はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(259)     歴史59年のバー 「スターダスト」  NORTH PIER

2013-06-30 09:53:46 | 日記



少し前に東神奈川のNORTH PIERあたりを散策して予告した
老舗バー「スターダスト」の夕方の写真です






ネット情報では年中無休 夕方は5時から開いているそうである
善は急げとなり、早速日曜の夕方5時少し過ぎに行ってみる事にした

初夏の夕方はまだ昼間の明るさ
毎度の事ではあるが初めての店に入る時は緊張してしまうなぁ

はげまるが店に入ると
マスターが
「いらっしゃい~」
はげまるはマダ誰も座っていないカゥンターを見渡し真ん中あたりの
椅子に「あ~ よっこらしょ」
と勝手に座わった
「あ~ 今日は暑いねぇ~」
マスター
「・・・・・・」無言
ここで御返事がない、
同年代おぼしきマスターがはげまるをじ~っと見ている
はげまるの緊張感はますます増してくる
はげ頭にはじっとりと油まで浮いてきている感じだ

ここで
「ととととりあえず・・ 皮三本 ネギ間2本 タレでね
 あと緑茶杯ね」
といつも行く野毛の焼き鳥屋「鳥剛」さんの注文でも
したら殴られるかなぁ

なんて馬鹿な事を一瞬考えるはげまるは
やはりおかしいのだな 頭がすこし
(そうそうと宮○さん)

頭がすこしおかしいのを悟られないように
冷静な口調で
「ジョニ黒の水割り」

なんとか第一関門を無事通過した
もうあとはスイスイだなぁ


マスター(店主)は、はげまると同じ時代を生き抜いてきた感じのお年と見られる
二代目マスター(店主)だそうである







(店主さんの了解をもらって撮った写真)
何しろ開店したのが今から59年前の事だそうである
(店主談)
ボトル棚の上にはにその当時からある御見事な絵柄が、
淡い色で妖艶に店の中を照らしている





それにしてもこのような看板は
昔の中華街あたりの小さいバーで見たような記憶がある
今ではほとんど残っていない感じだなぁ





戦後の横浜で10年近く進駐軍があちらこちらを接収していた頃の
バーの貴重な面影かもしれない
これを見れただけで今日の散策は大満足である







きっと50年ぐらい前の頃は毎夜 NORTH PIERの外人さん達でおおいに
盛り上がっていた事なんだろうなぁ
この絵柄見て
「お~ぃ  みんなで本牧あたりのチャブ屋へ行くか~
ぶわ~っと お○○○買いに~」
なんて英語で話していたのかなぁ

御注意 お○○○は おとうふです





はげまるがジッポのライターでタバコに火をつけていたら
マスターが
「この店のジッポライターがありますよ」
昔からあったそうであるがお客さんの要望で、
新たに注文して作ったそうである






ここ「スターダスト」に来た記念に買うことにした
マスターが新しいジッポにオイルを入れてくれた

三杯目のジョニ黒を注文して、新しいライターでタバコをふかした
う~ん  いい時間だ






マスターが
「ジュークボックスは100円で三曲かかりますよ」
早速100円玉をちゃり~んと入れて選曲をした
一曲目 ヘイ・ポーラ
二曲目 アンチェンド・メロディ
三曲目 君の瞳に恋してる
ジュークボックスはのんびりとした感じでレコードを探しているみたいである
これがすごくいい
BGMがまったく流れてない「スターダスト」の店の空間に
50年ぐらい前の時代の音がレコードのプチプチ音と共に
溢れ出す至高の時間である






外からの浜風が柔らかく店に入り込む
蚊取り線香もいいなぁ~






マスターに又来る事を約束して会計を済ませて外に出てみた
まだ外は明るい、外から店の中を撮る





これも凄いな~






ここで半分飼われている猫ちゃんが店の中から出てきた
そう、前回の散策の時ドアの中からはげまるを見ていた
猫ちゃんである

猫ちゃんは、はげまるが
「ニャンちゃ~ん」と声をかけても知らんぷり
巷のおね~さんみたいに
はげまるを無視する感じでどこかに消えていった
  くっそ~~





外にしばらくいたら外が暗くなってきた






夕方の暗さに「スターダスト」のネオンが映える







あ~っ  写真の右上の方にお月さんが見える

歴史59年のバー 「スターダスト」 のお話でありました。

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7月7日  「旧バラ荘」 三周年ライブのお知らせ

2013-06-27 01:31:11 | 日記



7月7日  「旧バラ荘」にて 三周年パーティーがあり
はげまるが出演します

店主の相馬さんの企画で今回の三周年は
とにかく「バカ騒ぎ」一にも二にも「バカ騒ぎ」
で決行するそうであります





相馬さんから送られてきた企画書の一部を載せます

<横浜は野毛のバー旧バラ荘開業3周年記念異楽器(いしゅ)格闘技興行
2013年7月7日(日)世紀の横浜頂上対決
横浜一のつるっぱげはげまる軍団(オルガン) vs
横浜一のもじゃもじゃ毛玉ビトちゃん(ギター)
プログラム
19:00開場

19:40開幕・司会挨拶(かよママ)

19:45店主挨拶(創)

20:00ゴング(レフェリー・ゴミゴミ)

22:00試合終了・判定(レフェリー・ゴミゴミ)>


テナ感じである
ようするにハゲ男と毛がもじゃもじゃ男との
音楽対決みたいであります

投げ銭 飲み物一杯500円です

はげまるバンドは
(オルガン&歌)はげまる
(ギター) ともひろ君  (ドラム)佐々木豊
(ゲストギター) 野毛のしんさん

しんさんは焼き鳥屋鳥剛で知り合った人です
しんさんファンの方是非見に来てね
8時半~9時
9時半~10時
の予定であります




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6月23日 日曜日 ZAIM cafe    おおいに盛り上がりました  ありがとうございました

2013-06-25 09:07:50 | 日記
6月23日 日曜日 ZAIM cafe BBQライブはおかげさまで
大盛況うち終了致しました

先週の毎日 雨雨雨の天気とは大違い
快晴の中での楽しい音楽の時間をありがとうございました   






昨年のバラ荘ライブの時も遊びに来てくれた
ふみや君(ベース)も少し参加してくれました
なにしろ音合わせ、打ち合わせ等は無し
その場で
「お~ぃ  なにやる~?」の連続






ノリノリのはげまる




曲と曲の合間に酒まで飲んでいる
はげまるです



二つある小部屋も満杯




BGMで、あの今は無き60年代ポップスの店
「ウーリーブーりー」のマスターからいただいたCDを
流していたら
なぁんと スカイドッグさんが「ウーリーブーり」のマスターを
連れてきてくれた
音楽仲間は宝物だなぁ





あたりが薄暗くなってきた頃がすごくいい









夕方の空気が中に入り込んでくるザイムカフェは
はげまるの音も心地よく感じるみたいで
みなさんBBQの肉と共に満喫しているみたいだ


音楽仲間が数人遊びにきてくれた
皆さんほぼ同年代
テナ事で60年代の曲を飛び入りで歌ってくれた
大○さん 光○君 関○さん
ギターの中○さん 
ありがとうございました





ほんと楽しい時間が流れて行く




写真はジョジョさんが全て撮影してくれました
感謝

皆さんありがとうございました
 
  また ZAIM cafe でやりますね。    

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異国情緒あふれる港町  横浜(258)    ツタが絡まる  「かをり」 「同發ビル」とハゲ考察

2013-06-22 00:34:27 | 日記
少し前に「神奈川県庁」のツタに覆われた外側のレンガに感動したはげまる
今回も、またまたツタが絡み合うビルの事を書く事にしました

今回は大物である
ビルが先かツタが先か
卵が先か鶏が(にわとり)先か
毛根が先か抜け毛が先か




さてと 南京たますだれ(なんだなんだ)
「神奈川県庁」から歩いて2~3分の場所にある
洋菓子の「かをり」さんのビルは凄い





ほれ
ビル全体をツタが覆い茂っている





何年モノのビルだか知らないが
ツタさん ツタさん よくぞここまで
よくぞ頑張ってきたなぁ~
御見事の一言に尽きる





はげまるは親戚が横浜にでも出て来た時などは
よく一階にある売店でお土産を買ってあげている




この売店もいいが、横にある喫茶室はいい
横浜の空気を満喫出来る素晴らしい空間である




この「かをり」さんの先の裏道を中華街方面に歩いて行くと
またまたツタが絡まったビルがある





「同發菓子工場」のビルである









「かをり」さんがツタ絡まり率100%なら
この「同發菓子工場」さんの写真から見ると
ツタ絡まり率は70%ぐらいであろうか
(ビルの横のほうのツタ絡まり率は40%ぐらいかなぁ)





ここでふとひらめいた
今回のブログの初めの方で書いた

ビルが先かツタが先か
毛根が先か抜け毛が先か
のくだりである


そ~だ 得意の専門分野である  ハゲ
そうハゲ率についてでも、考察してみる事にでもするか~

はげまるの頭のハゲ率であるが
横の方がまだ未練たらしく少し残っているので
90%と言う事にして話を進めて行く事にする

江戸時代の初めの頃キリスト教の宣教師
「フランシスコ・ザビエル」さんのような
頭のてっぺんあたりがハゲている人は
まぁ半ハゲと言う事にして50%がいい線ではないかいのぅ
近年ではサッカーの選手で アルシンド なんていたなぁ

ちなみに人は「てっぺんはげたか(禿鷹)」と呼んでいるそうである


ではスダレ満月のオッサンのハゲ率は何%ぐらいであろうか
はげまるだって頑張ればスダレ満月に近い頭になれるので
まぁ70%~90%がスダレ満月のハゲ率ではないかなぁ







湾岸戦争の頃によくテレビに出ていた円盤髪型の軍事評論家は
どうだろうか?
いろいろなご意見もあると思うが
60%~70%ぐらいが差し障りのない数字だ思う






このマンガは銭湯散策ブログで載せたモノ
(少し加筆しました)



あと、うすらハゲ
これは悩み多き若い人に多く見られるが
まぁ、あまり悩んでもしょうがない
悩んで毛が生えるんだったら苦労はしない

ここはきっぱりと
「べらぼうめぇ~じょ~だんじゃ~ねぇぞ
 抜け毛がなんでぃ 毛根がなんでぃ
 矢でも鉄砲でも持ってきゃがれ~」
の心意気で生きてほしいものである


とにかく ハゲは病気では無い
ハゲが原因で死に至る事はないのである
ハゲを気にしている人がいたら
はげまるは
「ははは  新聞で誰かさんの死亡欄を読んでいて
 死因 「ハゲ」なんて絶対ねぇんだから安心しなさい」
と言ってあげている


それに シャンプー とか ドライャー なんかいらないし
(やけどする)
床屋も行かず経済的 1000円ちょっとの電気バリカンで2年はもつぞ
居酒屋さんのオシボリで顔から頭までいっぺんに拭けて
気持ちがいいし
雨に濡れても心配ねぇし(雨を、はじいてしまう)

とにかく乞食とハゲは一度やったらやめられないのである
(こりゃ~やぶれかぶれだな)

一言付け加えれば
ハゲ同士は連帯感をもって行こうではないか
「俺の方がマダあいつよりハゲてないなぁ~」とか
「あいつより俺が勝っているなぁ~」とか
ささいな事は考えない

そう 広い心
worldwide(ワールドワイド)の視点(世界規模)
GLOBAL(グローバル)な考え方(国境を越えた)
で生きていかないと

  あんた、よけいハゲるよ









同發の敷地内にあるビル
その昔、今みたいに駐車場専用のビルが無い時代
駐車違反でレッカー移動させられた車を
裏手の駐車場で管理していた、にくたらしいビルである
(二回ほどお世話になりました  くっそ~~)

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異国情緒あふれる港町  横浜(257)    鰻の老舗「八十八」   吉田町

2013-06-19 09:03:40 | 日記



ど~だ

(毎度御馴染のパターンから始まりました)





さんまの蒲焼ではねぇぞ~
鰻だぞ~  恐れいったか~~

(オッサンは毎度御馴染で行くしかないのである)





鰻重だぞ~~

今回はオッサンの底辺あたりをさまよっているはげまるが
お大尽様になった気分で書いていく事にする
鼻息も荒いぞ
う~~ん  う~~ん







鰻の老舗「八十八」さんは明治43年に暖簾を上げて100年以上続いた老舗で
10年ほど前に一旦は暖簾を下ろしていたのであるが
今年根性の復活を華々しくしたのである  どんどんどん(太鼓の音)





はげまるのブログを長く読んでいる人だったら  
寿の「さなぎの食堂」の300円の定食やら
ハムカツ定食などにはまって感動している奴である
「こりゃ~自腹でないな  散策じゃない取材だな~」
と思うはずである

ピンポ~ン  大当たり





その通りである
横浜の料亭の老舗「田中屋」さん、三溪園脇の懐石料亭「隣花苑」さん
とかにも取材で連れて行ってくれた
よんぼうさんの取材(おごり)である





ぬぁんとぬぁんと
(毎度御馴染のフレーズであるな)
箸に紙の帯が付いている

  「ど~だ  恐れ入ったか~」

と帯付きの箸さんが、はげまるに無言の圧力をかけているみたいである

この帯付き箸だけで値段が200円~300円は値段が高くなるそうである
(想像です)
だから立ち食いそば屋に入って帯付きの箸が備えてあったら
270円のかけそばが570円になる

驚いてその場で箸を持ったまま倒れて悶絶死してしまう客も出てくるであろう
(あほ)





鰻重セットに付属して出てきたお新香
今回は仕事前なので酒は注文しなかったが
次回は鰻が出てくるまで、このお新香をツマミで
日本酒でもちびちび飲みたいものである

店の中居さんに
「ね~  お願いだから お新香だけ先に持って来て~」
なんて言ってね
別注文でお新香を注文する手もあるが
この少ないツマミで酒を飲むのがいいのである

あとからド~ンと出てくる鰻を想像しながらね

ほれ  おね~さんとお泊りなんぞしてね
おね~さんが風呂にでも入って出てくるまで
冷蔵庫の缶ビールをツマミ無しで飲む感じである

あ~  鰻さん早く風呂から出て来ないかなぁ







鰻重セットに付属して出てきた 肝吸い





山椒も凄いなぁ
高級耳かきみたいなので鰻にパラパラとかけるのである

店の人に話を聞いたら、山椒は特別生産農家からのお取り寄せで
巷の鰻屋さんの山椒と比べると
香りといいピリピリ感といい、別物の味がした


さてと鰻を食べてみますか
鰻の蒲焼の真髄は、味はもちろん
ふっくらした食感もさることながら
口の中に入れた途端舌の上で溶ける事である

安いセコの鰻だと
やたらと硬くて芯が残って噛み切るのに苦労したりする
(くれぐれも首を横に振りながら鰻を噛み切らないでね
 みじめになります)

 
早速口に入れてみた

むふふふふふんふん
ほふほふほふん~ん
(意味不明か)

鰻の老舗「八十八」の鰻のお味は
流石の流石の大流石

もうたまらない鰻重のお味であった
(タダだから余計にうまい)
 






この「八十八」さんがあるビルは
はげまるが散策でも書いた「都南ビル」(昭和初期に建てられた)
ビルの一階にあり
店の奥のほうにはその当時、銀行であった金庫室が残っている

この元金庫室部屋は「柳原良平ルーム」と名付けられている
そうあのアンクルトリスのおじさんを描いた画家である






はげまるが中学生ぐらいの頃白黒テレビでよく流れていたのが
懐かしいなぁ
柳原良平さんは横浜生まれで横浜在住
この「柳原良平ルーム」でも何度か鰻を食べているそうである

<柳原良平
アンクルトリスは昭和33年(西暦1958年)に生まれました>






それにしても、この金庫室が残っているのが凄い





「柳原良平ルーム」に入ってみますか









素晴いい鰻と歴史的な空間が味わえる
鰻の老舗「八十八」さんの取材でありました

  うみゃ~ぞ。 

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