古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

大豆のサヤを干しています。

2023年11月11日 14時00分52秒 | 古希からの田舎暮らし
 大豆の出来がよくありません。〈刈り取り〉が大きく遅れています。それにまだ緑の葉っぱがついており、これを干していたのでは収穫が12月になってしまいます。そこでサヤだけをもいで、脱粒しようと思います。

 9日の午後、思い立って畑でサヤだけをちぎりはじめました。ぼくの写真を見て「おじいさんになったなあ」。
 この日は「三分の一」くらいサヤをちぎりました。10日は雨。シートをかぶせたまま。今日11日に「サヤちぎり」のつづきをやりました。午前中で全部のサヤをちぎることがでみました。
 サヤが例年にくらべて少ない。収量も少ないでしょう。ウッドデッキで5日ほど干して脱粒します。
 サヤを干してるところを写真に撮ろうとしたけど、カメラがない。どこに置いたのか。あちこちさがしています。
 こういうことはときどきある。どこかから出てくるような気もするけど、困ったな。
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日本は美しい

2023年11月11日 03時52分38秒 | 古希からの田舎暮らし
 図書館で『わたくしが旅から学んだこと』(兼高 かおる 著 2010年 小学館)という本を借りて読みました。〈兼高かおる〉を読むなんて、古い話です。(86歳のぼくも古い)彼女は1028年(昭和3年)に生まれ、2019年に90歳で亡くなっています。本のなかでぼくがとりわけ同感したのは、次の文でした。


「世界の旅」の仕事が終わってからは、日本中を旅するようになりました。「世界の旅」の取材中に財界の偉い方から、世界ばかりでなく日本を旅して、もっと国民に知らせてください、と言われていたのです。
 今までに日本は全都道府県を回りましたが、あらためて「日本は地球上で数少ない恵まれた国」だと思います。本当に美しい。
 北から南までバラエティーに富んでいて、海あり、山あり、谷あり、川あり。水がきれいで木も豊富で、四季があり、季節ごとに風景の趣も変わります。   (中略)
 日本はもっと自国の自然の素晴らしさを認識し、大切にすべきです。


 NHKのBS放送で『こころ旅』(火野正平が自転車で全国をまわる)が放送されています。2011年からもう13年目になる人気の長寿番組です。ぼくも欠かさず見ています。見ながら、「日本はいい国だなあ。山あり/川あり/田んぼあり/海あり」と思います。田舎に暮らしていると、なんでもない景色が「こころにやさしい」。軽トラにゴミを積んで、ゴミ・ステーションに行くとき、ついでに口吉川町を走ることが月に一度はあります。
 ゴミステーションから美嚢川を渡り、口吉川町の村々をトライブします。軽トラ・ドライブはいい。ゆっくり走っても不審者と見られない。田植えのころも、稲刈りのころも、冬も夏も、それぞれにいい。そんな景色が日本中にある。そんな景色の中で、やさしいこころが育ち、おだやかな、やさしい国になる。
 このごろ「海を見たい」とときどき思います。しばらく見ていません。モンゴル/トルクメニスタン/カザフスタン/など内陸国の人は生涯に一度も海を見ないで死んでいくのだろうな。海を見ようと思えばいつでも見られる日本。


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