古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ついにアライグマがやってきたか!

2010年05月27日 05時04分15秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 動物の五本指の足跡がイチゴにかけた黒いマルチの上にくっきり残っています。畝間の地面はイチゴを採るときに踏んでしまったのでわかりませんが、この足跡はアライグマしか考えられません。
 ついにアライグマがやってきたか!
 二年前の4月この休耕田を借りる話になったとき、いちばん心配したのはアライグマの出没でした。朝の散歩で丈夫な魚網のような網をかけたスイカ畑を見て、おじいさんにアライグマのひどい仕業を聞いて、「なんとしてもアライグマに食べられないように畑を守ろう」と思いました。
 1,5メートル×50メートルの丈夫な動物用防護ネットを買い、スイカ、トウモロコシを守りました。スイカは地面に50センチの柱を打ち込み、竹を渡してネットでおおいました。トウモロコシは高さ1,8メートルの枠を両端につくり、竹を渡してネットでおおいました。作業をするときはネットをはずさねばならないので面倒でしたが、アライグマから作物を守りたい一心で頑張りました。
 しかしこの二年間、ヌートリア、ヒヨドリ、それに夜盗虫をはじめとするムシたちに食べられましたが、アライグマの被害はありませんでした。去年の夏スイカに丸い穴があけられ、「さてはアライグマか」と思ったことがありました。市役所に写真を見てもらったら「アライグマかもしれない」と檻を貸してくれました。猫が一匹引っ掛かっただけでしたが。
 アライグマは中をくりぬいて食べるのに、うちのスイカは円筒形に食べられていました。カラスもそんな食べ方をする、と農政課の人に聞いて様子を見ていると、カラスがよく畑をうかがっています。スイカ畑のテグスを張り直したら被害はなくなりました。どうやらカラスだったようです。
 今回はどう考えてもアライグマです。ヌートリアのように夕方から姿を見せる夜行性でなく夜になってから出没し、一晩に5キロくらいの行動エリアをもつそうです。今回の訪問は小手調べの探索だったようですが、本気でかかられたらイチゴ畑やトウモロコシ畑はひとたまりもありません。
『魔弾の射手』株式会社のドングリは魔法の弾丸でした。ゴムのパチンコでドングリを撃つと、闇夜でもカーヴしてアライグマの眉間にパチンと当たりました。恐怖におののいたアライグマは二度とこの畑に足を向けませんでした。 …… というようなことにならんかなー。
 
 
 
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