はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(129)   昔の景色 トタン天国   中村町

2011-11-30 04:03:01 | 日記
はげまるが子供の頃に一番多く見られたトタン造りの家は
ここんとこ目にする事が少なくなって来ている

今回の話は「トタンの家」である

その前に日本の住宅について書いてみる事にする

一番の簡易住宅はダンボールであり 今でも使われていて
なにしろ脇に抱えて移動できるスグレモノ
おまけにタダで手に入るし 寒い時なんか燃やして暖をとることも出来る
難点は雨風にはめっぽう弱いことである

まぁ人生は山あり谷ありであり最悪の事態もありえるのであり
 最後はダンボール という事態もありえる 

心配な人は今からそれに備えて 筋トレしたり食生活を粗食にして備えなければなるまい
(は~ぃ)


 
次はベニヤ板 軽くて安く加工も楽であるし その気になれば廃材置き場に行けば
タダ同然で手に入るな
 
う~ん 年の瀬に来て話がどんどん後ろ向きで暗くなってくるなぁ

そしてトタン  軽くて加工が容易で一番のウリは 火に強い
そう火事に強いし もちろん安い

(木造住宅  鉄筋コンクリート住宅は論外とする)


中村川と並行している裏通りにはまだトタン造りの家がちらほらと残っている
今回の散策は昭和の中心であった トタン造りの家探しであります

(この時期 やる事一杯あるのにホント困った性格であるな)





中村町あたりを はげまるがとぼとぼと
「トタン~  トタン~  トタン~」と念仏のように唱えながら歩いていたら
トタンの見本みたいな建物に出くわした

ひゃ~  つげ義春さんの世界のトタンの工場である
はげまるが中学生の頃夏休みのバイトで行っていた
川崎のメッキ工場(こうば)
さらに 高校生の頃の日本鋼管のバイトなんかを思い出したのである

それにしても見事であるな










裏側に回ってみる

ひゃ~  文句なし
トタン含有量90% 木含有量10%て感じであるな






中から昭和の香りが ぷんぷんと流れて来るみたいだ

今回は犬やりません(くんくんくん)





わずかに木が使われている





そのトタン工場の辺り ススキの群落ならぬ
実はトタンの群落 宝庫なのである
トタン造りのアパートを横目にどんどん細い路地を入ってみる






ひゃ~  完璧なトタン造りのアパート
色のといいカタチといい 満点のお姿である





このトタンにサビが少し浮き出てきたお姿には あまりの感動で
へなへなへなとなるな





ひゃ~  渋い




ひひひひゃ~~  許して オネガイ





ぱたり (はげまるが倒れた音)





さらにその一画のトタン造りのアパート
ピンクに塗り替えたみたいである
塗り替える前のトタンを見てみたかったなぁ





まだ塗り替えたばかりみたいでありトタンが綺麗である
それにしても トタンには似合わないピンク色
て感じである
(おおきなお世話だ)






あ~~早くトタンにサビでも浮き出て来ないかな~






この一画はトタンの宝庫である
一軒家でもトタンが中心






最後にトタンのポスト 歴史を刻んだ昭和のポストである

はげまる同様トタンフェチの方(そんな奴おらんか) 
   
   是非この辺 散策してくださいませ。

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異国情緒あふれる港町  横浜(128)  真夜中の食宴「阿武茶」

2011-11-27 00:28:53 | 日記
今回の話は「うずく」「悶える」  であります

いきなり な・な・な・なんなんだ~と思うと思う   

とにかく「うずく」「悶える」


まずは広辞苑から

うずく
「疼く」ずきずき痛む。発心集「切り焼くがごとくうずく。」「傷がうずく。」「胸がうずく。」

と書いてある  最後に 胸がうずくと書いてある

なんかイマイチ盛り上がらないと言うか物足りないではないかいな
われわれ一般人の男は
(お前がか)
うずく と言うと
おね~さんの裸の写真を見て「下半身がうずく」
おね~さんを想像したりして「下半身がうずく」
これが普通一般に使われる うずくではないか
広辞苑さんよ~  胸じゃねぇんだよ~ このタコ


おね~さんがうずくのかどうかは おね~さんでないので分かるはずは無い

さらにまたしても広辞苑

もだえる
「悶える」 気絶する。気絶しそうになるほど苦しむ。少し省略・・・
最後に 恋にもだえる。

やっとしかたなく最後に一言書いてある
馬鹿も休み休み書け
ちょっと違うだろ~が
具体的にどのあたりが悶えるんでぃ

う~ん どうも広辞苑さんは下半身関係に遠慮しているみたいであるな


今回の話は 口がうずき悶えたのである
(がくっ)





う・う・う (うずいている)






も・も・も・も (悶えている)






はぁはぁはぁ
  
はぁはぁは~ぃ真夜中の野毛「阿武茶」のキンメの煮付け

実は先日 はげまるのブログ仲間と4人と(計5人)
あまりにも口が うずき悶えるので集合して
真夜中の「阿武茶」に行ってまいりました

野毛の「バラ荘」待ち合わせ そして「キネマ」 そして
深夜の3時頃からの食宴でありました

中には京都から参加の人もおりましたし
今にも寝そうな人も 目をカッと見開き
キンメを骨までしゃぶっておりました





刺し盛り二人前の皿をふたつ






クジラベーコン (この写真は前回の一人前盛り)
今回は二人前の皿をふたつ





トンテキふた皿

この他 お新香三人前 酒飲む人 ご飯食べる人いろいろ



最後に アツアツのニラ揚豆腐の味噌汁
(具に ニラ 揚  豆腐)
次回は おじや カレーライス(異常にうまいです)なんかも食べたいな



このようにして5人の口の うずき 悶えは 収まり平静な顔を取り戻し
明け方解散と相成ったのでありました

このブログを見て うずき悶えた人達  おやすみなさい。

  ばきゃろ~ (馬鹿野郎~)




ご注意  真夜中にこれ見ている人  大声で笑わないでちょうだいね
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異国情緒あふれる港町  横浜(127)  消え行く昭和の景色  南区  

2011-11-24 04:54:46 | 日記
前回は鶴見区にある お宝物の「煙草屋」さんの事を書いた
今回は南区の中村川沿い 中村橋付近の散策である





夕方の散策であり あたりはかなり暗くなってきていた
タバコの自動販売機は店の横に設置されているが
どうやら店舗は廃業してしまった感じの煙草屋さん







その煙草屋さんから歩いてすぐの所にある蕎麦屋さん

店が廃業の情報があったもので急遽撮影に出向いたのである
外から見ると中の明かりはついている
(新装開店かもしれない  そのあたりは不明)

はげまるは30年ぐらい前にこのあたりに住んでいたのであるが
もっぱら横浜橋商店街 八幡町あたりしか行っておらず
この蕎麦屋さんは知らなかったのが 残念無念






前回の煙草屋さんの看板同様に お宝物の看板である
「日本料理」「天丼」「親子丼」そして看板の「き蕎ば」の上には
「天ぷらそば」
もちろん蕎麦屋さんなのであるが 昭和の下町の蕎麦屋さんらしく
「中華料理」「ラーメン」「焼飯」なんかの品目が書いてある

「そうそうこれこれ これが昭和なんだよな~」
「それにしてもここまで看板に書いたんだから
 「カツ丼」さんと「餃子」さんを加えないとな~
おまけに「ビール(中)」「日本酒」ぐらいは看板に書いて欲しいなぁ~
これでは「カツ丼」さんと「餃子」さんの立場が無いではないか~」


なんて独り言をブツブツ言いながら写真を撮っていたら
道路を歩いているおじさんが変な目ではげまるを見ていた

う~ん  ブツブツ独り言を言えるようになってきたか
寿町の散策が功を奏してきたみたいである





薄い木に切り絵みたいに中抜きで「えびす屋」の文字が浮き出ている
流石昭和の蕎麦屋さんであるな
文字一つ一つから昭和の香りが ぷんぷんぷ~んと臭ってくる
くんくんくんくん わぉ~ん ワンワン (また始まりました)






店の中から猫ちゃんが はげまるのほうをじ~っと見ていた
「この はげたおじさん なにしているかいにゃ~」
なんて顔してね





猫ちゃんの奥には おじさんふたりが食事をしているのが見えた
なんか工事関係の人みたいである
お願いして中の写真でも撮りたかったのであるが 店の人ではないみたいなので
またまた後ろ髪を引かれる思いで(ないがね)
あきらめて帰路についた。


追加文

名無しの権兵衛さんからです

<再度中村町巡りをして「ゑびす屋」さんの前を通ると
、ベニヤが外され玄関が見えたので、迷わずに開けると、
おかみさんと娘さんらしき女性お二人がいらして、
「店は3年前に閉店しました」との説明。
非常に残念でした。もっと前に食べたかったな... >

テナ事でした
権兵衛さん ありがとうございました
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異国情緒あふれる港町  横浜(126)  昭和の煙草屋さん  鶴見 

2011-11-21 11:20:15 | 日記
ここ数年昔の煙草屋さんを と~んと見かけなくなってきた
タバコがコンビニでも買える時代であるから まぁ時代が変わったと思えば
 そんなもんだ なんて納得してしまう

う~ん はげまるが子供の頃は 駄菓子屋さんと煙草屋さんは町内のあちらこちらに
あった  もちろんお肉屋さん魚屋さん薬屋さん八百屋さん文房具屋さん銭湯
その他いろいろな店が軒を連ねていた

大きなスーパーやらコンビニが乱立する今
あの昭和の風景はもうどうあがいても消えゆく運命なのである

特に煙草屋さんはコンビニにおされて廃業に追い込まれたり
営業を続けたとしても家をビルに建て替えたりしたりして 
一階の部分で細々と自動販売機なんかを店の横に置き
細々と営業している姿が多いのである


はげまるの生まれは横浜市鶴見区であり墓参りには年に何回か行っている





仲通りにある昔からの煙草屋さん 潮田神社に向かう通りの角にある

この通りはその昔ずら~っと商店が軒を連ねていたものである





「国産・外国 たばこ」  と看板に書いてあり「たばこ」の文字は
赤色で大きく書かれていて見事の一文字である これだけでもお宝物看板だなぁ
もし店主の許しがあれば ハシゴでもかけて登って行き
赤色の「たばこ」の文字に頬ずりでもしたいなぁ
(バカもん)






タイルの色といい木で創られた店構えは素晴らしいの一言である







う~ん  参りました

店の中に入ってタバコを買って店主さんと少し話したら
なんと明治時代のこの辺の地図(田んぼと原っぱだらけ)を見せてくれた
まだ道路も全然区画整理されてなく
この煙草屋さんも違う場所にあったそうだ






通りの景色が激変している中で昔ながらの「煙草屋」さんは
今でも元気でやっておりました。

 (店の外に出ている店主と掃除をしているおかみさんです)
コメント (7)
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異国情緒あふれる港町  横浜(125)  夜の寿町    寿町 (9) 

2011-11-18 01:43:27 | 日記
寿町の散策の最終回であります

今回は最終回にふさわしく 夜の散策である
寿町は昼間でもカメラを首からぶら下げて散策なんて出来ない地区である
何故かと言うと・・・ 書けないのである
書いてしまい もしこの散策記事をその○○○関係の人に見られたら
どえりゃ~事になる

なんたって横断歩道に店を構えてしまう地区なのである
夏なんか道路で酔いつぶれて寝伏せっている輩が多々いる地区なのである

まあ知りたい人は己の目で確かめるしか無いぞえ

そんなこんなで 今回も軽~~くコメントを書く事にする

その前に パインあめさんから
「夏と違って今の時期、はげまる師匠はどんな服装でお出かけですか? 図解希望です。」

の巧妙な催促にお答えして描く事にした
(めんどくさいが喜んでいる)




マンガを見てもらうと どちらも怪しく大差ない感じでもあるがね

寿町を散策する時に一つ助言を書くとすれば
けして人と目線を合わせない事である(チラならかまわない)
  我 人に関せずの姿勢であるぞぇ
歩き方は のんびりとろとろ 目はうつろ
これが身につけば 寿町散策1級である
(誰もできねぇ~ちゅう~の)

さてと  それでは真夏の寿町の夜行きますか





寿町のメイン通り





流石メイン通りであり 小さなスナックカラオケ店が軒を連ねている







ほろ酔いのはげまるは
「う~ん  うぃっ  ここでも入ってみるか~  うぃっ」






店に入ると坊主頭の危なそうな先客が一人いた
店は50歳代のママさん一人でやっているみたいである

ママさんは韓国出身みたいであり 韓国なまりで

「いらっしゃ~ぃ  ない飲むするスミダ」
(こんな事言っておりません)

店の壁に貼ってあるメニューを見渡しながら毎度の
「ウイスキーの水割り くれるスミダ」 (これも言っておりません)

ママさんはなんとなんと寿町には不釣合なシーバースのビンを取り出したのである
寿町にシーバースか  う~ん  
昔のカツラ装着のはげまるであったら カツラを回していたかもな
(昔ほんとにやっていた  特に野毛の阿部茶でね)

ママさんはグラスに氷を入れて どぼどぼどぼと並々とウイスキーを入れ
水をほんの少し入れて
「こんなもんでいいかあるか~」
(中国なまりじゃねちゅの)
なあんて嬉しい対応

壁には大きいマジックで 「当店は現金引き換えです」 と書いてあったので
500円を支払った

ママさんは先客の坊主頭のおじさんと韓国語で話していたりしている
しばらくして はげまるが乾き物のツマミを頼んで
オカワリの水割りを飲んでいる頃には
店の中は はげまるも含み5人ほどのじじぃばかり客になってきた
99%寿の住人みたいである

なかにはデカイ声でカラオケを歌いだすじじぃもいて
活況を帯びてきたのである

「でゅでゅでゅででゅび~でゅびでゅびでゅば~ 」んなて
つばを飛ばしながら歌うじじぃは見ごたえがあったな~ぁ
(青江三奈さんの伊勢佐木町ブルース)


ここで不思議な光景を目撃するのである
店には「当店は現金引き換えです」と貼り紙がしてあるのに
現金で払っているのは誰もいない 
はげまるだけである

みなさんサインひとつ飲み食いしているのである
カードでサインするのではなく大学ノートにである
う~~~ん
ど~やら 皆さん横浜市からの入金日に支払うみたいである
(この当たりを書けないのがツライがね  想像にお任せ致します)

なかには署名捺印拒否のじじぃなんか居て(捺印はうそ)
ママさんと言い合いになったり
う~ん  前回同様 どおやら寿町の飲み屋さんは
内戦状態になるみたいである



尚 4~5枚の隠し撮り写真をここでお見せできないのが
少し心残りだなぁ





寿の一番でかいビル 寿の中心にある
ほげまるが寿の「九龍城」と呼んでいる
寿町総合労働福祉会館横浜市営寿町住宅の夜である
(長すぎて覚えられない)


よく見ると真夏の夜には沢山の住人が外に座って
で涼んでいるのが見える






こんな感じでね






右に少し写り込んでいるカゥンターは 立ち飲みカゥンター







ここからの4枚の写真は 寿町で昔ながらの長屋風二階建が軒を連ねている地区である



















裏通りにある食堂
値段は巷の食堂値段であり 寿町としてはそんなに安くはない




その食堂





裏通り





小奇麗なホテルみたいであり  外人さなんかも宿泊している感じで
英語の文字が見える





一般の簡易宿泊場
部屋の個室のドアが見える








前に散策した 焼きそばの「新井屋」さん
先日ブログを見ている友達が試しに夜 この「新井屋」さんに行ってきたそうである

友達
「いゃ~ ブログを見ているとそんなに怖い場所と思わなかったけど
行ってみてその怖さが分かったよ~  なんたって上からワンカップのビンが落ちてくるから
注意して外で飲んでね~  てマスターに言われたよ~」
だって

あと簡易宿泊場に泊まった人もいて その人は真夜中に悲鳴とか 大きな声がするから
朝になる前に退散したそうである

まぁ   そんな場所が寿町なのである









この中華屋さん 凄い昔に入った事がある (40年ぐらい前)









簡易宿泊場のステンドグラス








最後に寿町を散策していて救急車を見ない日はない
もちろんパトカーもよく目にする
(昼間も夜もである)
喧嘩も多いが 高齢者が多いから病気で運ばれる人も多々いるのである


まだまだ書きたい事 書けない事は沢山あるのであるが

ポンポンポン(鼓の音)

スリルとサスペンスの寿町の散策の締めと相成りました。(まる)

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