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赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
再起動、します
 



前回からのつづき)

阿智神社の特徴として、古代インドの仏教の宇宙観を表現した「石組」の存在と「阿知の藤」について語られていることが多いようだ。GWでごった返す下界の喧騒を離れ、山の上には凛とした空気が立ち込めているように感じられてなかなかいい気分だった。



岡山県の天然記念物らしい「阿知の藤」。見ごろのピークは逃したようだが、なかなかのスケールで満開の頃はさぞかし壮観なんだろう。ちらっと見えるが、この藤の隣ではやはり雅楽の演奏パフォーマンスが行われていて、それに耳を傾ける人もちらほら。



石組といっても寺社仏閣を中心に日本庭園には見られるものなのだが、ここの石組は「古代の石組の起源を探る貴重な存在として注目されている」んだとか。鶴・亀石組というのはそもそも「蓬莱思想」において、長寿延年を祈願するため、鶴・亀等の長寿の動物をかりて、その形を庭に意匠したものらしい。



菅原神社、だったと思う・・・。それが正しければ天神様(菅原道真)が祭られているということらしい。いい歳こいて今更天神様に祈ってもなぁ。7月に福岡経由で大分に行ったとしてもさすがに大宰府はないな。(以下6/6追記)と思ったけどこれは菅原神社じゃなくて本殿だったかも。



どうみても弾丸だよな、と気になって撮って、敢えて横向きに掲載してみた一枚。ネットで調べたところ、兵器マニアっぽい方のサイトに記述があり、曰く「日本海海戦之遺物」と書いてある「奉納物」らしい。旧日本海軍あたりが使っていた砲弾なのだろうか。



山上からの美観地区俯瞰図。現場の人ごみにいるよりは、こうして少し離れたところから見下ろした方がよっぽど風情があって有難みを覚えるというもの。なるほど確かに美しい街並みだなあとここでやっと確認できた。



(つづく)

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