少し前に中華街のダスクで演った
はげまるライブに
中学高校の幼馴染が来てくれた事を書いた
高校生の頃、そんな幼馴染とよく川崎あたりで
学校帰りに寄った場所がある
川崎さいか屋である
もちろん金も無いし、
当然買い物をする訳でもない
ただふら~りとレコード売り場なんかに入って
その頃流行っていた、イギリスのビートルズやら
リバプールのグループのレコードジャケットを
見たりしていた
その頃の洋楽LP版は2000円で
シングルレコード洋楽が330円
和楽が300円の時代であった
たま~に、洋楽のシングルレコードなんぞを
買って、急いで家を帰って
レコードが擦り切れるぐらい聞いた
懐かしく楽しい想いでがある
カセットはもちろん録音機材が無い時代が懐かしいなぁ
今年の5月の連休に岡山から☆☆☆さんが
こちらへ出て来て毎度恒例の昭和散策をした
その時は川崎駅のドブロク横丁があった横路地、
小向にあった昭和のマーケット「小向マーケット」、
鹿島田あたりの「亀甲マーケット」、
なんぞを散策した事はブログでも書いたが
ぬぁんと、ぬぁんと、ぬぁんと、
(久しぶりに出たぞ~)
最後に川崎駅のさいか屋にも出向いていたのである
さいか屋は閉館まで28日であった
うわ~~ ラッキーだなぁ
最後のさいか屋さんに巡り合えるなんて~
テナ事で一階に展示されていたさいか屋昔の昭和から
話を進めて行く事にする
はげまるが生まれて初めてこのさいか屋で、
クーラーなるものを体験した事を鮮明に記憶している
真夏の蒸し暑い頃である
小学生の友達から
あのさ~ さいか屋に行ったらさ~
クーラーなんて言う物が効いていてさ~
すっげー涼しかったよ
なんて事になり友達何人かで出向いて
あまりの涼しさに驚いたのが忘れられないなぁ
エレベーターもエスカレーターも
初めて見たのがさいか屋であった
この写真は昭和35年頃のさいか屋
昭和35年頃は、はげまるが小学生六年生の頃であり
月に一度ぐらい、
母がさいか屋に連れて行ってくれた
六階の大食堂でクリームソーダとか
チョコレートパフェとか
日の丸の旗が立っているお子様ランチなんぞを食べて
屋上にある遊園地に行くのが
一番の楽しみであった時代である
市電が通る川崎駅前からの写真
市電はさいか屋の横が終点であって
高校生の時代は渡田向町から毎日乗ったものである
写真をよく見ると
屋上の上の方になんかモノレールみたいなものが見える
少し拡大してみた
屋上には遊園地があったので何度も遊んだが
モノレールには乗った記憶が無い
乗ったのかもしれないなぁ
この歳になってくると昔の記憶は、
ぼんやりとかすかに残っているだけである
それがたまらなく懐かしい
昭和39年頃のさいか屋は
遊園地は無くなって大食堂の形も変わってしまっている
はげまるはこの頃、
すでに大食堂も屋上の遊園地には行かない年頃になっていた
川崎駅西口にあった東芝
西口には高い建物が何も無かった時代の写真である
子供の頃の思い出を沢山ありがとう
さいか屋さん。