はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(434) 市外篇  横須賀京浜急行の旅(2) 「亀の湯」

2016-07-30 13:12:33 | 日記
前回の続編

汐入のガード下にある平林コーヒー店で
のんびりとした時間を過ごし、
そこから近い距離にある
昭和銭湯に向かって歩いて行った

初めての銭湯に行く時は、毎回毎回
楽しくなってしまう
鼻歌なんぞも出てくる

あ〜 どこかに煙突はないかいな〜
あ〜 どこかに煙突はないかいな〜

なんてね、



わーー
あったあったぞ〜




ありましたありましたありましたよん

それにしてもここんとこ、
銭湯の散策をしてなかったせいか
昭和銭湯の見本みたいな外観に
わくわく感で胸が踊ってしまうではないか〜



「亀の湯」さん

暖簾(ノレン)といい
上あたりの小窓といい
満点の入り口である




ひゃ〜〜 たまらない昭和銭湯の入り口だ




入り口の天井あたりの小窓の造形も素晴らしい





はげまるが生まれる前からあった感じの
下駄箱、
そう言えば下駄を履いてる人なんか
ここんところ見た事ねぇなぁ〜

はげまるが子供の時代は下駄を履いている
人達が沢山いた記憶がある
はげまるだって、夏は下駄が定番だったし、
夏祭りなんかはもちろん浴衣に下駄、
冬場になると、福助の足袋に下駄だった記憶がある

もう下駄箱と言う言葉も
死語となってしまったみたいだ


それでは中に入ってみる事にするか〜

ガラガラガラ(ドアを開ける音)

入ると左手に低めの番台があり、
はげまる世代と思われる女店主さんが
優しい顔で
いらっしゃい〜

中をちらりと見てみると
脱衣所にひとり
湯殿の洗い場にひとりの計ふたりの
先客がいた、

番台で入浴料と石鹸代の500円を払い、
タオルを貸してもらって、
「あのー 中の写真を撮りたいのですが
いいでしょうか?」
と聞いてみたら
「ど〜ぞ ど〜ぞ、人は撮らないでね〜」

わ〜い、よかったよかった




テナ事で、風呂場に入る前に少し写真を撮る
人が少し写り込んでいるが、
まぁ~  このくらいだったら許容範囲かなぁ
(勝手に決めてるな)



たまらないくらいの昭和銭湯の解放感が
ぶぁ〜〜っと広がってくる



天井あたりの形や太い一本の木が素晴らしい

後で聞いた話であるが
ここ亀の湯さんは戦前も戦前
大戦前の大正時代に作られたそうで
天井あたりは昔からそのままである事を
聞いて、びっくらした

店主さんが
「だからねぇ、この天井の写真を撮りにくる人が
何人も来るのよ〜」

さらに、関東大震災でも壊れなかったのを
聞いて、さらにびっくらした

天井さん
「横須賀のこの辺りは地盤が強いのよ〜
だから昔からのトンネルだって沢山あるでしょう〜」
なんて楽しい話を沢山聞いた




はげまるは少し写真を撮り
さて、そろそろ一風呂浴びるかいな〜、
なんて服を脱ぎ始めた







風呂は少しピリピリとくる熱さではあるが
これがまたいい
先ほどまでの汗が体の中から
すーっと抜けていくみたいだ




このあたりの写真は、風呂場から出て
カメラを持ち込んで撮ったモノ
もちろん、ふるちんだ

全裸でカメラを持って逮捕されないのは
銭湯だけだな〜
あははは




高い天井の窓から淡い光が入り込んでくる、
これこそ昭和銭湯の醍醐味である




お見事な富士山が描かれている銭湯絵
またまた
たまりまへんへんあたまへん




この亀の湯さんの脱衣場には
ロッカーなんて代物(しろもの)は無い
あるのはザルのみである




はい、はげまるのザル写真



銭湯によくある扇風機が首を振りながら
が〜が〜が〜
と音を立てて回っている

あーー 生ぬるい夏特有の少し涼しい風が
心地よい




トイレ横にある灰皿




服を着て湯殿の方を見てみたら
はげまるが入って来た時と同じおじさんが
まだ体を洗っていた

きっと昼間の光の中でのんびりと体を洗って
いるんだろうなぁ



はげまるが見た中で一番低い番台である
きっと大正時代あたりの銭湯の番台は
こんなふうに低かったのかもしれない

女主人さんに、
「今日はすごく気持ちよかったですよ
ありがとう
また近々来ます」

とお礼を行って外に出た



帰り際に、また下駄箱を撮った

さて、そろそろ横須賀のアホ音楽仲間と
飲む前に、外人さん御用達の立ち飲み屋
ヒデヨシでいっぺい(一杯)飲むとするか。


続く。



















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はげまるライブのお知らせ 8月19日(金曜日)関内A.B SMILE

2016-07-28 12:34:33 | 日記
8月19日(金曜日)
関内A.B SMILEにてジャズライブに参加します

Tempo,s Live
7時30分~ 10時頃まで

MC 3000円

渡辺典保 Sax
久野光男 Piano
小林展明 Bass
佐々木豊 Dram

はげまる、
ジャズの歌も歌います
よろしくです









A.B SMILE  電話 045-664-6162



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異国情緒あふれる港町  横浜(433) 市外篇  横須賀京浜急行の旅

2016-07-26 08:44:08 | 日記



毎年この時期、
そう暑い夏の季節になってくると
必ずブログに書いている楽しい電車の
旅がある。

しかも毎回毎回
同じような写真を載せて、
同じような感じで書いていると思う




京浜急行で横須賀方面への小旅である

横須賀にはちょくちょく行っているのであるが、
夏のこの時期は特別な感じがする




特に、追浜あたりから景色がガラリと変わって、
学生時代の頃から見慣れた風景が
鈍行電車からゆるゆると通り過ぎていく
海からの風が潮の香りをはこんできたり
緑色の木々が眩しいくらいに
車窓から飛び込んでくる




鈍行でなくては味わう事が出来ない
のんびりとした時間がたまらない




そんなこんなで、
とにかく夏の京浜急行は大好きである





汐入あたりを過ぎると駅のホームが高台にあるので
余計に開放感が増してくる



トンネルをぬけるとまたすぐトンネルだ

これもいいんだよなぁ




汐入駅に到着~~




今日は横須賀の音楽仲間との飲み会であるが、
その前に前から気になっていた昭和の銭湯に行くのである
まずは涼しいどころでコーヒーでも
飲むとするか

汐入のガード下にある「平林コーヒー店」は
のんびりとした昭和の喫茶店であり
いつも懐かしいジャズが流れている



前にも書いたが昭和の時代から
たま〜に入っている喫茶店である




ママさんと若い女性従業員さんがいつもいるが、
もしかしたら従業員さんは娘さんかもしれない
今日は御主人の顔も見られる



店の御主人がフジフイルムのコンデジX30を見て
「これ、ライカですか~」なんて聞いてきた
「違いますよ、富士フイルムのデジタルカメラですよ」



テナ事で話が盛り上がり
御主人が戦前のライカ(たぶん)を持ってきて
写真談義をした




はげまるが、その昔あったEMクラブで
バンドをやっていた話をしたら
御主人が
「後ろにEMクラブの模型がありますよ」

ひゃ~~~~~~~~~

実は写真には写してないが
いつも地元の常連さんぽい人達が座っている
席がある、
カウンターに一番近いテーブル席である

そこに座っている人がEMクラブの
模型を作ったと教えてもらった

びっくりしたなぁ〜もぅ




御主人が一冊のアルバムを持ってきてくれた
昔懐かしいEMクラブの外観写真とか
壊される前に御主人が市の許可をもらって
撮った写真やらを沢山見せてくれた




その中の一枚



平林コーヒー店で飼っているわんちゃんが
床のタイルが涼しいのか、
ご機嫌な顔をしているのがかわいいなぁ



御主人に、
「あの〜 このあと、ここの裏手方目にある
銭湯に行きたいのですが〜」
と聞いてみたら
親切に教えてくれた
最後に、
「煙突が見えるからすぐ分かりますよ〜」



テナ事で平林コーヒー店を後にして
裏手方目に向かっ歩き始めた

おお  渋い昭和の家



はげまる好みのトタン家風の建物





おー
酒屋さんもあるぞ〜

あー
銭湯の煙突が見えてきたぞー




ひゃ〜 あったあった 昭和の銭湯さんが




わずか一時間ほどで味わえる
京浜急行横須賀の旅、
さてと、中に入って汗を流す事にするか

続く。





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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(290) ごきげんだ~写真(2)

2016-07-23 07:36:09 | 日記



少し前から気になっていた食べ物がある
はげまるが生まれてから食べた事が無いモノ、
ナスのフライである
(ガク)
埼玉屋のナスフライ
これがびっくりするぐらい美味かった



埼玉屋のナスふりゃ〜、
牡蠣ふりゃ〜みたいな食感でゃ~
どえりゃ〜うまいがゃ
(名古屋弁風)

おまけで、
名古屋あたりで、昭和している煙草屋のおばさんに
「ハイライト、ください」
と頼むと
歯茎が見えるぐらい口を広げて
「ひゃ~らいとか?」
と聞くそうである(ほんとの話)





野毛の桐の屋水産
野毛の飲み仲間
ブルーノさん、しんさん、宮◯さん

まあ皆さん、
はげまる同様元気に酒場を徘徊しております。






先週、にぎわい座で行われた
横浜では著名なジャズ評論家の柴田浩一氏が
中心になって行われた
モカンボセッションの座談会に毎度の
小◯さんのお誘いで行ってきた

モカンボセッションとはいったい何なんだー
と、ほとんどの人は思うはずである、
はげまるだって名前ぐらいは聞いた事あるが
よく知らないのである

昭和29年7月27日火曜日の深夜、
(げほ、
 はげまるがまだ5歳の頃ではないか、)

伊勢佐木町2丁目のクラブ「モカンボ」で
ジャムセッションがおこなわれ、
これが後に日本ジャズ史における重要なセッションに
なったそうである。
(詳しく知りたい人は好き勝手に、
おのおのカクカク調べてくださいね)

左から、柴田浩一氏、五十嵐明要氏、岡村融氏、瀬川昌久氏、
五十嵐さん(アルトサックス)はモカンボセッションで演奏している
岡村さんは元ポリドールレコードの人で
モカンボセッションを録音した人
瀬川さんは日本で一番と言われる音楽評論家であり
若い頃渡米して、
チャーリ.パーカ、バド.パウエル、ビリー.ホリディ他を
生で動いている姿を見てきたすっげーお方なのである

う〜〜ん
生はなんでも凄いのだ

座談会の中でいろいろな話が沢山出てきた、
びっくらこいだのは、
後にクレージーキャッツで一世を風靡した、
ハナ肇さんが司会、
植木等さんが会計係り、
植木等さんだけ酒を飲まなかったので
会計係りなったそうである



モカンボセッション座談会で
PAの仕事をしていたけんちゃんは、
飲み屋で偶然会ったり
はげまるのライブに来てくれたり、
ザイムカフェのバーベキューライブでは
肉を焼いてくれたり、
とにかくどこに出向いても会ってしまう
ナイスガイである




モカンボセッションの座談会の帰り道
小◯さんが、
「またこの前行った「だるま寿司」でも行きますか〜」

テナ事で元気よくふたりで「だるま寿司」





店に入ったらこの前も会った
餃子の老舗「萬里」の社長が又飲んでいた、

どうやらここでアナゴの蒸し焼きで一杯が
日課みたいである




テナ事で、はげまるは定番のタコ、イカ、なんぞで
う~ん  酒が進むのぅ~~ 




締めでかんぴょう巻きなんぞいただいて、
さて、
次はどこに行きますか〜

なんて恒例のジジィふたりのヘロヘレ徘徊に
向かって外に出た





翌日もヘロヘレのプロ、
どうにもとまらない山本リンダの小〇さんと一緒で
エディ藩さんとの飲み会

なんだかんだ徘徊して、
締めで恒例の山下町の「ラッキーズプレイス」へ
エディさんの隣は写真家の森ヒデミさん

フジフイルムのコンデジX30は無線ラン付きであり
Iphoneからアプリを使い
リモートコントロールで写真が撮れるのが凄い

あ~  生きててよかったなぁ




ここからの写真は横須賀散策の予告編みたいなもんで、
まずは汐入駅のガード下にある「平林コーヒ店」

店の店主がフジフイルムのコンデジX30を見て
「これ、ライカですか~」なんて聞いてきた
「違いますよ、デジタルカメラですよ」

テナ事で話が盛り上がり
店主さんが戦前のライカ(たぶん)を持ってきて
写真談義をした




はげまるが、その昔あったEMクラブでバンドをやっていた話をしたら
「後ろにEMクラブの模型がありますよ」

ひゃ~~~~~~~~~





「平林コーヒ店」の裏の方にある昭和銭湯「亀の湯」





横須賀の音楽仲間といつも飲み会をやる
ドブ板の老舗食堂「一福」のレジスター

そんな楽しい写真ざんした。











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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(289)   猫ちゃんカフェ  本牧

2016-07-20 11:38:12 | 日記



本牧のベイタウンに猫カフェが出来たと言う情報か入った
はげまるは異常なくらいの猫好きであり
場所も家から近いし
こりゃ〜 ひとつ行ってみる事にするか〜




なんたって、
「おめ〜女と猫のどちらか取れよ」
なんて言われたら
即座に
「そりゃあ〜猫を取るよ
それから女取るよ」
なんてなってしまう





10分200円、ソフトドリンクが350円

受付の若い女性から軽く説明があり
まず
ネコちゃんを追いかけたり、無理やりの抱っこ、
等はダメ、

う~ん  なんかおね~さんがいる店みたいだなぁ

更に
中を走り回ったり、大きな声は出す事はダメ、
等の説明をうけて
入る前に手の消毒を済ませる、

そう、
猫にハゲのバイ菌が付いてはまずいもんな





それでは中に入ってみるか~

猫ちゃんはすべてかわいい~ので
「かわいい~」しか書けない、
テナ事でこここらはコメントはほとんど書きません


























































はげまるの足の臭いが気になるネコちゃん








う~ん
はげまる家で飼っているネコ、
メグちゃんの匂いが気になるか、
はたまたはげまるの足が臭いのか































あ~  ネコ好きの子供やらおじさんおばさんに
追っかけられて疲れてしまったににゃぁ



少しほっといてくれないかにゃぁ




もう、眠いにゃぁ








あ、 さっきのネコちゃんだ
きっと疲れてここに避難しているんだなぁ








20分ほどネコちゃんの写真を撮れて大満足で
ネコちゃんカフェを後にした





このビルの4階フロアーはネコちゃん、ワンちゃんの販売、
ネコちゃん、ワンちゃんの病院、食べ物屋、
ワンちゃんの床屋さんとかあり
わんさかわんさか人がいたので驚いてしまう




動物の寝顔を見ているだけで癒されてしまうなぁ














   大満足の日でしたよ。


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