はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(81)    タンメンの夜「三幸苑」 野毛

2012-02-28 00:42:35 | 日記



月に一度恒例の
水戸黄門のお銀(由美かおる)の入浴シーン同様
皆さん泣いて喜びヨダレが溢れてくる散策であります






今回ははげまるが大好きなタンメンの話





野毛の老舗「三幸苑」
この店のタンメンは前に書いた通りの向かいにある「大来」のタンメンと並び
野毛では超有名でありその お味は
う~ん  

おほん(咳払い)
みなさん正座して読んでくださいね


話は180度変わる これを見ている男性諸君 

 あなたは

色黒でキュートで情熱的で可愛い女性と
色白で控えめでほのかな色気を感じる女性とでは
どちらが好きですか

この難問を う~ん  と悩んでしまうあなた
そうなのです「三幸苑」と「大来」のタンメン
甲乙つけがたしなのである と思う

中には顔が付いてりゃ~ なんでもいいぞ
女だったらとにかく何でもいい 歳なんか関係ねぇ
ガンガン行くぞ~
と言う輩もはげまるの仲間にはいるが
そういう人は論外  アホなのです(誰かなぁ)




「大来」のタンメンは野菜がたっぷりのシャキシャキ感あふるるタンメン
「三幸苑」のタンメンは 野菜をよく煮込み油まみれタンメン

どちらも甲乙つけがし なのであり
はげまるは酒を飲むときは「三幸苑」 食事ノミの時は「大来」と言う感じでやっている

そう ガンガン行く時は色黒でキュートで情熱的で可愛い女性
軽くのんびりコソコソ行く時は
色白で控えめでほのかな色気を感じる女性
 
こんな感じで残りの余生のタンメン人生を過ごして行きたいものである
(おね~さんは ほとんどあきらめている 未練はタラタラあるがね)






なにしろこのタンメンスープだけで軽く酒を飲める
これに餃子を加えれば鬼に金棒万歳三唱なのである





向かいの「大来」は食事ノミの人が多々いるが ここ「三幸苑」は
ビールか酒を飲みながらの人が多いのである






みなさんも 色黒でキュートで情熱的で可愛いおね~さん
じゃなかった 油まみれ極うまスープのタンメンを食べるなら
ここはお薦めですよ





毎度ではあるが  真夜中に書き終わって写真を見ると
あ~  食いて~なぁ こんな散策書くんじゃなかった

と後悔する私はアホです。


<はげまるのライブ情報です
4月22日の野毛バラ荘ライブの件は近日中に書きますが
3月11日 日曜日 高砂音楽祭のオープニングで
ソロで弾き語りします

皆さん はげまるの頭を見て東関東大震災の黙祷をするそうですよ(ほんと)

コメント (11)
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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(80)    紙風船の香り  本牧

2012-02-25 04:03:33 | 日記



本牧の通りから見晴らしトンネル方向に歩くと
昭和で時間が完全に止まってしまったような小さなお店がある





駄菓子屋さん風なのであるが 駄菓子屋さんではなく
お菓子類はほとんど置いてない







二年程前に ここで紙風船を買った
5個で100円  そう一つ20円である
家に帰ってその紙風船を膨らましてみたら
子供の頃の香りがふ~っと蘇る







年に一度位 母に頼まれてここで買い物をしているのであるが
実は 駄菓子屋さんではないのである





では 何屋さんなのだと不思議になると思う

実は ゴムヒモとかボタンとか糸とかを売っている店なのである





昼間はよく店先にブルーのシートがかけられていて
何が中に入っているのかは解らない
特に真夏の時期などはいつもブルーシートが掛けられている

そう  謎だらけの店先なのである







先日そのブルーシートが掛かって無かったので 写真を撮った

昭和の年代物の箱の中には 色々なボタンとか糸とか針なんどが
が沢山入っている

きっと箱の中には昭和の時代からしぶとく売れ残っている
ボタンとか糸なんかが箱の中の昭和の空気と共に
のんびりしているのかもしれない

箱をそおっと開けて 中に鼻先を入れてクンクンクンと昭和の匂いを
嗅いでみたいものである 犬だったら平気なのになぁ

そ~だ 今度犬のぬいぐるみでも着て来て
犬のふりをして
わんわんわお~ん クンクンクン とやってみる事にするか





昔の学生服で見たようなボタンなんかも見える


店の名前はどこにも書いてない
昭和で時間が止まってしまった感じの不思議なお店のお話でありました。


<追加>

ゆたかさんからのコメントで お店の名前は
「大久保糸綿」だそうですよ
コメント (10)
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2012,1st.LIVE " KEEP ON RUNNING”  大成功と 「やげん堀」七味唐辛子の味

2012-02-22 01:04:45 | 日記



先日の日曜日のライブは大成功




ぎりぎり60人が座れるライブバー「バッカス」には
お願いだから 頼むから 立ち見でもいいいから中に入れてくれ~ 
という人も多々来てしまい 立ち見の人も多々出てしまう大混雑の中でのライブは
大成功と相成りました

はげまるの割り当てチケットはわずか5枚ノミ
ブログで知り合っていつも一緒に野毛で怪しく楽しく遊んでいる
「よんぼうさん夫妻」関係と はるばる京都から来てくれる「みぼ」さん
にしかにチケットが回せなかった次第であります





写真には関口俊郎(V)  西山隆祥(B) ダン大津(G) はげまる(KY) は15年位前に
おいちゃんバンドとしてライブをしたのであるが
今回のライブには相良宗男(D)が参加してれた 


はげまるが関口俊郎(V)  西山隆祥(B) を初めて見たのは前にも書いた
「中川三郎ディスコティック」であり 今は無き柳ジョージもメンバーの
とにかく凄いバンドであった
15年ぶりのメンバー再会で大いに盛り上がった

ちなみに 関口俊郎は 昔から「おいちゃん」と呼ばれていたのであります

助っ人で  鈴木司(B.H) 

そして友情出演で横浜の生んだスーパーバンド ゴールデンカップスのギタリスト
 エディ藩さん

当然その当時からの音楽好きの遊び人の若者達全員が オジサン オバサンに変身して
大挙押し寄せたのは言うまでもない
(好きで変身しているのではねぇぞ)

そこで一見ライブとはまるっきり無関係の今回の題
「大成功と 「やげん堀」七味唐辛子の味」について書いてみる事にする






はげまるは年に数回 浅草に母と行くのであるが
かならず やげん堀の唐辛子を買ってくる






これは「やげん堀」七味唐辛子の裏に書かれている内容である

今回のライブの客層を七味唐辛子に話を置き換えて話を進めると云う
今世紀誰も考えに至らなかった アホみたいな試みである

まず七味唐辛子の内容を見てみると 七種類の原料が書いてある(あたりまえだのクラッカー)

焼唐辛子 これを60歳~65歳
唐辛子 これを55歳~60歳とすると

今回のライブの焼唐辛子  これは凄い 多分7割方である
唐辛子が2割方
そうなのである つまり9割方を焼唐辛子と唐辛子で占める事になる

ここからは適当に
黒ごま 45歳~55歳
陳皮(ミカンの皮) 35歳~45歳
山椒 25歳~35歳
けしの実 20歳~25歳でまとめて1割程度

最後の麻の実 20歳以下 は見かけなかったなぁ


つまりですね
七味唐辛子を買ってきて 家に帰って開けてみたら
真っ赤な一味唐辛子状態で
なんでぃ~  これは
という状態かな

「バッカス」の店の中は七味風ほとんど一味唐辛子状態である
おまけに加齢臭が合い重なり合い ムンムンはれはれ楽しさあふるるライブで
大いに盛り上がった

普段は山椒からけしの実状態でライブが行われているみたいで
「バッカス」の若い店員さん達も驚きを隠せない感じであった







これはソウルバンド ミラクルズが歌って ビートルズがカバーした
「You Reaiiy Got A Hoid On Me」を おいちゃん(関口俊郎)とディュエットしているはげまる

そう この曲を初めて聞いたのが はげまる高校生の時であり
ジョーちゃんのパート そう ジョン レノンのパートをはげまるが歌っているのである

感無量の一日でありました。


尚 翌日忘れ物をしたので取りに行こうと「バッカス」さんに連絡したら
前日の加齢臭が抜けきらないので お休みするという事であった
(嘘です  定休日でした)
コメント (14)
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異国情緒あふれる港町  横浜(143)    黄金町ガート下(2) 「権兵衛」

2012-02-19 00:44:08 | 日記




前回の続編であります

はげまるはかなり昔から 黄金町ガート下でしぶとく生き抜いてきた感じの
大衆酒場「権兵衛」さんのドアをガラガラと開けて中に入っていった






「いらっしゃ~い」 とカゥンターの中からはげまるより年上の女店主さん

奥のほうにはもう一人の女性
はげまると同年代ぐらいと思われる

客は誰もいなく はげまる一人である
初めての飲み屋さんに入る時は前にも書いたが
凄く緊張するのである

誰も座っていないカゥンターに取りあえず座った
店の中を見渡しながら
「あの~  ウィスキーの水割りください」

女店主さん
「は~ぃ」
水割りとツマミに 小皿が出てきた
女店主さん
「さっき100苑均一で買ってきたコノ豆 うまいよ~」
とぽりぽり食べながら
開いている袋から 小皿にザラザラと豆を入れてくれた

ここではげまるの緊張感はいっきに消えていった





カゥンターの奥には箸立が見えている
この店はエコの店なのである そう新しい箸なんか置いてないみたいである






二杯目の水割りを飲む頃には はげまる得意のインタビューが始まっていた

この「権兵衛」さんの歴史はもちろん古く 
このガード下が全盛期の頃からここでラーメン中心の飲み屋さんを
営んでいたそうである
女店主
「その頃はねぇ 沢山の沖ナカシ(艀の運搬で働く人達)さんなんかがね
そこの川沿いに船止めてねぇ ~  ラーメン食べに来ていたんだよ
たしかラーメンが30円か50苑の頃ねぇ~  ははは」

「このあたりも4~5年前まではね 「ちょいの間」(またはちょんの間)の
人やら このあたりで働いている女性がねぇ 沢山食べに来たり
飲みに来てたりねぇ」

今は凄く静かで毎日暇しているみたいである







灰皿も昔風で もう  たまりまへんへんなぁ









沢山の置物が飾ってある
全てお客さんからのもらい物だそうだ

とにかく昔もらったのであるが 古くて何年前とかは不明であった





女店主さんにツマミでおひたしを注文した





その おひたし さんです

お会計をしたら 水割り二杯とで1500円であった

はげまるは
「今度はラーメン食べに来るね~」と「権兵衛」を後にした

外に出たはげまるは トタンの壁が延々と続く 黄金町ガート下を
とぼとぼ寂しく歩いて行った







竜宮美術旅館

昨年の秋頃 ここの散策に中に入った事がある
その時は黄金町再生なんだらかんだらと言う企画中で
入場料金500円也を無理やりふんだくられた苦い思い出がある

若いカップル 若い男同士 若い女同士 子供連れの若いカップル
とにかく大混雑  じじぃは一人はげまるノミ

これがですね二階に上がるとですね 各部屋ごとにですね
アートを凝らしているのですよ
しかも各部屋異なる人が担当しているである
廊下は廊下で○○○さんの担当のアートとかで クモの巣みたになっていたり

この旅館はですねぇ
親友の工○君に聞いたら
「お~  あそこはね 昔一階が同伴喫茶(また古いね)でね
二階は連れ込み旅館だったんだぜ~」なんて 酒臭い赤い顔してほざいていたのである

ようするに「ちょんの間」旅館であったそうである

二階に上がると3疊の部屋~4疊半の部屋が4~5室あった
とにかく人が多すぎて写真を撮るのに一苦労した
風呂はもちりん ひとつ 共同風呂だ
このあたりは前に散策した「野毛旅館街」の風呂と同じである







うら若き夢見る乙女がね ひとり真っ白な壁につつまれてね
日本文学でも読みそうな清潔感あふるるお部屋だ

このベットで子供とお母さんの記念撮影を撮るお父さんなんかが
入れ代わり立ち代わり このカットを撮るのに一苦労である






この部屋なんか おとぎ話の世界「私の素敵なお部屋」みたいである
流石若いアーティストは凄い  あっぱれあっぱれ雨あられ

なんですけんど

古い昭和散策専門の はげまるとして一言だけ
言いたいなぁ


あのですね  ここはですね(声が大きくなる)
 男と女30分一本勝負
(一本でも二本でも三本でもいっこうにかまいまへん)
の「ちょいの間」の本場 黄金町ガード下の連れ込み旅館だったんだっちゅ~の。

(尚 
中の写真は沢山撮りましたので そのうち書きますね)
コメント (9)
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異国情緒あふれる港町  横浜(142)    黄金町ガート下(1) 「ちょんの間」考察

2012-02-16 00:48:31 | 日記



今の黄金町のガード下あたりの景色に
昔の面影を見ることは出来ない
何しろトタンがずら~っと続いているのである
もちろん新しいトタンだ

はげまるが大好きな古びた昭和のトタンではない

おね~さんと畳は新しければ新しいほどいいと言われている
(定説です)
ことトタンに関して書けば このはげまる
古ければ古いほど味がでるので大大大好きなのである
(病気だな)





この黄金町ガード下のトタンがあった場所は4~5年前まで
「ちょんの間」と言われ
好きそうな男ならもちろん大好き
嫌いそうで気難しい顔をしている男でさえ 泣いて喜ぶ
「ちょんの間」形式の店が軒を連ねていた

夜ともなれば
赤い提灯がある和風「ちょんの間」屋さん
コンクリート創りの洋風「ちょんの間」屋さん前で
客引きをする女性達 品定めをする殿方達が
ひしめいていたのである 


「ちょんの間」
まあ 簡単に一言で書くとすれば
短時間で事(コト)を済ませる場所

ここで
「え~ん 事(コト)ってなぁに 一体何を短時間で済ませるの~」
なんて言う人がいたら ばっかも~ん
退場

とにかく「ちょんの間」は
 安い 早い ウマイの吉牛(牛丼)とは少し違いがあり
 安い 早い 行ったれ行ったの世界であると思う


ここで真面目に「ちょんの間」の語源について考察してみる事にする
(行ったれ行ったれ)


「間」であるが

まあ畳の「間」を意味する言葉であると思われる
しかも3疊とか4疊半ぐらいの狭い部屋
せんべい布団がひいてあって  裸電球が怪しく悩ましく
光る薄暗く照らす部屋

けして大広間の天井から光がさんさんと入り込んでくるような
「間」ではない (あたりまえだ)


これを「ちょんの間」の 「間」の独自の解釈とする


それでは明治大正昭和をしぶとく生き抜いて来た言葉(多分ね)
の本題「ちょんの」に話を移す事にする

 う~ん  一人で盛り上がって来たぞ~


「ちょんの間」(ちょんのま)
を広辞苑で調べてみたら見当たらなかったので
はげまる独自の解釈で話を進めていく事にする

(御断わり
ここから先は はげまるが「ちょんの間」を「ちょいの間」と勘違いして
調べたものであり そのあたりヨロシクね




「ちょい」が見当たらないので「ちょいと」で見てみると

「ちょいと」
  ちょっと と同じ と書いてあった

そこで「ちょっと」を見てみる

「ちょっと」 
 ① わずか。少し。とか④ ほんのついでに。

 ④の ほんのついでに。
  なんかがいいかもな
 酒飲んでヘロヘロの帰り道ついでにとか  銭湯の帰りついでにとか
 お買い物の帰り道ついでにとか
 マラソン大会のついでにとか(そんな奴おらんかなぁ)

う~ん  なんか少し盛り上がりに欠けるので

「ちょいちょい」
  を見てみると
 ① 小刻みな動きが気安く繰り返されるさま。
 ② 同じ物事が時間をおいて繰り返されるさま。
 とか他にもいろいろ書いてあるが
 ①②ともかなりいいではないかいな

テナ事例から考えてみると
「ちょんの間」の語源の中には 「ちょいちょい」も内在しているわけである
これからはみなさんも 
「ちょんの間」の言葉を使う時はそのあたりを深く考えて欲しいものである 








川沿いで残る数少ない昔からある飲み屋さん

このあたりの「ちょんの間」屋さんの姿はもう無い
ほとんどが壊されて新築されている

あ~昔の景色は雲散霧消 
またひとつ横浜の昭和が消えていったのである











先日寒い夜にガード下あたりの散策をした時の写真をこれから見せる事にする

昔からあった感じの「バー」







中に入ろうと思ったのであるが カラオケの文字が見える

はげまるは静かに飲む事を好むので やめる事にした





ここはかなり昔の「ちょんの間」の姿ではないかいの~

なにしろその当時 黄金町ガード下付近「ちょんの間」の店に入ると 
そこの店主のママさんが 何を飲むのかなんて
じえんじえん(全然)聞かないで
いきなり入口のドアに鍵をかけて
こちらを見て「にたり」と笑うそうである

(今までの話は全て人づてに また聞きし
はげまるが独自のハゲ頭で考えて書いた話であるぞぇ
 はっはっはふ~ん)


はげまるはガード下をとぼとぼと歩いた

歩いてみると 昔の「ちょんの間」風の店舗がそこそこあるのであるが
すべて白い壁にペイントされていて 若者のアート風に改装されている
中にはアートを見に入っている若者達の姿も見えたりする
歩いているのは ほとんど若者カップル
 じじぃの姿は皆無であった

嗚呼 ついに黄金町ガード下の「ちょんの間」の景色はついに
消え去ったのである







変わり果てたガード下を寂しく一人で歩いていると
昔からあった感じの居酒屋があった





大衆酒場
ラーメン お食事 とノレンに書いてある
なんでもあるぞ~  と言う感じの飲み屋さん

猫ちゃんが店から のんびりと出てきた

「う~ん  ここでも入って 酒でも飲んでみるか~」。

続く

コメント (11)
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