はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

はげまるの ぶら~り日記 (16)  宮古島(12)  伊良部島

2009-11-28 18:01:58 | 日記
伊良部島は宮古島から 高速フェリーで15分足らずの位置にある
今まで宮古島散策ブログを書いてきたのであるが
 サトウキビやら 三線の記事の中でも たびたび伊良部島は登場しているのであります

島の大きさは 宮古島の1/3ぐらいであろうか

フェリー乗り場がある平良港は はげ丸達が泊まったホテルの真下に見える位置にあり その写真は
この前のブログ「宮古島の風景」の最後の写真から確認できる

さてフエリーに乗り(レンタカーも一緒に) いざ  めざすは伊良部島へ







どんよりと曇った空に フェリーの波しぶき 
船の波跡の遥か向こうに 宮古島の平良港が見える

一番大きく確認できるビルがかすかに見える
そう  はげまる達が泊まっているホテルである




港について一番目に付く 大きなビル
  凄く古い感じのビルである  はげまるが幼い頃目にしたような
懐かしさを思い起こさせる感じだ

はげまるは特に おね~さん関係以外は 古い物が好きなのである
古いカメラ  古い昔の写真  古い年老いた猫
古いマンガ  古い白黒映画  古い昭和銭湯
(横浜の昭和銭湯完全散策完撮などは  ほんの限られた人達から 
絶賛 変態扱いを今現在も受けている次第であります) 

とにかく 古い建物などは  血わき肉躍る  がぐわ~っ?  であるのだ





伊良部町振興総合センターと 大きく書かれているのだが
ビルはほとんど使われていない位に 静かなたたずまいを見せている

人影もほとんど見当たらない
そう つげ義春風世界なのだ

はげまるの感なのだが フェリーに乗ると 行きも帰りもかなりの地元の人達が乗船しているのを目にしたのである

多分伊良部島の町民は 本土(宮古島)に出稼ぎ(仕事)に行っているのではないか
フェリーの中では島民同士の 御近所話に花が咲いている感じだ
 まあ 島民近況報告かもな





階段の手すりが かなり朽ち果てている  ひゃ~いいな~
(はい はげまるは異常であります)
長い間の風雨 波風によるものと思われる






これは お墓が ずら~っと並んでいる写真である
(レンタカーの中から撮りました)
そうなのです 伊良部島の御先祖様を心から祈る姿勢は とにかく凄い
中には 本土の建売住宅よりも立派な墓もある (少しおおげさだが)







宮古島本島もそうなのだが  ここ伊良部島も 川が少ないのだ
(ほとんど無いに等しい)
したがって井戸が多いのである

ここ海岸の下にも 「サバ沖井戸」というのがある




かなり傾斜のある 石を加工して作った階段を(ほとんど坂道)
を 昔の島民は
えっちらこ よっこらしょ と 水瓶(みずがめ)を担いで 毎日昇り降りしたと思うと
 改めて 蛇口をひねると水が出る事を
 現在のほとんどの日本人は  感謝しなくてはならぬぞぇ





はい  井戸のお姿であります
もちろん今では使われていない  その歴史は・・・と思ったが
そのあたりは はげまると同じ変わり者 古い井戸専門の変態散策者の報告を待つ事とする

こっちとら  忙しいのだ





伊良部島を 時計と反対方向に海岸線を 廻っているのであるが
これは 前回書いた「フナウサギバナタ」の断崖から 宮古島方面を
写した写真である

まあ じじぃの記念写真だが いいではないか先が短いのだから






これは伊良部島の最南端に位置する「渡り口浜」にて撮った
台風の影響で 波が ざっぶ~ん  ざっぶ~ん と岸壁に砕け散っている

なにしろ この写真を撮った翌日は 台風がやって来たのだからな~
 えらいこっちゃ~  となる







この橋は 伊良部島と 宮古島をつなぐ橋であり 今建設途中である
そうなのです あと4年位で完成するとの事

当然 宮古島>伊良部島間のフェリーは無くなってしまう
 島民同士の 御近所近況報告の場も無くなってしまうのだ
 伊良部島の風景もどんどん近代化していくと思うと なにか悲しい
 とても残念である

リゾートが無い島でもいいではないか  リゾート関係は本土宮古島だけでもいいではないか
 と切に思うはげまるであった






建設中の橋が見える






宮古島本土を望む
先ほどまでの曇天の空から 少し晴れ間がみえる
音一つしない  柔らかい風が はげまるのハゲ頭を通り過ぎる
  するり~ん  つるり~ん とね
(かなり 自虐的にハゲを楽しんでいるな)





半日伊良部島観光を終えて フェリーに乗る
宮古島のスーパーで買った 190円のビーチサンダルである





 さらば 伊良部島さん
遥か彼方の港には つげ義春風 でかいビル 「伊良部島振興総合センター」
が見える

また来年来るからね

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はげまるの ぶら~り日記 (15)  宮古島(11)  宮古島の風景

2009-11-25 01:32:54 | 旅行
はげまるの宮古島話も 終盤にさしかかってきた
そろそろと言うか いくらなんでも 沖縄の海の透明度№1という
宮古島の海関係の写真を 載せないと まずいのではないか

てな事で
さらっと 軽く 載せる事とした
なんたって宮古島の観光案内やら 観光写真などを見れば
沢山の海  ビーチなどが 鮮やかに記載されているのだから
いまさら  はげまるが・・・とも思ったりもした

それに 宮古島に滞在して 完璧に晴れ間が見えたのは 最終日の
帰る日であった
その他の日は 台風やらで 晴れ間は ほんの少しであったので
これぞ宮古島風の写真は撮れずじまい

それでも海の色相は流石であった




① 池間大橋


恒例の まんが地図です




②  砂山ビーチ



③  同じく 砂山ビーチ



④ 東平安名崎の朝焼け
朝5時半に起きて撮りました  (えらい じじぃのクソ根性だ)


⑤ 来間大橋



⑥ 伊良部島 (フナウサギバナダにて) なにがなんだか解らん名前だ



⑦ 平良港  泊ったホテルから フエリー乗り場を望む (最後の日に撮る)

カメラは全て シグマDP1 DP2 であります

まだまだ いい景色写真がありますが まあこんなもんで
 お茶を濁す事とする

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はげまるの ぶら~り日記(14) 宮古島(10)  のんびり

2009-11-22 01:08:06 | 旅行
宮古島シリーズも はや10話目である
う~ん この調子なら 20話どころか 100話ぐらいまで行けそうだ
なんなら来年宮古島に行くまで続けてみる事とする
(冗談です)

ここまで書いてきて 少しまとめてみたい
 宮古島とは  一言で表現したら何なのか

もちろん のん兵衛が多い島である
宮古島=のん兵衛  の図式もあてはまるのだが
そうですね  一言で言ったら

のんびり 
そう のんびりが基本である もちろん島民もそうなのだが
旅人も のんびりが基本である

のんびりなら 近場の温泉にでも行ってのんびり のほうがいいではないか
わざわざ宮古島まで行くことは ねぇんじゃねぇけぇな~(どこの言葉なのだ)
と言う ごもっともな御指摘もあると思う
はげまるも温泉 大大大好きである  
はげまるの場合 一日中温泉に入っては寝て 入っては寝て
飯食って酒飲んで又温泉入っては寝て

そう 温泉はのんびりするために行く場所ではないのである
寝に行く場所なのである
それなら 何処にも行かず 家に閉じこもり 寝腐っていればいいではないか

と どんどん話が飛躍してくる  ど~もイカンな
(おめ~が一人で飛躍しているんだ )


てな事で 元に戻ることとする
宮古島=のんびり  の話であった

はげまるはレンタカーを借りて 島中走り回ったが
皆さん 市道40kmの制限速度を必ず守っている
忙しそうな車は皆無であり  まれに忙しそうな車を見たりする
 ナンバーはレンタカーの「わ」である

空いている一本道を のんびりとろとろと走っている
そうなのです  狭い島「そんなに急いで何するの」 なのである






この写真集の  猫ちゃんが 宮古島の基本である

人間の生きられる時間には 限りがある
忙しく生きるも人生
のんびり生きるも人生

まぁ のんびり行くか~






その猫ちゃんの写真集が 置いてあった店の 従業員である
奥に写っている女性は ここの女店主で 三線の名手だそうだ
店の名前は「とも屋」 さんである

ここで宮古島の さっぱり手造り料理をたらふく食べた
海ぶどう なんて 凄く感動したな~




はい 海ぶどうと 島らっきょう塩漬け(宮古島産)
のんびり焼酎の水割りを飲みながら
のんびり味わいました  もう  両方とも 
「う~ん  宮古島」 という美味さがあった






食べ物の お品書き

飲み物の お品書きは別にありました






犬ものんびり





ヤギさんも のんびり (目が とろ~んとしているな)




はげまるも  のんびり







野球少年たち   いい顔している




古いビルの中では 3~4組のおじさん達が 昼間から 囲碁を囲んでいる
ビルの看板には OA器機リースとある
 たぶん会社がつぶれたか 移転して 開いているビルを 町内で借りているのかもな






オリンパスPENの写真である
島のリゾート方面で撮ったモノ  ハワイぽいホテルの外のバス停の看板
「マッタリーナ  ホッコリーナ」・・・?
バス停の名前まで のんびりしているな





夜の宮古島散策委で撮った写真
 カラオケクラブである  猫ちゃんが中から出てきた
夜の宮古島も  もちろん  のんびりしている






泊ったホテルの寿司バー
カゥンターの 人のよさそうな板さんである
前にも書いたが  魚は美味かった もちろん寿司もウマイ

ただ頼んだウィスキーの水割りが なかなか出てこない
はげまるは 「とりあえず オリオンビール もらおうか」





すぐ到着した 「オリオンビール」 である
本場沖縄で飲む オリオンビール   
もちろん 美味かった  

しばらくすると  ウィスキーの水割りが出てきた

のんびりとね

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はげまるの ぶら~り日記(13)  宮古島(9) 嗚呼宮古島

2009-11-20 04:22:35 | 旅行
 今回は 「嗚呼宮古島」という 恐れ多い題である

何故 嗚呼なのか
宮古島に行く2カ月ほど前 高齢の母が そっと呟いた
「おと~さんが 死ぬ前に 宮古島に行きたがっていたのよ~」
はげまるは 驚いて
「え~っ  どうしてなの」と聞いてみた

先日親父の17回忌をすませたばかりである
親父は生きている時は あまり戦争の話はしなかったが
酒好きの親父が酔うと 「満州は凄く寒かったな~」と話すぐらいであった


母に どうして? と聞いてみた
親父は戦時中 満州から 沖縄に飛ばされ
もっと最前線の宮古島で終戦を向かえたそうだ
多少の交戦はあったそうだが 激しいアメリカ軍上陸 激戦とはならず
終戦そして 無事沖縄に送還され 沖縄で捕虜になったそうだ

親父がもう一度行きたがっていた 宮古島

還暦過ぎのはげまるが 宮古島で
「おやじ! おやじの代わりに来たぞ!嗚呼宮古島」となったのである

親父が宮古島ではなく 激戦地沖縄にいたら 今のはげまるは存在しなかったかもしれない

親父も見たであろう 草ぼうぼうの空を見上げると なんかしんみり 
じ~んとこみ上げるものがある







光の彼方に 親父の顔が浮かんでくる

ありがとう  親父
ありがとう  おやじ

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はげまるの ぶら~り日記 (12)  宮古島(8)  宮古島の家並み 続編

2009-11-17 01:47:22 | 旅行
宮古島の家並み 続編であります

前回は ビル関係の写真を多々載せたが もちろん木造家並みも あるにはあるが
ビルに比べると 圧倒的に少ない
今回は 木造関係中心に書く事とする







この家の屋根が 写真の関係で白く飛んでしまっているのだが
瓦屋根である
はげまるが宮古島に滞在している時 小ぶりの台風が来ていたので
雨戸を閉め切っているのかもな











この写真の感じが 宮古島中心地の平均適な風景である






もう人が住んでいない感じの 木造家




この木造の二階家  前にオリンパスペンの時 登場した  渋い民宿ぽい旅館
「鶴美荘」である





民宿ぽい旅館「鶴美荘」の前を はげまるは ふらふらカメラぶら下げて歩いていたら

外にいた二人の女性が 「こんにちわ~」と声をかけてくれた
すごく のんびりした感じの二人だったので  思わず
「写真撮らせてくれますか~」と聞いたら  「ど~ぞ」のうれしい答え
その写真です  左側の女性が この旅館「鶴美荘」のオーナーだそうだ

来年宮古島に行ったら はげまるはお世話になるつもりである
パンフレットをもらってきたのだ

ドミトリー(二段ベット 一部屋4人)一人1500円  そうなのです
もちろん個室もあるが
1500円で はげまるが小中学校の時 経験した
みんなで雑魚寝でわいわいがやがや 相部屋 雑魚寝感覚が楽しめるのだ
じじぃになって くれば来るほど そういう子供の頃の経験が 今一度したくなるのだ
おまけに猫ちゃんも そなえつけ(飼っている)うれしいな~

はたして じじぃ一人参加の雑魚寝が可能なのか 
事によっては はげまるが 残り三~四人のじじぃを探してこないと無理なのか
はたして如何に 
 
まあ 来年分かりますがね





ごめんなさい  はげまる以外は 40歳代です (カメラ仲間です)




このちらし いいですね  ほのぼのしていて  いいな~






宮古島では 安い民宿の看板が至る所にある
なんたって 沖縄で一番の透明度がある海である  若いダイバー達が
本土から続々やってくるのだ
写真の大きなビルも 「民宿」とペンキで書いてある





波止場旅館
いいな~  もう  じじぃの感性を奮い立たせる お名前だな こりゃ~

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