はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(78)    ワシン坂付近の景色 「来来軒」 本牧

2012-02-10 00:45:31 | 日記



前回の続編であります

昨日 ワシン坂の信号あたりから撮った写真
見事に跡形もなく「キャノンボール」があった「松尾荘」は姿を消していた






ここで コメントを頂いたので「来来軒」について書いてみる事にする








「来来軒」は昭和の香りが今でも漂う下町の中華屋さんであり
「キヤノンボール」の帰り道に寄ったり
のんびり餃子で一杯やるか~  なんていう時にも行っている

とにかく落ち着ける雰囲気がたまらなくいい
ここは今でも はげまるが子供の頃の中華屋さんと同じ
空気が流れているのである


ラーメンも餃子も下町の味がしてウマイ
カツカレーを食べてみた
カレーは はげまるが子供の頃食べたカレーみたいに
まっ黄色でほとんど辛くない
カツは中の豚肉が薄い これがいいんだよね
このカツカレーにソースをかけるとお口の中は子供の頃に帰るのである

音楽の記憶も凄いが 舌の記憶も甲乙つけがたしに凄い
瞬時にしてその時代の景色やら匂いやら空気感までを
蘇らせてくれる






壁には何枚かの色紙に「水木しげる」の作品が飾られている
しばらくして店主に尋ねてみた
「あははは  これ遊びで私が描いんですよ」
はげまると同世代のマンガ少年であったみたいであり 凄くうれしくなった

「来来軒」さんは 酒類を注文すると ツマミに刺身が小皿にのって出てくる
小皿といっても餃子のタレを入れるような小皿である
いつも赤身のマグロ2~3切れ マグロの上にはワサビがしっかりとのっている

いつだったか マグロ切り身2切れ イカの切り身4~5本(蕎麦みたいに細く切られていて
上にはイクラが数粒)絢爛豪華雨あられ





「ウチは中華屋さんではあるが 下町の気楽な営業が基本でね
出せるもの何でも出すんですよ~」
の声が聞こえてきそうである






はい  サ・ヨ・ウ・ナ・ラ






その先にある昔からのカメラ屋さん
もちろん銀塩カメラ屋さんで修理もしてくれるみたいである

店の中からカメラ好きのはげまるより はるか年上のジィさんが
難しいシワだらけの顔で  ぬ~っ と出てきそうな気がする





散策ついでにワシン坂の信号付近の様子を撮りました
右手に「モーリスモーターズ」 その隣は「アロハ カフェ」





通りの向こう側には「イトーヨーカドー」
このあたりは2年前には原っぱであった
その昔 戦前には「本牧チャブ屋」街があった場所あたりだと思われる





この店はかなり前から閉まっている
骨董品屋さんであった  ここで20年ぐらい前にオリンパス・ペンEE3を
3000円で買った思い出がある
このカメラ ハーフサイズではあるがレンズが素晴らしく
良く写るので2年前までは現役でよく使っていたが光線漏れが出てきたので
先日 中古で買い換えたくらいである(9800円で)





昔からあるビル
英語のロゴが流石本牧している
昔はこのような建物が本牧通りには沢山見られたのである

ゆたかさんからのコメント
<ここいらへんの建物は外人さん相手に商売していたところが多いです。
アメリカの保険会社の代理店なんか多かったですね>






その隣のビル ここも古い  床屋さん「バンビ」

ゆたかさんからのコメント
<バンビって床屋さん、ここも古いですよ。
昔は外人さんも結構、来ていたみたいです。
外に、待ち時間が電光掲示板で表示されていたり、
すごかったですね>







石田薬局の旧店舗


オマケで そこから近くの本牧通りにあった怪しい店
「君と僕」

名前からして恐ろしくてついに一度も入れなかった
今思うと残念である

RIOさんからのコメント


<君と僕は何回か伺いました。
旦那さんは昔映画俳優をされていた方でした(売れてはいなかったみたいです)
昔の写真(ブロマイド)見せてもらいました。おでんが美味しかったですよ・・・
(秘密・・両刀の方でした。)25年ぐらい前のお話でした。。>

すっげ~  流石本牧人ですね
行ってみたかったなぁ






そう裏の空き地あたりには その昔からあった感じの民家が見える
「リキシャルーム」跡のマンションが後ろに写っている

昭和は遥彼方に消えていき 残るは はげまるのハゲ頭。
(ゴロがいいので書いただけです)

コメント (7)
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