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峠から見渡す夏の霧多布湿原です。
東京ドーム700個分の広さだとか。
先日訪れたときには、すでに秋が始まっていて、
もう少し茶色っぽくて、なんだかニュージーランドのテカポを彷彿とさせられました。
宿に着いたのは17;00過ぎ。
丁度、夕陽の沈み始めるときでした。
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JALから釧路行き格安チケット広告が届いて、
それに反応した夫が(彼は「格安」とか「半額」とかいう言葉に弱いんです(;^_^A💦💦💦)
突然、北海道に行こうと決めてしまいました。
で、去年2月にコロナが騒がれ出して、
止むを得ず中止した三月の釧路湿原の丹頂鶴。
時期は違うけれど、「釧路湿原」に行けるぞ~~~~~
との言葉に乗せられて、色々計画してみれば・・・
お目当てのお宿はもう満員でどうやっても無理(涙)
仕方なく、「では、おススメのお宿があればお教えくださいませんか?」
と、お尋ねして、ご推薦頂いたのがここ霧多布湿原の側にある「ペンション・ポーチ」さん ↓
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ひさしく「ペンション」なるものは避けてきましたので、一抹の不安はあったものの、
ご推薦とあらば、ということでアクセスして、リザーブしたのでした。
収容人数7人という小さなお宿です。
なんとなく無理やりな感じもありましたが、どうにかOKを頂戴して、
結果、当初の念頭にはなかった「霧多布湿原」に向かうことになったのです。
お宿と国道を挟んで湿原の反対側はすぐ海。
日の出は見逃してしまいましたが、濡れた砂に映る朝陽がきれいでした。↓
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潮騒、風、草原のそよぐ音、
時折、丹頂鶴や鹿のなく声もして、
さまざまな音はあるのに、
なぜかそれらすべてが「静か」でした。
空気が澄んでておいしい。
同じ日本の国で生きているのに、我が家の環境とは全く違います。
冬はいかほどに大変なんだろうか、と想像すらできず、
とてもここに移住する勇気はありません。
しかし、もしここに棲んだなら、
きっと私は違った私になれることでしょう。
そして、その私を私は嫌いではないはずです。
そんな人生もまた、ステキだろうな、と思わずにはいられないステキなところでした。
もし、夫がJALの格安広告を見つけなければ、
もし、コロナで帰省にストップがかかっていなければ、
もし、釧路湿原のお宿が取れていたならば、
もし、この両者のオーナーがつながっていなければ、
私がここに立つことはなかったと思います。
むかし書いた詩を思い出しました。
あの方とこの方がつながって
この人とあなたがつながって
そのおかげで私は今ここにいる。
これも神様のプレゼント❣❣
ありがとうございます。
ありがとうございます。
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窓一面、湿原です。それ以外何もありません。
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奥様の心づくしの朝食。
地元の物ばかりを使った、
本当にやさしいお味のおいしい朝食でした。
感謝です。
弥栄八坂
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