古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

畑も山も水やりに時間をかけます。

2010年05月18日 06時20分54秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 今年は裏山にいろんな木を買ってきて植えました。いままで植えていなかった桃の木も2月に植えました。その桃の花が散り、赤ちゃんみたいな実がついています。「桃栗三年……」といいますが三年目になる苗なのでしょうか。
 乾燥注意報が出ています。雨が降りません。サツマイモの苗を植えたばかりだし、ようやく気温が上昇し日照も確保されるようになったので水やりが欠かせません。畑にホースを引っ張りまわして一時間ほど水やりをします。天気予報ではきょう火曜日も水やりが必要です。
 きのうは畑の水やりをすませてから裏山の水やりをしました。いろんな木に意識を向けて水をやっていきます。シイタケの原木置き場の前は以前は細い竹やアラカシなどが茂っていましたが、冬に木を植えるスペースを確保しようと茂みを切ってしまいました。そのため藪の奥に植えていた斑入りアオキに長い時間日が当たるようになりました。日陰のほうがいい木です。近くに生えてきたタケノコの芽を止めて、日陰になるように配慮しようと思います。
 ヤマツツジと思って名札を付けたのに間違っていました。コバノミツバツツジです。今年は寒肥の時期に、竹薮時代から生えていた土着の木々にも鶏糞を入れたからでしょうか。花のおわったこの時期に茂ってきました。竹薮時代は細く伸びていたのに足もとからしっかり茂っています。来年のツツジがたのしみです。
 アセビもそうです。竹薮を皆伐するときにたくさん生えているシャシャキやアラカシはほとんど伐り倒しました。みんなヒョロヒョロの細い木でしたから。でもアセビだけは曲がりくねった細い木でも残していました。アセビの葉をトウガラシなどといっしょに煎じて、畑の虫予防の薬として散布するからです。
 アセビは常緑樹です。そこで冬の間に、葉がなくなり枯れ木のようになった枝先を切りました。それが4月にきれいな赤い新芽を出し、いまは若緑色になって茂っています。寒肥と日照のお陰でしょうか。木に勢いがついてきました。
 わたしたち人間は、木の深い精妙ないのちにふれてただ感心するしかありません。
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1 コメント

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アセビはよく効くよ (はるにれ)
2010-05-18 23:45:15
アセビは たしかに 自然農薬として効果があります。昨日も 新芽を摘んで 煎じて 1000倍の竹酢液と唐辛子エキス(焼酎に漬け込んだもの)を混ぜて チンゲン菜や小松菜に散布しました。2・3日おいてもう1・2回散布します。例の小さい黒い蛆虫の被害が軽減します。
死骸が見つかるから確かです。ただ ヨトウ虫の成虫には無理かも。モンシロ蝶の幼虫アオムシも効果あります。

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