ひゃ~~ 真夏はコレコレ トタンではないですよ
これですよ カキ氷
しかも コンビニで売っているプラスチック容器入りのカキ氷ではなく
昔ながらのガラスの容器に入っているやつ
これを金属のスプーンでさくさく氷をかき分けながら喰らう
はげまるの子供の頃は 氷イチゴだったら
イチゴのシロップが容器の下の方にしかなかった
下のほうからイチゴが染み入ったあたりを
ほじくり出して上のほうの真っ白な氷と混ぜながら喰らう
ひゃ~~ ちめたい
頭のうしろあたりが き~~んと痛くなってくる
楽しいなぁ
今回のお話は はげまるの夜のお友達(怪しい関係ではねえぞ)
保土ヶ谷在住の 野毛散策徘徊仲間の宮○さんから
「はげまるさん 家の近くに昔ながらの氷屋さんがありますよ
しかも7月8月しか店はやっておらず すごくいいですよ」
このクソ暑い真夏の話である
こりゃ~ 行くしかあるまい
「わんわんわんわん」 としっぽをふりふり保土ヶ谷駅に降り立った
氷屋さん待ち合わせは 夕方5時
4時45分ごろ保土ヶ谷駅に降り立ったはげまる
う~~ん と駅の線路付近のトタンに目がいった
ほ~~ いいトタンではないか
錆び具合の色がいいなぁ
くんくんくん あお~~ん わんわん
はげまるはトタンを見ると本能的にそちらに気持ちが行ってしまうのである
犬が電柱をみるとオシッコをしたくなるのと同じである
駅を降り立ち トタンの散策に行きそうになった
あぶねえあぶねえ 今日はトタンじゃねぇんだ
カキ氷食いに来たんだと踏みとどまったのである
今日はいつもの野毛散策友達のふみえさんと保土ヶ谷駅で待ち合わせ
目指す氷屋さんに向かうのである
彼女はトタンにはほとんど興味は示さないが
はげまるがトタキチ(トタンきちがい)の事を理解しているらしく
たまに
「先生 あそこにトタン家があるよ」
なんてよく教えてくれるのである
保土ヶ谷駅から川沿いを天王町方面に向かって歩いた行った
川沿いで見かけた昔の古くて長い塀である
お屋敷である
川沿いを歩いてみると昔のトタン家はほとんど見られない
川の堤防
この穴窓からガラス越しに下の川を見たら
コンクリート真ん中に川が流れている感じで
緑がほとんどない都会の川であった
なんか面白くねぇ川だなぁ
とぶつぶつ ひとりごとを言いながらのんびりと
堤防沿いを歩いていった
ふみえさんは はげまるより10センチは背が高いので
そのまま川を見下ろせるのである
いつも歩いていると 上から はげまるのハゲ頭を見下ろすのである
川にかかっている橋あたりから 川をみると
亀さんと鯉さんがのんびり泳いでいた
大通りの「大門通り」の交差点から 目指す昭和の氷屋さん
「村田屋」さんが見える
ほれ こんな感じでね
昔から氷屋さんの字は 真紅の赤である
これは子供の頃からぜんぜん変わっていないなぁ
じぁ~~ん
「村田屋」さん
それにしても じじぃ泣かせの素晴らしいノレンである
たまらずうれしくなる 早く中に入りたくなり
息づかいも はぁはぁはぁ わんわんわん
この写真は中に入ってしばらくして撮った写真
店の中は忙しい 子供ずれの親子 若者達が入ってくる
子供にとってはきっと素晴らしい思い出になるはずである
のんびりした空気が店の中一杯にあふれている
そう昭和の空気だなぁ
(にんまり)
トイレは奥であり この写真は入り口の横にあった手洗い場
造りも年代モンで たまらない
濃い青のメニュー板には 黄色のお品書きと白字の値段書き
文句なしのバランスで描かれている
夏真っ盛りの氷屋さんならのではの感じである
店の奥のカゥンターの奥には氷カキがみえる
手動でハンドルをぐるぐると回すのである
これだね ホンモノの昭和のカキ氷屋さんである
金魚が描かれている 風鈴
ちり~~ん ちりり~~ん
ひゃ 風を感じる
初めに載せた 写真です
氷イチゴが残りわずかになった頃には 頭の後ろが きーーん
と痛くなってきた
気持ちがいい 痛さだ
子供の頃氷屋さんで食べた10円の 氷イチゴ
夏休み友達と泥んこになりながら
入道雲を背にして駆け込んだあの氷屋さん
一緒に食べた友達の顔がおぼろげながら浮かんでくる
最後に 宮○さんと ふみえさん
実はこのあと 野毛の「みつる」さん 「山荘」さんに
出向いたのであります
今度のんびり報告しますね
頭の後ろが きーーんと痛くなった昭和そのまま
真夏の氷屋「村田屋」さんのお話でありました。