幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

こどものように

2012年07月22日 15時14分34秒 | ひとりごと
 「人は楽しいから笑うのではない。
  笑うから楽しくなるのだ」


 私の「言葉の箪笥」の中にはこんな言葉がある。




 昨日の事件から立ち直れず
それが
長い目で見れば必ず「あのおかげで」となるのはわかっていても
苦しくてむなしくて
胸がドキドキして息苦しい。
このままでは
過呼吸になってしまう。




 言葉の箪笥の引き出しからまた顔を出し
私にささやく。


口角を5ミリあげなさいな。

口角を5ミリあげれば笑顔になるから・・・





 そうよね。
こんな時こそ笑っていなくっちゃね。
笑っていれば
必ず良い方に展開するのよね。



そうは思ってみても

どんなに口角を上げようとしても


・・・できない。

笑えない。

辛くて、苦しくて
涙が溢れそうになる。


こんなこと、1000年先から見れば芥子粒ほどにもならない些細なこと。

だいじょうぶ!だいじょうぶ!!だいじょうぶ!!!



自分を励ます。





 でも、だめ。

涙があふれる。





 だったら、泣いてしまえ。

笑うのも、自分を励ますのも、我慢するのもぜーんぶやめて
思い切り泣いてしまえ。




 丁度、真夜中
戸は全てしまっている。

家族は深い眠りの中。



私は、感情と涙の溢れるに任せ
大声で
オイオイと
涙いっぱいに
子供のように泣いてみた。


涙はとどめなく
後から後からあふれ出た。

よけいに悲しくなって
ますます涙があふれ出る。


もっと、もっと、もっと、と
わざと大きな声をだし
子どものように泣きじゃくった。





 30分・・・それとも
一時間くらい泣いていたのだろうか。


なんだかとても疲れた。

今まで体の中にあったネガティブなエネルギーが
全て声とともに外へ出てしまったような感じになった。


体から力が抜け
眠くなった。



気付いた時には
新しい朝が来ていた。





 いっぱいいっぱいエネルギーを出したから
きっと
新しいエネルギーが入ってくるだろう。

そのエネルギーの中に
きっと
私を支えてくれるものがあるのだろう。

もしかしたら
今夜は口角を上げられるかもしれない。



涙に感謝、泣けることに感謝、・・・である。






         笑いたいのに笑えない

         辛くて苦しくて笑えない


         知らないうちに
         涙が出てしまう

      
         そんな時は
         涙は止めないで
         大きな声で
         思い切り
         子供のように泣いてみて

         全身全霊で
         赤子のように泣いてみて




         きっと
         きっと
         何かが変わるから
         生きるエネルギーが入ってくるから