会の議事録を読むと…
(抜粋)
20ページは、炭水化物です。
炭水化物は、基本的に変更はございません。
目標量等は、脂質、たんぱく質の算として決められております。
この方法に関しても変更はございません。
しかしながら、炭水化物の健康に資する量という論文、かなり質の高いものが世に出てまいりまして、それなども新たに引用しております。
しかしながら、現在数値そのものは大きく変わらないのではないかと考えております。
(中略)
炭水化物に関しては、本来ほかの国との整合性を考えますと、糖類についての目標量などを出さねばならないところなのですが、幾つかの研究論文が日本に存在することが確認されました。
しかしながら、数値を算定し、活用に資するにはまだ少し早いかなと考えまして、世界的には「フリーシュガー」と呼ばれますが、フリーシュガーに関しての目標量、また、それに類する指標の算定は、今回は見送るということを私たちは考えております。
これに関しても御議論いただければと考えます。
21ページ、エネルギー産生栄養素バランスです。
これは、たんぱく質、脂質、炭水化物の項の目標量ができますと、それの合体したものになります。
したがいまして、特に新たな変更はございません。
(中略)
炭水化物ですね。
糖類については今回見送るということ。
○佐々木(敏)構成員 糖類の目標量は、今回は見送りたいと予定しております。けれども、糖類のことが世界的に定められているとか、日本人の摂取分布がどうかというところは、本文に書き込んでおくつもりでおります。
○伊藤座長 はい。よろしいでしょうか。次はエネルギー産生栄養素バランスです。これは前回と変わらないということですね。
○佐々木(敏)構成員 はい。
○伊藤座長 今後の研究課題が書いてあるということです。
(抜粋、ここまで)
出てきているページ数は配布資料で読めます。
最近、次の糖尿病学会で、摂取栄養基準に、糖質制限に踏み込んだ改定があるんじゃないか?と云われたりしてますが、厚労省の流れからすると、う~ん
ちなみに、標準的な健診・保険指導プログラムも出ております。
想定される患者様は、戦々恐々といたしましょう
ポテチが野菜とは・・・。
壮快・若返りの秘訣は「サンドイッチマン効果」です!
あ、今、新たなたくらみじゃなく活動を始めました。
プーカプカさんなら「名誉会長」に!