はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(131)     頭がよくなる「エジソンバンド」 昭和の時代

2013-08-29 00:18:01 | 日記
今年の夏は辛かった
なにしろクソ暑さにジメジメ感がプラスされ
喜んでいたのは、ポッタン便所のナメクジさん
ぐらいかもしれない
(ひゃ~~出だしからきったねぇなぁ)

あまりのクソ暑さなので、炎天下に外に出る時は
帽子の下のハゲ頭には、冷えピタを二枚ほど貼って
いたほどである
人の脳味噌は暑さに弱いそうで、
暑いと記憶力判断力行動力などが減退するそうである

冷えたシールは頭に貼ると瞬時に
その効果が発揮されるのがいい


そんな事を考えていたら
その昔 昭和の時代(35年ぐらい前)
古今亭志ん朝さんの落語のカセットテープで聴いた
枕のある話を急に思い出した
(まくら=落語の本題に入る前にするお話)


そのカセットテープを探し出し、改めて聴いてみた


その落語の枕で、エジソンバンドをしていた骨董品屋の
店主のオジサンの話をしていた
志ん朝さんの枕はこんな感じであった

「え~みなさん、エジソンバンドって知ってますか?
 頭の良くなるエジソンバンド」
「小さい金属片がずら~っと並んでいて、それを頭に巻いている、
 え~ん そうですねぇ~今で言うバンダナ
 みたいなものですかね~」

話はどんどん続いて行くのであるが

とにかくエジソンバンドとは
どんなモノなのかなぁ~
あのアメリカの発明王のエジソンと関係あるのかなぁ
ほんと~に頭がよくなるのかなぁ

それに、そんなに効果があるなら今でも有名で
株式会社「エジソンバンド」なぁんて会社を
設立していると思うしなぁ

はげまるの興味はどんどんと膨らんでいく

とにかく「エジソンバンド」の実物を見た事ないし
使っている人も見た事ないし、話も聞いた事ないし
昔のテレビのコマーシャルでも見た事ないし・・・
東大に合格した人の沢山の人達が
「エジソンバンド」のおかげです~」
なんて話も聞いた事ないしなぁ

その昔気になっていた「エジソンバンド」を
調べてみる事にするか~~






                          


パソコンで検索してみたら、ほんとありましたよ
当然、 昭和の時代の宣伝記事である

なにやらその当時の雑誌の隙間にある宣伝記事みたいだなぁ
古今亭志ん朝さんの、お話のとおり
頭に巻く器械である

「朝夕十分間使用で 頭脳明快記憶力増大」

なんて文字が見える
さらに発明王エジソンさんが生涯愛用していた・・・
なぁんて嘘か誠か書いてある

う~ん 朝夕十分間の使用で 頭脳明快記憶力増大か~
ここで疑問が沸いてくる
その朝夕十分間「エジソンバンド」を頭に付けている間は
暗算の練習とか難しい数式でも覚えるのかなぁ
それともなにも考えず、いつもみたいに
ぼけ~っとしていていいのかなぁ
おね~さんの事を考えていてもいいのかなぁ
それで卑猥度が増しても困るしなぁ

そのあたりが分からないなぁ
値段とか販売元住所とかは
写真の元のサイズがこの大きさなので細かい文字は判読が難しい


さらに


                    


こんな宣伝の記事もあった

ぬぁんとニューエジソンバンドである

「頭が良くなる機械を無代とでさしあげます
ニューエジソンバンド普及会員募集る」

なぁんて文字が大きく目立っている

全ての漢字には、ひらがなが小さく、ふってある
(これがいいなぁ~)
とにかく無代・・・  タダである

その横上には

「ニューエジソンバンド
 一個370円  送料50円」

この値段設定から想像すると昭和30年代の雑誌かもなぁ
(そうコロッケが5円の時代である
 尚、調べてみたら戦前からエジソンバンドはあったそうである)

 う~ん  
まずダダである事で読者の注意をひいて
正規の値段を書いている
やり方が古典的でいいなぁ~

さらに下のあたりには

「本機を使用せばどんなに勉強しても疲れず益々頭がさえて来ます。
どなたにも無料で差しあげますますから普及に協力して下さい。
現金五十円を手紙で送れば会員誌と○○○と(読めない)普及書類急送します
  東京都新宿局  協和製作所」

50円を会社に送れば無料でニューエジソンバンドを
くれるのである
そう  タダ タダでくれると書いてある

新しいニューエジソンバンドは
前の機械(朝夕十分間)と違い勉強中はず~っと、
頭に付けているみたいである

それにしても現金五十円を手紙で送ればタダでくれるとは、
またしても疑問が湧いてくる
 
タダ同然でニューエジソンバンドを普及会員さんに配布していたら
普及する前に会社が倒産してしまうではないか、
それに、楽な儲け話、タダで商品が手に入る話とか、
あなたは特別会員ですから、特別に儲かりますよ~
なんて話しは
あなたからは特にふんだくりますよ~

みたいなモノである

このニューエジソンバンドの場合はどうなるのかなぁ
誰かその昔、試しで普及会員になった人いないかなぁ

五十円を送ったら、返事の手紙が来て

「あなたは特別普及会員に選ばれました
至急、お友達三人を紹介してくださいませ
お友達のお名前、配送先等を記入のうえ
三人分の150円を郵送してくださいませ」
「こちらから三人の方にはニューエジソンバンド
を郵送致します
尚、あなたには特別普及会員分として
ニューエジソンバンドを二個郵送致します」

そしてその友達にも同じ文面の
特別普及会員の手紙が届く

なんて事だってありえるかもな


なんて色々真剣に考えて、
考えれば考えるほど楽しくなってくる
ホント金もかからず暇つぶしで楽しいなぁ

ははは



                    


さらにさらにエジソンバンドの画像も発見した



                    



ひゃ~~~~


う~ん  重さは不明であるがブリキではなく
金属板の表面に、ずらりんこと凸凹の金属が並んでる
なんか見ていて重そうである
御習字の文鎮(ぶんちん)ぐらいの重さかもなぁ

誰かさんの記事を読んでみたら、

「付け方を注意しないと、小さい金属製の板が頭の皮膚に挟まり
 痛くなる」とか、
「きつく付けないと重さで下にずれてくるので
 きつく付ける事
 長時間つけているとそのせいで頭の皮膚が痛くなる」

なんても書いてあった
ほんまかいな~


とにかく頭を冷やすラジェターみたな役割をする機械と
書いてあった

それにしても冬だったらいいが
クソ暑い真夏にこんなの付けていたら金属が外の熱を吸収して
よけい頭が暑くなるんではないか

こんなエジソンバンドを真夏にハゲ頭に巻いて歩いていたら
それだけで暑いし、怪しいハゲのオッサンとして
救急車を呼ばれるかもしれないぞ







おまけで エジソンバンドをパソコンで検索していたら
バンド関係でこんな記事もあった

「月経バンド  生理バンド」

なんて出てきたので、その記事の冒頭の枕を無断転載して
今回のエジソンバンドのアホな話しを終わる事にする



「昭和時代は、数多くの月経帯が発明され、顕れては消えた時代。
それが女性の解放と地位向上と社会進出を助けた時代でした。
もはや滅多に知ることの出来ない、
それら生理帯・月経帯の変遷を、写真と資料でお見せ致します。」

興味がある人は各々調べてみてくださたい

あ~
世の中、昔からは、はげまるみたいな輩が沢山いたみたいで
楽しいなぁ。

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異国情緒あふれる港町  横浜(270)      昭和の喫茶店 「モカ」  弘明寺

2013-08-26 12:17:19 | 日記


前回、はげまると☆☆☆さんとで
大満足の公衆トイレ観光をで終え、

はげまる
「さてとこれからどうしますか~」
クソ暑いさなかの散策で、喉がカラカラである
☆☆☆さん
「そこの喫茶店で珈琲でも飲みますか~」

テナ事で写真から見ると、三軒ぐらい隣にあった
見るからに昭和の喫茶店の香りが漂っている
喫茶店 「モカ」に入る事にした





息がぴったりと合うと言う表現どおり
渋い昭和の景色に本能的に反応する☆☆☆さんの
行動力は見ていても関心するほどである


写真を撮る☆☆☆さん






☆☆☆さん
「いいですね~」






はげまる
「看板が昭和の喫茶店しているねぇ~」





はげまると☆☆☆さんは昭和の喫茶店「モカ」の
入り口の吸引力に惹かれるように中に入って行った






いいねぇ~





「モカ」さんの中はクーラーが効いていて
あ~~涼しいなぁ

店の中はテーブル席が4っ
怪しいオッサンふたりは店のドア側の特等席に
あ~~よっこらしょ
と腰を落ち着ける






あとで☆☆☆さんが店主さんに取材をしたら、
戦後まもなくから営業していたそうである

う~ん という事はこの柱は、はげまると同じ年代かもなぁ






はげまるの注文した珈琲







☆☆☆さんはトマトジュース








店主さんが写っている





怪しいオッサンふたりが、「モカ」に入った時
真ん中のテーブルに、かなりのお年のオッサンがひとり座っていらした

後で☆☆☆さんが取材をしたら

店主さん
「あ~ さっきの客はまだ若造だよ~
  70代前半だよ~ ははは」

ちなみに、店主さんのお年は、80歳台前半でありました







今回の取材は、頼んだわけでもないのに、
すべて☆☆☆さんがしてくれた、
取材が好きなみたいである

取材がとにかく凄く上手い
ねほりはほり、店主さんに細かい取材をするのである
☆☆☆さんの職業は、ぬぁんと ぬぁんと

獣医さんである
ワンちゃんにゃんちゃんに

「あ~どこが痛い~の~ あ~  ここかなぁ~
お~よしよし ここかもねぇ~  おお~ いい子ね~」

みたいな感じで、話しかけながら仕事をしているせいか
店主さんに、冷静に平然とした態度て、
話を聞いている
(店主は犬ネコじゃ~ねぇぞ)

「あ~  ここは、いつごろ出来たのですか~」
「マスター 御年はいくつなのですか~」
「奥さんはどうしているのですか~」
「御子さんとかお孫さんはいるのですか~」
「おしっこの出はどうですか~」
(これはウソ)

う~~ん   流石である






☆☆☆さんが横浜伝統のナポリタン・スパゲティを注文した

作る過程を写真に収めるつもりみたいである
全部☆☆☆さんが段取りしてくれる
あ~  楽な散策はいいなぁ

ふふふふ





はげまるもナポリタン・スパゲティ作成の過程を撮ることにした

まずソースの作成である
トマトケチャップ・トマト・玉ねぎ・ベーコンが基本であり
素材はその時の野菜の在庫でいいかげんにやっているそうである







ゆで上がったスパゲティの麺を入れる






勢いよくがしがしと混ぜる

店主さん、変わり者オッサン二人の、
二台のカメラでの撮影にもかかわらず
平然と、がしがしと混ぜる






は~~ぃ  出来ました






☆☆☆さんが
「うまいなぁ~~  うまいうまい  流石ですね~」
と食べているので、
はげまるも
「少し食べさせてよ~」

食べてみたら
ほんと  うまいなぁ 
40年以上の昔、学生の頃しゃれた横浜の喫茶店で食べた、
昔の味がした








実はここ「モカ」さん店内の右手には隣の部屋に入れるドアがある
☆☆☆さんが
「マスター 隣のドアの向こうの部屋はお店なのですか~
 開けて入っていいですか~」

またしても図太いと言うか、平然とした態度でマスターに
聞いている





部屋の広さは四畳半ほどの間取りで、真ん中に小さなテーブルがある
マスターの休憩室みたいであるが
店が混んでできたら、お客さんが座るのかもしれない


部屋の左壁際には、お宝モノ
ひゃ~ 戦後を代表する真空管ステレオが
で~~んとお座りになっているぞ





この感じのステレオは中学生の頃、友達の家で見た事がある
確か、その当時大ヒットしていた、カスケーズの「悲しき雨音」(名曲である)
なんかを聞かせてもらった素晴らしい思い出がある

はげまるの家には一般平民がよく使っていた
卓上音出し器みたいなモノしかなかったので
そのステレオ様の音を息を飲んで聞いていたものである


その頃はげまるの家にあった卓上音出し器
たしかこんな感じだったと思う






卓上音出し器調べてみたら卓上聴音器という名前かもしれない

なにしろこの卓上聴音器はLPレコード盤より小さく
レコード盤が歪んでいてたりすると、レコード針は激しく
上下運動をする(わらい)
ハラハラしながら音を聞いていたものである

お~ぃ  がんばれょ~~

なぁんて声かけたりしていたなぁ







TOSHIBAのロゴが素晴らしいなぁ






「モカ」さんの客はわれわれ二人だけなので、店主さんが
ステレオの電源を入れてレコードをかけてくれた











TOSHIBAのロゴの下の赤い電気が悩ましく光っている

お~~光っている

ここで子供の頃よく耳にした東芝の歌を歌います

知っている人は、はげまると御一緒に
(はい)

ひか~る~  ひかる  とお~しば~
ひか~る~  ひかる  とお~しば~
  (はげまるの頭の歌みたいだな)
みぃんな みぃんな とお~しば~
とお~しば~の  ま・あ・く


みたいなコマーシャルソングだったと思う
違っていたらゴメンなさい





真空管ステレオの柔らかくて暖かくい音が、
狭い部屋一杯に溢れだす

わぁ  なんて素晴らしい音なんだ

その後、店主さんから昔この店の前を走っていた市電の話
その他楽しい話を沢山聞かせてもらい
大満足で 昭和の喫茶店 「モカ」さんを後にした


店主さん優しい暖かい対応
  ありがとうございました。





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異国情緒あふれる港町  横浜(269)    昭和4年築の弘明寺の公衆トイレ

2013-08-23 01:58:21 | 日記
このお盆休みの時期
はげまるブログファンの☆☆☆さんが
お盆の時期、岡山からはるばる横浜に出てきた

昨年のこの時期も☆☆☆さんと、よんぼうさんとで
アメリカ軍機の機銃掃射の弾の痕跡が今でも残っている、
鶴見線の国道駅(昭和5年築)の見学であった
今思ってみると、オッサン世代の男三人で手をつないで
(つないでないか)
仲良く弾の痕跡をわざわざ見学しに行ったのである

せっかく男三人が集まったのだから
「よ~し  お○○この本場 吉原でも行くか~」
とならないのである

(ご注意 お○○こ=おしんこです)

三人ともおね~さん関係は
①ほぼ、あきらめた (おなごり惜しいが)
②卒業した
③そこそこ飽きてきた

①は、はげまるであり
②は、よんぼうさん(はげまるより5歳若い)
③は、☆☆☆さん(よんぼうさんより10歳若い)

て感じかなぁ


今回☆☆☆さんに、どこを一番に散策したいのかを事前に、聞いてみたら

「昭和4年築の弘明寺の公衆トイレを見てみたい」

との相変わらずの玄人風のお応えであった

テナ事で今回は☆☆☆さんと二人で
クソ暑い最中、弘明寺の公衆トイレ散策である







京急弘明寺駅から今回散策の弘明寺の公衆トイレがある
鎌倉街道方面(21号線)に向かって坂道を下って行く






お~ 立ち飲み屋さんだ










このあたりその昔、はげまるがカメラを持って無い時に
何度か来た事がある
当時は昭和の商店街風景がずらりと両側に並んでいた思い出がある


今でも当時からの面影を残す建物がそこそこ見れるが
店が廃業して、違う新しいお店に代替わりしている感じも多々見られる









満点の中華屋さんだ





さらに坂道を下って行くとアーケードが見える

どんどん☆☆☆さんと元気に歩いて行く





観音橋を渡る






観音橋の上で露天を出していたおじさん

昔はいくつもの露店が並んでいた記憶がある
きっとこのおじさん昔から出していたのかなぁ







☆☆☆さんの姿が少し写真に写りこんでいる






代替わりしていない金物屋さんなんかもあるぞ






ここの果物屋さんとカメラ屋さんも昔からのお店だな







カメラ屋さんの裏手に見える住居もいい味だしている
きっとカメラ屋さんの家族が一緒に住んでいるのかもしれない
表に面している品物ウインドーには、カメラが沢山見える

昔の銀塩カメラや、少し型落ちしたデジタル一眼カメラなんかもある
もちろん中古品も多々ある感じで
すごく安く値段を見ているだけで楽しくなってくるなぁ

きっとはげまる世代のオッサンが
「あ~~ 仕事は退職したし 暇で酒ばかり飲んでいてもなぁ~
 そ~だ 安いデジタルカメラでも買って暇でもつぶすか~」

なんてかもね






右手の空き地
(ビルの解体工事が終わった直後みたいである)
の奥に
ぬぁんと ぬぁんと 銭湯の形の屋根がみえるぞ

前に銭湯散策でこのあたりを歩いた時はこの場所に
ビルが建っていて気がつかなかった


家に帰って2006年の「横浜の銭湯マップ」を見てみると
この場所の銭湯名は出ていなかった
はげまるが横浜銭湯をの散策を始めたのが2005年ごろからである
その当時この銭湯は廃館していたみたいである











横に廻ってみると
お~  いいなぁ  銭湯さんの窓が見える






お弁当屋さんになっておりました

中に入って見学でもしたかったのであるが
今回散策の最大の目的である
昭和4年築の弘明寺の公衆トイレ観光がまだこれからである
(観光か~)


先を急ごう

☆☆☆さんと、はげまるの撮る被写体はほとんど同じで
はげまるが写している横で☆☆☆さんが写真を撮る
☆☆☆さんが写している隣ではげまるも写真を撮る

テナ感じでふたりの会話はほとんどない
変わり者のふたりには会話はいらない
あ・う・ん の呼吸で
写真を撮りながら御目当ての弘明寺の公衆トイレを目指すのであった






写真を撮っている☆☆☆さん






☆☆☆さんが横道にそれた
「はげまるさ~ん  すごいのありますよ」






御見事なトタンだ~





製氷販売の文字が見える
この建物、前に来た時も撮った記憶がある
まだそのままの形で残っているのが嬉しい





昔に氷を運んだ自転車みたいだ






前の荷台にあった木の板から昭和の香りが
ぷんぷんと臭ってくるなぁ
これから観光する公衆トイレも、このクソ暑さである
ぷんぷんと臭ってくるぞ~~
楽しみだなぁ
(山本リンダの どうにも止まらないだな)







鎌倉街道に出ると、
むふふふぷんぷんぷん
通りの向こうに、お目当ての昭和4年築の公衆トイレ のお姿





高齢者間近のはげまると50歳の☆☆☆さんとふたりで
両手を上げて万歳三唱

ばんざ~~ぃ  ばんざ~~ぃ  ばんざ~~ぃ
(これはウソ)






公衆トイレの後ろには
「浜」の文字は無くなっていて
「院」はくたびれ果てて、片方が下にずれてしまっている
「横浜マッサージ学院」の文字が見える
もうかなり前から学院はやめてしまっている感じである

ここは事前に☆☆☆さんが
「公衆トイレの後ろに、すご~~ぃ建物ありますよ~」
と下調べしていてくれた建物である






古い昭和のビルの二階で「横浜マッサージ学院」をやっていた感じである
名前は 横浜と学院がついているので、かなり大々的な意気込みを感じられるが
中小町工場的な感じである事は否めない
二階へと上がる階段のトタン造りがいい味を出している

まぁ よくある話であるが
美人パレス(美人宮殿)、と言う名前の泡の館に行ってみたら(ソープランド)
美人の姿は影もかけらもなく
家の近くのタバコ屋のおばさんみたいな人が出てきて
生涯忘れられない思い出として残る
テ感じかもなぁ~





はい、それでは
の中に入ってみますか
このクソ暑いさなか
カメラを肩からさげたオッサンがふたり
意気揚々とした顔付きで中に入って行ったのであった

  ドンドンドンドン

    (紙芝居風な太鼓の音)




お~~~いいぞ~~~

このあたりは戦時中の戦火をまのがれた場所が多々ある
今はもう廃館してマンションになってしまった「すみれ湯」さんも
戦前からあった銭湯であり、この公衆トイレの裏手にあった






写真に写っている小便器は昔からあるはずはないが

   いい味だしてるね~ぇ







   これもいい味だしてるね~






臭いがぷんぷんだが

これもいい味だしてるね~
  (出し過ぎている感もあるがね)


ふたりはニタリ顏で、交代に写真を撮るのであった





ははは

(暑さと臭いで興奮状態だな)






昭和4年築の公衆トイレ観光を無事終えたふたりは
三軒ぐらい先の場所にある 渋い昭和の「喫茶店 モカ」
の散策に意気揚々と向かうのであった

  どんどんどどどどん


最後に☆☆☆さんが撮った、はげまるの後ろ姿







昨年もたしか野毛の「ともえ荘」のトイレでも撮られたなぁ。



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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(130)    「鎌倉屋」  中村町立ち飲み酒屋街道

2013-08-20 01:07:28 | 日記
えっへ~~ん

今回の話は、前にその壮大な計画を発表していた、
中村町立ち飲み街道を完全制覇そして完全散策である

1000円以内で収まる壮大な計画である






中村町をどんどん元町と反対方向に歩いてみると
先日ブログで散策した「山上酒店」さんがある






さらに歩いて行くとすぐ左側に「新井酒店」さんのビルが見えるが
今では営業していない感じである





横目で眺めながら、さらに歩いて行く





歩いてすぐ右側に発見






「甲州屋酒店」さん
何度もこの酒屋街道をハゲチャリで通っているが
いつも閉まっているので廃業しているみたいである
ビルがふたつ並んでいるが、同じ「甲州屋酒店」さんで
推測では右側は立ち飲みが出来そうな造りの建物である

あくまで推測で書いているので
 
   そこんとこ、よろしく






「甲州屋酒店」さんから少し坂が急になる
前に散策してビートルズ仲間の光○さんに偶然会った
「田原屋酒店」さんが見える






坂がすこし下りになるとすぐ十字路に出る
横に走っているのが八幡町通り商栄会通りだ





この十字路を左に曲がると
昭和の香りぷんぷんの名店が何件もある
まず「三貴屋製パン」さん
フライの「池田屋」さん
焼きソバとおでんの「磯村屋」さん
左の狭い路地にはいると完全昭和銭湯の「仲の湯」さん
さらに坂を上がって行くと、左手には
はげまるが☆☆☆(星三つ)をあげた
立ち飲み屋酒屋さん「丸花」さんがある






「三貴屋製パン」さん





「池田屋」さん





「磯村屋」さん





「仲の湯」さん





「丸花」さん





さてと 話を元に戻す事にする
先ほどの十字路をそのまま、まっすぐ行くとすぐ
「鎌倉屋」さんがある
この場所が中村町かどうか知らないが
とにかく中村町裏通りの酒屋街道の最後の酒屋さん






「鎌倉屋」さん
このビルになったのは30年以上前であるそうである
(あとで自腹取材で判明)





店の左側に立ち飲みカゥンターがあり、先客さんがふたりいた
はげまるより年上みたいである





立ち飲み屋さん定番の、酒のツマミ缶なんかも見える





この日はクソ暑さ最高点で、
クーラーなんかつけて無い「鎌倉屋」さんの店の中は
むんむんむしむし
カゥンターあたりで飲んでいても、じと~っと汗がにじんでくる






はげまるの飲み物とツマミの梅干





クソ暑い時の梅干は塩分も取れて一番いいそうである
冷えたウィスキーの水割りをぐいぐいと飲み
梅干をがぶりと口に入れると
「暑さがなんでぃ~ どんどんきゃがれ~」
という気分になれるのが立ち飲みの醍醐味である





店の立ち飲みコーナーから見える公園





あまりのクソ暑さで、人影はほとんど見られない

そんなクソ暑い中、
誰もなし得なかった、中村町立ち飲み酒屋街道散策を
(多分ね)終えたはげまるは清々しい気分で
またまた炎天下に、ハゲチャリに乗り
次の飲み屋に向かったのである。

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横浜(267)  横須賀から柏木田遊郭跡を歩く    の追加記事です

2013-08-19 14:50:37 | 日記




前々回の散策で載せた緑色のビルの詳細が判明しました




先日野毛のパパジョンで、写真家の森直実さんに偶然会った
かなりの確率で野毛界隈で偶然会う
森さんは、はげまると同じ、野毛のヘロヘロ徘徊人なのかもなぁ

その時、この緑色のビルの事を話していたら
森さんから
ぬぁんと ぬぁんと
この緑色は銅の緑青(ろくしょう)
の色であることを知らされた

そ~か 銅の錆た色だったんだ~
銅の錆びはトタンと違い、錆びる事で腐食を防ぐそうである


このはげまるブログは、
変わり者の知識人の方々が
多々読んでいると噂されている
知らなかったのは、はげまるだけかもなぁ

ははは


緑色のお城ビル、
造られた当時は銅製の色がピカピカに燦然と輝いていた事を
想像するだけで楽しくなってしまうなぁ










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