古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

《北はりま第九》を聴いてしあわせな気分

2023年11月26日 10時57分53秒 | 古希からの田舎暮らし
 コスミック・ホールで2023年の《北はりま第九》のコンサートがありました。コスミック・ホールのクラシック音楽会はいつも聴くようにしていますが、チケットを持ちながら忘れて行かなかったコンサートが過去に二度あります。だからコンサートが近づくと緊張します。北はりまの《第九》は満席になります。それに早く行かないとホールの駐車場には入れません。あぶれると旧東条中学校のグランドに駐車します。ホールまで歩くのは300メートル超でしょうか。
 一時間まえにホールに着いて2時の開場を待ちたい。早く出ましたがみなさんも早い。あと5分遅ければ、ホールの駐車場に入れなかったでしょう。《第九》は毎年満席になります。前から二列目で音楽を堪能しました。
 合唱団の人数は多くありません。ソプラノ/アルト/の女性パートはいいのですが、テノール10人/バリトン5人/と少なく、高齢者でもあり、心細い。心配でした。しかし練習指導者の指導よろしく、ヘンデルの《ハレルヤ》/ヴェルディのオペラ《ナブッコ》から《行け、我が想いよ黄金の翼に乗って》/スメタナの《モルダウ》、そして《第九》と見事な合唱でした。
 そしてコスミック・ホールがいい。声楽家の独唱もあり、ホールの後ろの席で聴いてみたかったのですが、実にいい響きです。
 第九の終わりの盛り上がりに涙が出ました。あのホールの空気。響き。
 しあわせな気持ちで帰路につきました。
 NHK交響楽団のコンサート・マスター・篠崎史紀さんはこのホールをとても気に入っています。今度で六度目の演奏会が来年1月にあります。「ゆかいな仲間たちによるニューイヤーコンサート」と題して。また〈たのしみ〉ができました。

 
 

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