幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

秋来ぬと

2014年08月18日 17時45分09秒 | ひとりごと
 秋来ぬと目にはさやかに見えねども
          風の音にぞ驚かれぬる



   あまりにも有名な歌だけれども・・・

 秋来ぬと目にも風にもさやかに午後


    の、今日でした。

気温は高かったようですが
それでも、風にさやぐ木の葉の輝きにも
青い空の高さにも「秋」が見える今日でした。

一週間ほど前にはほんのひと時でしたが虫の音も聞こえましたもの。




 


お盆の間に
主人の実家、美代子さんちの玄関のトネリコを剪定した。

で、どうやら毛虫にやられたようで
左目の下から始まり
目の周り全体が赤く腫れ上がってしまった。

痛い!痒い!!
目が開けにくい!!

化粧ができない、
コンタクトが入れられない、

・・・てな感じで
用事はあるのにお家にお籠りのここ二日間。


あ~~~~、閑だ!!閑だ!!閑だ!!

お盆前に借りてきた8冊の本は全部読んじゃったしぃ~~~
テレビは面白くないしぃ~~~
録画も見たものばかりだしぃ~~~
掃除も洗濯も午前中で終わるしぃ~~~


あ~~~~
閑だ!!閑だ!!閑だ!!



と思いながら空を見る。

我が家の前は広い川が流れているから
お家の中からでも
広い空が見える。


そうだ!!
広い空が見えるところに住みたくて
ここへ引っ越してきたのだった。



ようし!!
こういう時こそ空をたっぷりと眺めよう。




おもむろに
床に寝ころんで
大の字になって
空を見た。

 
雲が何層にもなって流れていく。

まだ夏の雲。

でも、秋の雲も。

止まったままの雲と
流れの速い雲と
いろんな雲がいろんな色で
いろんな速さで流れて消える。



空は広い。
空は高い。
空は大きい。
空は不動。

 


そんな空を眺めていたら
死にたいと思うほど辛かったったり悲しかったりした過去も
いったいなんだったのだろうと思う。

これからどうなるのだろうかと時々不安になる未来も
たとえどんなに右往左往したとて
結局いつかは過ぎる事。
そして
過ぎてしまえば
やっぱりそれも
大したことないに違いない。


なんだ。
私の人生
何が来って
ぜーんぶ、大したことがないってことか。





・・・・・・そんな
大胆な気持になってしまった。



 現在過去未来 みな軽くなって秋空





こうして
息をして
空を眺めて
それだけでじゅうぶん幸せじゃん!!



思いは重い。
思いが手放せればこんなに軽い。

今、この瞬間、空を眺めてかあるくなって
ああ、私は幸せ。