赤い彷徨 part II

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こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

歴史を訪ねてトラベリングゥ~(9)

2008-06-02 01:00:15 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

まだまだだらだら続く岡山編。5/4は午前中備中高松城を見学し、やまと@岡山で昼食を取り、その後山陽本線で倉敷へ向かう。倉敷駅北口にはチボリ公園というのがあって覗いてみようかと思ったが有料かつどうも遊園地っぽいので止めにする。つか男だけで遊園地という羞恥プレイはもうこりごりw ちなみにデンマークのコペンハーゲンにある「チボリ公園」を模倣して?造られたとか。



反対の倉敷駅南口の近くにあるお店で出しているらしい「らうどん」。要はらーめんにうどんをブチ込んだだけのようにも思えるのだが・・・w さすがにこれは試していない。つけめん的なものも出していた模様。恥ずかしながら岡山=うどんというイメージは今回実際行くまでまったくなかったのだが、まあ香川も近いしそりゃ冷静に考えてみれば自然なことだよなと。



倉敷といえば一番に思い浮かぶのはやっぱりこの「美観地区」なのだろう。倉敷は江戸時代に幕府の天領に定められて、以来地域の物資の集散地として発展して、美観地区はその当時をしのばせる白壁の屋敷や蔵が並んでいるエリア。しかしGWということでもう人がうじゃうじゃして芋洗い状態。風情もへったくりもない感じで正直萎えた。人通りがもちっと減ればきっといいものなのだろうとは思うが・・・。



ということで、とりあえず偶然見つけた山の上の神社に退避してみることに。鶴形山というこの小高い山の上に建つその神社は阿智(あち)神社という神社だったのだが、実は事前にはノーマークでまったくの偶然で登ったのだが、なかなか風情のある神社だった。



倉敷の氏神様が祭られているようで、その昔鶴形山が島だったころには海上交通の神様でもあったとか。まずは、参道?で見つけた、既に紹介済みの苔にとりあえず見とれてみる。磐座(いわくら)という、古くから神座と信仰されてきたものなのかな? ネットで調べてもこれについてはよくわからず。神座といってもらーめん屋ではありません。



風情のある小道をさらにてくてくと進んでいく。右手にある白壁はお寺のものだったのかな? 左手は倉敷駅方面が高台から一望できた。苔を見たあたりから何となく期待値が高まってきていた。



とりあえず気持ちがいい。これだけでも朝から歩いたり立ったりしっぱなしでへろへろながらも意を決して登ってきた甲斐があったというもの。そうして疲れ切った体に鞭を打ってさらに歩を進めていく。



(つづく)