くせ〜笑い声が響く
ウッ、フッ、フッ、フッ、
(片岡千恵蔵の笑声)
テレビがまだ
発売されてない
昭和の時代
七つの顔を使い分ける
片岡千恵蔵の扮する
多羅尾伴内(たらおばんない)が
活躍したモノクロ映画があった
シリーズ化されていて
はげまるが小学生の頃
よく映画館で見た記憶がある
謎の男 「七つの顔の男じゃよ。ある時は競馬師、ある時は私立探偵(多羅尾伴内)、ある時は画家、またある時は片目の運転手、ある時はインドの魔術師、またある時は老警官。しかしてその実体は……正義と真実の使徒(=使者)、藤村大造だ!」
片岡千恵蔵が
キャバレーの階段の上から
二丁拳銃で下のヤクザに向かって
バンバンバギューン
バンバンバババン
と拳銃をぶっぱらすが
鉄砲のタマが無くならない
いくら撃ってもタマは無くならない
下の30人のヤクザの拳銃のタマは
いくら撃っても
片岡千恵蔵にはまったく
当たらない
いったいどうなんてんだ
子供心に不思議だなぁ〜
なんて思ったもんである
子供がくっせ〜と思う映画を
その当時の大人達が
よくぞ沢山作っていたのが
素晴らしい
昭和の宝もんであるな
あと月光仮面とか
少年ジェットとか
50ccのバイクにまたがり
みなさん白いタイツ履いていた
オシッコする時大変だと
子供心に思ったもんである
このカットは昭和30年代に
シリーズ化されていた
警視庁物語からの一場面
壁に書いてある短冊がいい
ラーメン 40円
焼酎 40円
ビール 180円
サイダー 40円
ビールは特別な
お大尽様用だったのが分かる
ちなみにはげまるの小学生の頃
駄菓子屋で
ところてん、
もんじゃ焼、
屋台焼き鳥
紙芝居なんかも
5円だった
テレビがない時代も
楽しかったなぁ。