はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(143)    野毛 「日の出理容院」  ともえ荘

2012-02-04 04:32:50 | 日記

お待たせの「日の出理容院」

二階が民間アパート 一階に小さな飲み屋さんがひしめいている「ともえ荘」
少し前に散策した怪しいバー「かすり」の隣に「日ノ出理容院」がある

自慢ではないが このはげまる
ここ20年ぐらいは理容院 そう床屋には足を踏み入れてない
なんたって3000円ぐらいの電気バリカンで事を済ませているのである

そりぁ~そうだよ まるハゲのおめ~が(お前が)床屋さんに入ったら店主が困るだろうが
店主
「あ・・あの~ どういう髪型にしますか・・」(汗。。)
はげまる
「う~ん  ・・・オヤジ ・・・好きにやってくれ」

ここで抜き差しならない気まずい雰囲気が店中に流れ
店主 はげまる共々この世の無常因果毛根死滅ヤケ糞感で
涙ぐむのである

お断り
5~6年ほど前に一度床屋さんに入った事がある
それも銭湯帰りに酔っ払い状態で勢いで入ったくらいだと記憶している

普通は酔っぱらった勢いで おね~さん関係の場所に行くだろうが
床屋に行く これが流石 凄いですね(自画自賛)







「日の出理容院」

もちろん床屋さんでは無い 飲み屋である(バーであります)

写真は先日 店の中から撮ったモノ
真冬で凄く寒いのに風鈴が写り込んでいる

真冬に風鈴 季節なんか関係ねぇんだ ど~でもいいんだ 
酒が飲めりゃ~  ど~でもいいんだ 
流石 ともえ荘にある飲み屋であるな
(ほめている)







ここ「日の出理容院」10年ほど前までは ホンモノの理容院であった 
それが移転して空家状態であったのを今の店主が7年前に借りて
現在に至ったそうである

天井辺りに目をやると かなり壁がハゲかけている(ギクっ)
昔の理容院跡をほとんどそのままで
飲み屋を営業している

名前も変更せず「日の出理容院」のままである

そうなのです ここの店主は野毛にまだ残る昭和の文化
ここ「ともえ荘」の外観を少しも変える事なく
今に残してくれているのである

けして 
「金もねぇし めんどくせぇし  え~ぃ  このままでいいか~  ははは」

では無いのである と思う(希望的観測)






薄暗いというより超薄暗い店に入ってみた
店主は年の頃なら50代後半から60代前半
小太りのオジサンである
見るからに昔はロックで青春してました
ヒッピーしてました風なロングヘァー
おまけに頭にはバンダナである
無精ヒゲは伸び放題 暗くてよくわからないが
しばらくして店の暗さに目が慣れてくると鼻毛耳毛なんか伸び放題

マスター  はげまると同じ位のデカイ鼻の穴の持ち主である
その鼻毛を抜きながら

「え~ ど~も  いらっしゃい  え~何飲みます~」



なぁんて想像していたのである
 
ところが

  どんどんどんどどどん(太鼓の擬音です)


店主は ぬぁんとなぁんと
30才代前半の女性  おまけに可愛くて 愛想もいい
飲み屋さんの店主には見えない普通の女性であった
 
隣にある 吃驚(ビックリ)仰天のママさんがいる「かすり」とはかなりの違いはあるが
こちらも床屋の廃墟跡で飲んでいるみたいで 吃驚仰天空間のバーなのである






店の中はかなり暗い
その事は外からこの「日の出理容院」を見てもわかるのである
営業しているのか していないのかが よく分からないのである





こんな感じでね

真ん中には5~6人が座れるカゥンター
壁際には狭いカゥンターがある






そう床屋さんの跡を改装せずにそのままバーにした感じである
この写真は床屋さんの頃の待合処である







壁際の狭いカゥンター







床屋さんの頃 鏡があった場所跡が色が少し変色して残っている
(写真の右端)






バー「日の出理容院」は床屋さん跡をそのままに残している
凄い所である


ママさんにカゥンターの後ろにあるドアから ともえ荘のトイレに行こうと思ったら
ドアの外には冷蔵庫他いろいろあるので ともえ荘の表からトイレに行ってくださいと言われた

これが少し残念であったが 大満足の

  ともえ荘「日の出理容院」さんでした。 
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする