はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(160)   懐かしの「クラウン寿司」 閂(カンヌキ)トイレ  元町

2012-05-31 04:32:11 | 日記

元町と麦田を結ぶメイン通りには すごく昔からある建物がある







もちろんこの辺りの裏道を歩けば いまだにトタンの家とか 木造の店舗などが
ちらほらあるのであるが メイン通りでは一際目立つ昭和からの建物である








この通りに チンチン電車 そう市電が走っていた頃からあった建物である







この建物 はげまるがマダはげでねえ学生バンド時代
元町の入り口あたりの地下にあったディスコ「アストロ」
に出ていた時代からあったと記憶している
(たぶんね)

お断り
毎度であるが なにしろ脳がどんどん退化してきている(体も)
昨日の昼なにを食ったかのかなぁ  とか
先日誰かさんからもらった名刺をみて
う~ん  どこでもらったのかなぁ~ 何処の誰なのかなぁ

歩いていて知らない人から挨拶されて 取り合えず挨拶したあと
う~ん どこの誰なのかなぁ~  なんて毎度のことである
まして昔の記憶なんておして知るべし

とにかくその 大ぼけが書いているブログである

くれぐれも話半分で 気楽に読んでくださいね







そんなこんなの この古い建物にその昔「クラウン寿司」という寿司屋があった
昔からあったかは不明ではあるが入った事があった
(記憶では15年ぐらい前に二度ほど入った)













現在は「くらうん」と名前を少し変えて居酒屋風になっている
このクラウンという文字を見ただけで
50年ぐらい前にニールセダカが歌った「悲しきクラウン」の
レコードジャケットを思い出す





確か 小学6年か中学1年に頃に330円で買ったので
鮮明にそのレコードジャケットを覚えている

伊東ゆかりさんがまだ新人の中学生の頃日本語で歌った
「悲しきクラウン」も素晴らしい出来で
その歌声に当時 まだ半分子供のはげまるも疼いたものである
 うずうずと
(でましたか)

特にカタカナの「クラウン」の文字を見ただけで
へなへな~  となってしまうのである






まあ カタカナではないが くらうんはクラウンである
久しぶりに入ってみる事にした





「くらうん」さんのカゥンター

記憶ではかなり使い古した木のカゥンターであったと記憶していたので
店主の女性に聞いてみたら 12年ぐらい前にお店を改装したそうである







このあたり昔は畳がひいてあって その上にテーブルと座布団ひいてあった
 (と思う)










カゥンターの斜めあたりにの本日のメニュー






20年ぐらい前だったら 魚がツマミの時は必ず日本酒を飲んで
行け行け~ なんて盛り上がっていたのであるが
年々酒が弱くなってきている
もちろん○○○○関係もおしなべて同様である
(○○○○関係の例= 反射神経とか匍匐前進(ほふくぜんしん)とか他)


当然金銭的な出費も減り 万々歳であり未来はバラ色である
(やけくそだな)






お通し

お通しとは何か
広辞苑で調べてみたら

 たのんでねぇのに勝手に出てくる席料のたぐいのモノ
  当然強制的に値段をむしりとられるモノ >

なんては書いてなく勝手に今 はげまるが思いつきで書いたモノ

お通しには文句言えないのもつらい
「今日のお通し 少し甘くて酒に合わないんで違うの出してよ~」
なんて馴染みの客にでもならないと言えない

たとえば おね~さんがいる店なんかに行って
店長
 「御指名の女の子いますか~」
はげまる
 「う~ん  初めてなんでいないよ~」
しばらくするとお通しのおね~さんがやってくる
店長
 「お通しのあけみさんです」
あけみさん
 「お通しのあけみで~す うっふ~ん  よろすく」
はげまる
 「なんでぃ このお通しは~~ もっと若いお通しねぇのか~
   冗談じゃねぇよ」
と言いたいのを我慢して
 「はっはっは  君 かわいいねぇ  ははは・・」

なんて事になったりする

お通しとはやたらと気を使い やっかいで困ったモノなのである







メニューの板の一番上に書いてあった 小刺盛 900円を頼んだ

もちろん 注文する前に 中身の内容をしっかり確認して注文したのである
酒のツマミとしては文句なし
これでマグロの代わりにイカ刺しとか青柳だったら もっとうれしいなぁ










さてと前置きが長くなった

本日の散策の お題 
懐かしの「クラウン寿司」 閂(カンヌキ)トイレ のお話であります

はげまる同世代の方ならもちろんご存知の

 閂(カンヌキ)である




閂(カンヌキ)のトイレの入り口

ひゃ~~年代モノだにゃ
毎年千葉の茂原に行って ぽったん便所のカンヌキドアを見ているが
まさか 元町の居酒屋でお目にかかれるとは
恐れ入りました  ぺこぺこ
(毎度のハゲ頭を下げた音)

それでは中に入ってみる事にする






ほれ  ご覧の通り(カンヌキ)ドアの裏側であります

上のほうがドアの開閉閂(カンヌキ)で 下のほうが鍵をかける閂(カンヌキ)

ここで閂について書いてみる

①これは「かんぬき」と読みます。辞書で調べると、
「門戸をさしかためるための横木。
門扉の左右にある金具に差し通して用いる」とあります。
「貫の木」から転じて「閂」になっ
たとされており、他に「関木(かんぎ)」、「貫木(かんのき)」、
「関の木(かんのき)」という ...


②門や建物の出入り口の扉を閉ざすための横木。
かんぎ。

―を掛ける

それで門にーで 閂という字が出来たのである
う~ん 流石をさすがと読ませた人も凄いが この字を考えた人も流石である


③ 相撲で、もろ差しになった相手の両腕を抱えて締めつけ、働かないようにすること。












ほんと昔の大工さん仕事は凄い 金属なんか全然使わずこのような
扉開閉装置を造る

不器用なはげまるだったら一生かかっても造れないなぁ





トイレから出てきたら 店の従業員の女性が
「トイレの神様に気がつきましたか~」と言われて再びトイレに入って
撮った写真





へ~  可愛いなぁ
今日も快便快ションでありがとうございました
と頭を下げる


これでポッタン便所であったら凄い事になっていたのになぁ
食べログで
「お洒落な元町で懐かしのポッタン便所を堪能でき しかも閂付きドアが味わえる
地酒居酒屋 しかも安い 高齢者の方ご用達  冥土の土産に最適なお店」

なんて書いてあるかもな


いまどきこのお洒落な元町で 貴重な閂トイレには入れる「くらうん」さん  
是非 体験して下さいましぃ~な

そうそう値段は 水割り二杯 小刺盛で2100円
いい時間が過ごせました。


コメント (9)
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はげまる 鎌倉「映画館」ライブのお知らせ

2012-05-29 10:27:12 | 日記
またまたライブのお知らせです

いつも遊びに行っている「鎌倉映画館」での初ライブです
マスターの描いた レコードジャケットの中でのライブ
鎌倉散策の帰りでも来て下さいね

お待ちしております








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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(95)     モノクロ写真の空想

2012-05-28 01:46:13 | 日記
先日 久しぶりに新しいコンデジ
オリンパスXZ-1を購入した
レンズ描写がすこぶるいい

今 安くてよく写るコンデジが沢山氾濫している時代
このコンデジカメラ とにかくレンズの口径が大きい
レンズの口径が大きければそれだけ沢山の光を取り込める
当然描写がよくなり レンズの味が出てくる

昔のレコードの時代だって 安い針で聞く音と
高級針で聞く音とでは雲泥の差があり
まして音の出口 スピーカーも同様である

その昔 安いオーデオ機器から高級オーデオ機器に変えた時などは
あまりの音の違いに愕然としたものである

このXZ-1 とにかくレンズがいい
光の入り口(はいり口)がいいから 写りがいい


人間とて同じであると思う 
せこいレンズにはなりたくない
人間はレンズの大きさでぃ
人間としての大きさでぃ

おら~  金ねぇ   髪の毛ねぇ   甲斐性ねぇ
え~ぃ おまけだ   
嫁さんいねぇ
せこいがレンズだけは大きいんでぃ
なんか 文句あるか~
 (かなり荒れているな)



話を落ち着かせて 本題に入る事とする

先日 パインあめさんから☆☆☆さんからの
モノクロ写真を見てコメントが書き込まれた



ついこの間の様な気がしますが、古びて(十分古い?)見えますが、
モノクロ写真だからでしょうか?>


という書き込みであった

テナ事で今回はZX-1のモノクロ撮り

少しは昭和を感じるかもね








家の近くの見晴らし交番あたりから ドンドン歩いての散策であります














デジタルカメラは凄い
なんたって 普通に撮影した画像を
後からいろいろ加工編集等が出来る事である

カラーで撮った画像も お茶の子さいさいで簡単にモノクロに変えられる








でもね 
はげまるは いつもモノクロ撮りの時はカメラのモードを
モノクロにして 昔の銀塩カメラ(フィルムカメラ)の気分で撮っている







何事も人間 気分である
気分がのらないおね~さんと飲んでいても
気分しだいで 
ぬぁんとぬぁんといい女に見えてくるもんだ
(これは よほど酩酊 工○君状態でないと無理かもなぁ)

とにかくいい気分で写真を撮る







もちろん昔の銀塩カメラを持ち出して撮る事もたまにはあるが
デジカメは気楽である

フイルム代も現像代も印画紙代も暗室でのプリント代もかからない
まぁ 気楽に行くか~






気楽が一番である







こんな写真は モノクロでなければ出ない味がでてくるなぁ












山元町の上あたり














この写真のみ リコーGX100のモノクロ

オリンパスXZ-1の荒々しいラフモノクロと違い 柔らかい描写である







野毛の 葉巻とカクテルの店「Antiquary」にて







横浜で唯一内装も店主もそのまま時間が止まってしまったような老舗


深夜の「アポロ」

モノクロはいさぎよい なんたってすべて白黒で写る(あたりまえだ)
あるのは 陰と陽  光と影  男と女







アホな はげ男

はげ頭が壁に溶け込んでいる
光と影ではなく   光とハゲ
(撮影 fumie)

     みなさん少しは昭和感じましたか。
       (ほんとアホだね)
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異国情緒あふれる港町  横浜(159)     「ALOHA cafe」   本牧

2012-05-25 01:13:10 | 日記





少し前に書いた 解体中からリポートした「キャノンボール」がある
信号の「モーリス・モータース」横にある「ALOHA cafe」は
昭和からそのまま残っている数少ない店である






この「ALOHA cafe」の元オーナーこと
えっちんさんは来月はげまるが写真展&バーベキューライブをやる
「ZIME cafe」のオーナーさん
この店も「ZIME cafe」もすべてえっちんさんの手造り
(「LA joy」のカーブが悩ましいカゥンターも)

本牧の遊び人 ビリーヤードの名人として
はげまる お顔は昭和の時代から知っていたのであるが
とても地元の人以外には近寄りがたい人であった
そんな時 お馴染みのよんぼうさんから紹介されたのが
「ZIME cafe」であり
えっちんさんなのである






「ALOHA cafe」 は開店36年目の本牧の老舗で「LA-joy」と二年違い
(「LA-joy」のほうが二年早い)
昨年出火で中を消失してしまい  現在の店は
内装を昔とほとんど同じに造り直したそうである


それでは中に入ってみますか
コメントは書きません















画像がすべて赤みを帯びているのは
店の照明のせいである













よんぼうさんからのコメントです

< 昔本牧の遊び人が、デニムのウエスを修理工場で使つているのを見て、
これでパッチワークのジーンズを作ればお洒落じゃん。
と言うことになり、IGの○木さんと一緒に作って売り出したら大当たり!

それで、仕入れ先のハワイ等に繰り出して、そこのイメージで作られたのが
ALOHAcafeでした。

当時プールバーは日本には無く、日本で初めてのプールバーと言うことなり
、メディアに取り上げられ連日色々な所からお客が押し寄せてまいりました>


ひゃ~~  貴重なコメント
毎度ありがとうございます







これでハワイのロコのおね~さんでもいたら
HAWAII感じるなぁ 目の前が海だったらなぁ

イトウ・ヨーカドーが前に見える







この「ALOHA cafe」 と同じ通り沿いにあった骨董品屋さん

20年ぐらい前にここで オリンパス・ペンEE-3を3000円で買って
3年前の宮古島でも大活躍した

これが光漏れが出てきたので 買え変えたぐらいお気に入りの
オリンパス・ペンEE-3







オリンパス・ペンEE-3で写した宮古島で 宮古島シリーズでも
載せた写真の一部をお見せしますね
(三年前  フィルムはポジ ベルビァ) 



















こんな感じの写りしたカメラを買ったこの骨董品屋さん
かれこれ10年以上前から閉まっていた







先日ついに更地になっておりました

またひとつ本牧のアメリカぽい昭和の建物が消えていった


   さらば  である。
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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(94)    猫ちゃんとの酒宴  「千葉屋」 新山下

2012-05-22 00:17:53 | 日記



前にも書いたことがある 新山下にある魚屋「千葉屋」さんがやっている
昼定食屋 夜定食屋さん兼飲み屋さんの

刺し盛り






これで今日は一杯やるのである

う~ん  いいなぁ








この「千葉屋」さんの一番好きなところは
ネコカフェ ならぬ ネコ海鮮居酒屋なのである

はげまるが刺し盛りを注文したら 猫ちやんが勝手に
膝に乗ってきた
猫ちゃんが大好きな人にはたまらにゃ~ 海鮮居酒屋なのである

前にも書いたが おね~さんの膝枕の海鮮居酒屋だったら
おね~さんが
「はい~  あ~ん~して イカ刺しから食べる~ん~  あは~ん」
はげまる
「う~ん  中トロはワサビ多めにね~」とか
おね~さん
「いゃ~~ん  太もも感じちゃ~ぅ」
なんて間違って 鼻の穴にワサビ突っ込まれたりして

もう 大変
おまけに金がべらぼうにかかるだろうな


そんな心配はご無用の「千葉屋」はいい


ここの猫ちゃんは いつも魚を食べているせいか
ただ 眺めているだけなのである







はげまるは刺身をツマミに飲みながら右手で撮った写真








しばらくすると完全に熟睡状態である






お店の娘さんが撮ってくれた写真

この娘さん はげまるが20年以上前ごろは小学生で
お店をいつも手伝っていた働き者
おまけに美人
今でもお父さんお母さんのお店を手伝っているのである






一時間ぐらいして飲み終え食べ終えたのであるが
熟睡の猫ちゃん

はげまるはトイレにも行けず 膝も痛くなってきた







お~ぃ  お願いだから降りてくれよ~

猫ちゃん 薄目を開けたのであるが シカとしている






そのそばで ぼ~っとしている違う猫ちゃん

膝が痛いがまぁ おね~さんと違い金もかからないし
まぁ~  いいか~

夜はどんどんと更けて行ったのである。



コメント (8)
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