野毛から宮川橋を渡る少し前あたりに
古い昭和のビルがある
橋向こうは福富町である
このビルに昭和からある洋食屋の飲み屋さんがある
名前は 「シベール」
はげまるがこのシベールに入ったのは
たしか2回ほどで
昭和のカツラ装着時代であった
カツラを外してからは
一度も入った事は無い
(カツラで年代を判断しているな)
それでもマスターの顔は
何度となく野毛深夜の紳士淑女の社交場
阿武茶で 拝見していたし
言葉も交わした事があるが
毎回マスターはヘロヘレ状態であったので
はげまるの事はまるっきり覚えて無い
ましてカツラ装着時代のはげまるの顔なんか
覚えているわけねぇ
そんなシベールさんに先日の深夜
毎度の宮◯さんと行ってきた
もちりんこ
おごり取材である
あー 久しぶりだなぁ
はげまるの記憶にあるのは
長い木のカウンターで
マスターひとりでやっていた事ぐらいである
店内に入ると少し記憶が蘇ってきた
そうそう
こんな感じだ~
(宮◯さんの手が写り込んでいる)
カウンターもかなりハゲてきているぞ~
う~~ん まだらハゲだな
おめーも苦労したんだなぁ~
う~~~ん カウンターだってハゲるのだから
はげまるだってハゲても当たり前だのクラッカーだ
なんて思いながら
カウンターをじ~っと見つめて感動する
宮◯さんはここシベールには
何度か来ていて、
シベールのマスターとは
会員制中華ソバ屋「石小屋」でも
何度か会っているそうである
石小屋のお母さんもシベールのマスターも
厳選されたヘロヘレの達人だ
ふたりの会話を想像してみるだけで
楽しくなってしまう
ふたりとも次の日、ぜんぜん覚えてないもんなぁ
シベールは開店して30年目であり
マスターは
ぬぁんと、ぬぁんと、
毎度ヘロヘレになる小◯さんとは
昭和の時代からの友達であり
中華街では超有名な中華街スタイルのバー
コペンハーゲンでコックをしていたそうである
中華街スタイルバー
(はげまるが勝手に名前をつけた)とは
外人さんが多い中華街でよくみられた形式で
カウンターの中に英語が堪能な30代~40代の
しゃれた女性が酒を出していた
松本ケンセイさんがピアノを弾いていた
ジャズ専門のバー「ストーククラブ」もそうであった
横浜と言うか
野毛と言うか
世の中狭いもんである
びっくりしたなぁ~ もぅ。