はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町横浜 (485) 涙を獅子のたて髪に 「ホフブロウ」 1962年(2)

2018-02-27 09:41:46 | 日記
前回の続編




これは映画の始まりあたりの場面、
寺山修司さん武満徹さんやらの
そうそうたる名前がならんでいる

主役の藤木孝さんと
加賀まりこさん以外の
出演者の名前を書いてたら
きりがないので書かないが
とにかく脇役陣も豪華な顔触である




マリンタワーがあったおかげで
位置関係がかなり確実に分かる、

この場面は山下公園側の山下埠頭で、
昨年の正月に岡山の☆☆☆さんと
案内役の地元のリオさん三人で
山下埠頭を歩いたが
山下埠頭が今でもこのままの姿が
残っている事がスゲー事である

リオさんの話では
あと4年ぐらいでこのあたりの
景色は見れなくなるみたいである

今回は前回載せなかった場面から
話を進めて行く事にする



「ホフブロウ」の中

はげまるが「ホフブロウ」に入ったのは
だいたい1970年頃だと思うが
一度しか入ってないから
あやふやな記憶しか残って無い

なんか店内の様子がだいぶ違うような
感じがしないでもない、
改装したのか、店内ロケは
違う場所でしたのか
まあ、50年ぐらい前の記憶であるので
そのあたりは脳味噌に霧が
かかっているような
ぼんやりしていて
よく分からない

それでも英語が流暢なママさんが
カウンターにいた記憶はある



カウンターの中に映る加賀まりこさん



大桟橋方面を望む場面

カメラがそのまま右方向へと動いていくと



その当時、一番活躍していた艀(はしけ)が
ずら〜〜っと
びっしり隙間なく並んでいるのが凄い

藤木孝さんの後ろ姿

このあたりは、はげまるブログに書いた
倉庫が並んでいた場所であり
ブログには倉庫の中の様子やら
壊される様子なんかも書いているので
暇な人はブログから探してくださいね、
(自分でも何話あたりで書いたか分からない)



この艀が大きな船から荷物を積んで
岸壁あたりに荷を降ろす仕事をしていた
みたいである



ホテルのバーの場面である

窓のカーテンとか
HOTELの字体からして
ニューグランドホテルみたいな
気がしないでも無いが
素晴らしい雰囲気のバーである

あ〜
その当時に
こんなバーでヘロちゃんではなく
おね〜さんと一緒に
グラスを傾けてみたかったもんである
(いつも埼玉屋さんで
二人で宝焼酎のグラスを
傾けているがね)



藤木孝さんと、岸田今日子さんが
一緒にグラスを傾けている場面
岸田今日子さんの妖艶な演技が
たまらないぞーー

反対側のカウンターには
南原宏治さん

映画の中では岸田今日子さんが
南原宏治さんと藤木孝さんを
二股かけて付きあっている設定である

う〜〜ん
岸田今日子さんだったら
二股でも三つ股でも四つ股でも
どんどん行って欲しいもんだ
くっそ〜
(意味不明)

最後に



昔はあちらこちらに見られた
電話ボックス

今の若い子なんか見たこと無いかもな、
だからトイレと間違えて
入ってしまうもなぁ



中はもちろん
数字ダイヤルをぐるぐる回す黒電話だ、
0が回すのが一番時間がかかる
なんたってジ〜〜〜と回すと
戻る時にもジ〜〜〜と戻ってくる
だから時間がかかる

010-0010-0001なんて
番号にかけたら大変
腕は疲れるは途中で間違ったりして
発信するまで半日はかかる

続編はあるかどうかわからない。




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異国情緒あふれる港町横浜 (484) 涙を獅子のたて髪に 「ホフブロウ」 1962年

2018-02-24 07:12:20 | 日記
今年の1月に本牧のゴールデンカップで
エディさんとの初ライブをやった時に
一人のお客さんがはげまるに話しかけてきた、

はげまるのブログをよく見ているそうで
どこかで見た顔だなぁ〜
なんて思ったら、なんとなんと
水町通りにあるレストランバー
「ホフブロウ」のカウンターに入っていた
店長さんであった

今は店を辞めたそうであるが
凄く興味深い話をはげまるに
してくれた
「ホフブロウ」の昔の外観が
ばっちり映っている映画があるとの事

テナ事で早速DVDを買って見てみた




はげまるが小学生の頃のスターであり
その当時のツイストNo.1
藤木孝さん主演の1962年の作品である
(松竹映画)

この映画はその当時新人であった
加賀まりこさんのデビュー映画で
その初々しい姿がたまらなくいい

撮影は全て山下公園あたりが中心で
山下埠頭、材木座、中華街やらも
出てきて異国情緒溢れる横浜が
満喫出来る素晴らしい映画である

テナ事で映画から少し切り取った場面を
少し乗せてみる事にする



貯木場の材木置き場あたりから
マリンタワー方面の場面




藤木孝さんの後ろ姿
右手にシルクセンターが見える

水町通り(山下公園の通りの一本裏の通り)



通りの標識やら建物の案内 全てが
英語で書かれているのが
たまらなくいいなぁ



山下公園の通には屋台がチラホラと見える

はげまるが22歳だった1970年頃は
もっと屋台が
ずらり〜〜〜んこと
並んでいた記憶がある



シルクセンターだ



実ははげまると同じ古いトタンや
古いトイレフェチの岡山の獣医さん
☆☆☆さんにもこのDVDを送ったのであるが
その変態獣医さんから
DVDを見ていてスゲー発見をした
と連絡があった

ミナトケッチンさんがある場面の
住所を調べてみたら
ぬぁんとぬぁんとぬぁんとぬぁんとぬぁんと
(ぬぁんと五連発)
中華街であり
はげまるが十代後半にアマチュアバントで
出演していたチャン街(中華街)
「レッドシューズ」の
隣あたりだと連絡がきた



拡大して見てみると
あーーー
ほんとほんと
ミナトケッチンの隣あたりに
カタカナでレッドシューズの名前が見える

びっくりしたなぁ〜 もぅ

はげまるが出演していた頃は
隣のミナトケッチンさんはもちろん、
レッドシューズの入り口あたりに見える
白い彫刻風な人形も無かったし、
隣のバーあたりは階段になっていて
二階に洋食屋さんがあった記憶がある

さらにさらに
☆☆☆さんから
ミナトケッチンの左手下にある
昭和のゴミ箱がいい、
なんて連絡が来た

今度はゴミ箱である、
トタンやトイレはもちろんであるが
ほんと変態獣医さんには
毎度毎度関心してしまう

特筆すべきは細部を見る目が
異常に異常なのである




テナ事で異常に関しては
人には負けたくないはげまるである
6年ぐらい前に撮った
京急生麦駅の外れあたりにあった
ゴミ箱




「ミナトケッチン」さんで
藤木孝さんと加賀まりこさんが
デートしている場面である

その当時の値段に興味深々
エビフライが一番高く300円
ビーフステーキが250円
ポークカツレツが120円
ハンバーグは80円か〜

なぁんて
その頃の時代に想いを馳せてみると
楽しくなってしまうなぁ

ミナトケッチンの
ケッチンがいい
だって外人さんは
キッチンと発音しないもんなぁ



開港100年を記念して1961年に
建てられたマリンタワーを
外人墓地を下ったあたりから
望遠レンズで撮影したみたいであり
景色が圧縮されて氷川丸が
マリンタワー裏あたりに感じられる

そういえば黒澤明さんの
「七人の侍」.も超望遠レンズを
頻繁に使っていたもんなぁ


この映画の製作は1962年だから
マリンタワーが出来立ての頃の
お宝映像である


マリンタワーの左手には木々が沢山あり
タワーの陰に隠れていて見えないが
木々の先あたりには横浜で有名なナイトクラブ
「ブルースカイ」
があった場所である

はげまるが22歳の頃には
木々はほとんど無くなっていて
「ワトソンの家」なんて言う
長細いコーヒーハウスが
あったりして、
よく行ったもんである



藤木孝さんが立っている場面なんか
どこいらで撮影したかは分からないが
異国情緒満点!
たまらないたまらない



日本大通りを山下公園方面に向かって
歩いている藤木孝さん



はいお待たせしました
シルクセンター隣あたりの一角にあった
「ホフブロウ」

これから又のんびりと
映画の場面を載せてみる事にする。

スゲー映画を教えてくれた
ホフブロウの
前の店長バーテンダーさん
(名前を聞くの忘れてしまった)

ありがとうございました
m(__)m

続く





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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(391) はげまる初めての立ち歌ライブ

2018-02-21 10:21:54 | 日記

はげまるがまだ学生の頃に
よく通っていた横浜の老舗ジャス喫茶
「ファスト」
(今ではジャスバーなんて呼ばれいるが
昔はジャス喫茶と言う名前しななかった)

50年前から通っていた「ファスト」で
はげまる初めての立ち歌ライブが
出来るなんて、
なんか不思議な感じがしないでも無い

店のオーナーの山崎さんや奥さんの
元気な姿を見ていると
凄く嬉しくなってしまうなぁ



はげまるの立ち歌を
サポートしてくれたのは、
小◯さんの慶応の同級生である
ピアニストの辻さんであります

はげまるみたいに30歳ぐらいから
いい加減にピアノを弾きだしたのと違って
辻さんは幼少の頃からピアノを弾いているのだから
流石流石の大流石のお大尽様
お坊ちゃまさんである

子供の頃だったら石でも投げてたな




初めての立ち歌だから
なんか緊急してしまう

テナ事で、ライブ前に
小◯さんなんかと
芋焼酎なんぞ飲んでリラックス

この写真は春日八郎さんの
「山の吊橋」を歌っているところ
(ウソ)

はげまるが大好きなチェットベーカーの
曲を楽しみながら歌えました



はげまるが遊びでピアニカを吹いている写真



ピアノの辻さん
ドラムの佐々木豊さん
ギターのトモヒロ君
ベースの大津さん

そして、司会をしてくれた
小◯さん
埼玉屋でいつも一緒に飲んでる
音楽仲間さん達
他ありがとうこざいました

また立ち歌やりますのでよろしくm(__)m


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異国情緒あふれる港町横浜 (483) 市外篇  「ガロ」 (2) 向ヶ丘遊園

2018-02-18 10:02:25 | 日記

前回の続編であります



昭和の木の扉を軽く押して見たが
開かない
押してダメなら引いてみな

そっと扉引いてみた

ぎぃ〜〜っ





はげまるより先輩と思われる女性の店主さんが
入り口の扉近くに座っていた

(写真は後から女性店主の許可を得て撮ったもの)

開店時間の4時を少し回ったあたりで
店の看板の電気をつけたばかりかもしれない、
店内にはまだ客はいない

カメラを首から下げ
緊張で目が怪しくなっていたはげまるを見て
女性店主さんは少し驚いた態度で
はげまるの顔をじろりんこと見て
一瞬間をおいて

「あー いらっしゃい」

はげまるは恐る恐るドア近くのテーブルに
ぎこちなく座った

小さな声で「コーヒーください」

女性の店主さんはうなずきながら
がレコードをかけ始めた

マイルスデイビスの名盤が
御機嫌な音で狭い店内に響き渡る





平静を装ったはげまるは
とりあえず珈琲をいただく事にした

はげまるが高校生の頃に南武線の久地にある
向が丘工業高校(通称向高)に三年間
通っていた事を話したら
女性店主さんが
「私は今その向高のそばに済んでいるのよ〜」

女性店主とはげまるのかすかな緊張感が
一気に消えてしまった

ここ「ガロ」さんは開店してちょうど
50年だそうである





凄い音圧が狭い店内を駆け巡る
スピーカーが唸っているような
スイング感がたまらない

ここ「ガロ」は全てレコードをかけている
アナログの音の素晴らしさに
改めて驚いてしまうなぁ




後で聞いてみたら、パワーアップも凄いヤツで
レコード針なんて五万円以上するとの事である



トタン建物はもちろん
店内の隅々まで昭和が染み付いて
たまりまへんへん頭へん
(久しぶりに出ました)



女性店主さんの姿が少し写りこんでいる

はげまる
「あの〜 トイレはどこですか?」

トイレは右奥の赤い扉のところであった
古いトタンと昭和のトイレは、
はげまるの専門分野であるので
とりあえず早速入ってみる事にした



あ〜〜〜
裸豆電球が狭いトイレ全体を
淡い光で覆い尽くしている
(たかがトイレの事を書くにも
これだけ詩的に表現するはげまるは
アホの天才かもなぁ あははは)

ここでまたまたまたまたまたんき
驚愕の事実が判明するのである



ぬぁんとぬぁんとぬぁんと!
ぽったん便所であるぞえ〜




ぽったん便所からニタリ顔で出て来たはげまる
もうコーヒなんぞ飲んでいられるけ~

テナ事でスーパーニッカの水割り


うめ〜〜



少ないメニューの中に
コーラーのメニュー

今ではコーラ
と呼んでいるが昭和の頃は
コーラーてよく書いてあった
(岡山の☆☆☆さんからの御指摘)





はげまるが一番好きなレコードが
流れてきた



ビル・エバンスのデビュー当時の名盤
Waltz for Debby
ジャズ・ピアニストのビル・エヴァンスが、
1961年にヴィレッジ・ヴァンガードでの
ライブを収録したアルバムである

一曲目のMY FOOLISH HEART
が流れてきた

レコードの音がこんなにも素晴らしのかを
久しぶりに堪能してしまった

また、スーパーニッカの水割りのお代わりを
頼んだ




6時を回ったあたりでお名残り惜しいが
店を出る事にした

女性の店主さんに
「また 来ますね」

帰り際に撮った扉横のタンスと








「ガロ」さん

ありがとう




「ガロ」さんの二軒隣の焼き鳥屋さんの
赤い提灯がたまらなく昭和していた

あ~~ここでいっぺいやりてぇなぁ~




最後に岡山の☆☆☆さんが描いた
「ガロ」のスケッチ

    昭和の想い出に浸りきった一日でした。


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異国情緒あふれる港町横浜 (482) 市外篇  「ガロ」  向ヶ丘遊園

2018-02-13 07:02:42 | 日記




ほんの少し前にブログで書いた麦田トンネルの先にある
「COMO」さんの看板である

この時に

一番好きなのは「COMO」
と言う店の名前である

はげまるが若い頃よく読んだマンガ雑誌
「ガロ」と並び有名なマンガ雑誌があった
その名前が「COM」と言う手塚治虫さんが
立上げた雑誌である

なぁんて書いた

「ガロ」なんて店はないのかいなぁ~

なんて思っていたら岡山の獣医さん☆☆☆さんから
連絡がきた

そんな「ガロ」さんがあるとの連絡である





☆☆☆さんの情報では「ガロ」さん
土曜日曜祭日はお休みであり
平日でも無断で休んでいる事もあると言う

まぁ
運を天にお任せるか~

平日のある日に行く事にした
関内駅から川崎に出て南武線に乗って登戸へ
そこから小田急に乗って向ヶ丘遊園の道のりである



ここんとこ、関内駅は大改装工事をしていて
だいぶ様変わりしてきているが
駅のホームだけは50年前とほとんど
変わって無く昔のまんまである



セルテのビルだって歴史50年だもんなぁ



ホームの窓越しから撮ったパチンコ屋さんが
一階にあるビルも50年ぐらいの歴史がある、
その昔は二階にライブバンドが入っていたし
三階にはキャバレー「ミカド」があった

あ〜 懐かしいなぁ



少ししたら貨物列車の通過のアナウンスがあり
ゴー ガタガターゴー
と貨物列車が来た



かなり長い車列であるぞ



この貨物列車は桜木町駅を過ぎた途端に
モグラみたいに下に潜って行き
横浜駅方面とは異なる方向に
向かって行く事はかなり前の
ブログでも書いた




川崎駅から南武線に乗り換えである
懐かしの南武線だ
はげまるがまだハゲでない
高校生の頃は三年間
登戸手前の久地駅まで
飽きもせず乗った南武線である

この写真は溝の口駅のホーム



溝の口駅の次の駅、津田山駅のホーム



津田山駅の次が懐かしの久地駅だ



久地駅のホームの感じは
50年以上前の頃からほとんど変わって無い



反対ホーム側もほとんど変わってない
変わった事と言えばホームの向こうには
マンションなんて建ってなく
道路があり、その向こうには梨畑が
ずら〜〜と見えていたもんである



登戸駅で下車して乗り換えだ
向ヶ丘遊園駅まではひと駅である



はい、向ヶ丘遊園駅の改札口

さー 目指すはジャス喫茶「ガロ」
胸は高鳴るが、果たして
今日は営業しているのかいなぁ



この川を渡った道沿いにガロさんが
あるはずである



スッゲー昭和感溢れる寂しい道を
歩いていく



ついでに昭和の建物を撮る






少し歩いていくと
完璧な凄いトタン建物が見えてきた

あー 「ガロ」の看板が見えるぞー




おまけに「ガロ」の看板に電気が
ついているぞ〜〜
営業してるぞ〜〜
ばんざーーい



横浜のトタン愛好会会長のはげまる
(勝手に決めた)
まずはトタン建物を写真に収める使命があるぞ



ガロさんの隣にある店舗風の入り口あたり



建物全体が超A級トタンであり
文句無しであるぞ~



ジャス喫茶「ガロ」が
トタン建物の中に
しっかりと溶けこんでいるぞ~
(興奮度がどんどんと増してくる)



あまりの感動で
寒さも感じなくなってきている







上の庇には「モダンジャズ ガロ」と
書いてあるみたいであるが
長い年月、風雪雨にさらされていたせいで
ハゲでいてよく読めない
このハゲ具合がたまらないなぁ





う~~~~~~~~~~ん
この扉が昭和への時間の
入り口かもしれない

あまりの緊張でカメラを持っ手も
汗ばんできている

鼻息も荒くなってきた
はぁはぁはぁはぁ

中はどんな感じなんだろう
あ〜 こんな緊張感は
遥か昔、おね〜さんのパ◯ツを
脱がした時以来だなぁ
(アホ)

     続く。


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