古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『日本木管コンクール』

2023年11月04日 22時38分56秒 | 古希からの田舎暮らし
 しばらく音楽会から遠ざかっていますが、クラシック音楽を音楽会で聴きたい気持ちです。そんな気持ちにこたえるように、今年の『日本木管コンクール』はクラリネットの番です。第二次予選ではモーツアルトの「クラリネット協奏曲」(ピアノ伴奏で)を、音のいいコスミックホールで聴くことができます。

 フルートとクラリネットが一年おきですが、二年に一度の第二次予選をたのしみにしています。今日がその日なので、9時20分の開演に間に合うように、早く家をでました。

 9時10分にホールに入りましたが、客席には一人もいないし、ステージも人なし。写真を撮りました。ピアノはスタインウエイですが、何の趣きもないステージです。
 二次予選では12人の予選通過者が演奏します。今日は半日聴くつもりで来ました。しかし一人目の演奏(30分)を聴いて帰ってきました。どうも気持ちが入らない。なぜか。
 考えてみると、今日は日本シリーズで阪神タイガースとオリックスが試合をする。阪神が勝てば優勝! それが気になって、音楽に身が入らないのです。ぼくは何かに熱中すると、若い頃からそればっかりを思うところがありました。「老人になったいまもそうなんだ」と自分で思い知りました。
 家に帰って仕事をしようと思ったけど、それも手につかない。昼寝をして夕方からの試合に備えました。
 そして試合は、負けました。実に不甲斐ない。情けない。明日もあやしいもんだ。暗い気持ちです。

 そうそう、NHK交響楽団のコンサート・マスター:篠崎史記さんはコスミック・ホールがお気に入りで、6年目になる今年も演奏会があります。今年は年末でなく、来年1月に。たのしみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする