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赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
再起動、します
 



5月3日の神戸戦を口実にしてのGW関西~岡山歴史とラーメンを巡る旅についてぼちぼちと書いていく(ラーメンについては別カテゴリーにて)。何とも寒い件名だが、旅を通して列車内で必ず見かけて頭に刷り込まれてしまったHISのポスターが悪い。つか東京に帰ってきたら普通に関東にも貼ってあるしorz


初めて「ぷらっとこだま」のチケットで自動改札を通った

試合前日の5/2に大阪に入り、市内で昼食を取ってからの夜までの時間を持て余したため、大阪在住経験のある仲間のアドバイスをもらって堺市にある仁徳天皇陵へ。実家の隣町・行田に「日本最大の円墳」というがあって社会科見学で見たことがあったので、いつの日か「日本最大の前方後円墳」も見てみたいと小さい頃から思っていたところ手ごろな距離でちょうど良かった。その仁徳陵、JR阪和線百舌鳥駅から歩いてすぐのところに横たわっていた。


堺市駅ホームにて。よっちゃん乙

そんなわけで何の下調べもしていなかったため、まずは外周を適当に歩いて入口を探してみるが歩けども歩けども見つからず、それもそのはず、根拠もなくてっきり中に入れるものだと思っていたがまさに「仁徳天皇の陵墓」として宮内庁の管理下にあり立ち入ることはできないのであった(´・ω・`)ショボーン。我ながら何とも浅はかなことである。


がびーん

仕方なく、せっかく来たのだからとてくてくと外周を行く。台形の右下あたりから歩いたところ普通に住宅街のなかにあって多少驚く。しかもその住宅街、何となく暗くなったら治安が悪いんじゃないかと思われ、まあこれはずっと治安の悪いところで過ごしてきた自分の勘でしかないので、これで当たらなかったらおめでとうってところ・・・じゃなく外れていたらごめんなさいというところだが。


しばらくはひたすらこんな光景が続いた。これは「円」部の上の大通りのあたりだったかと。

さらに歩き続けていくと宮内庁管理下の天皇のお墓に隣接してひっそりとラブホテルが…w 何とも罰当たりな話だが、かえって興(ry しかしこういうカオスっぷりは大阪っぽくて嫌いじゃなかったりする。そういうしているうちに時間は17時を回り、住宅街には「遠き山に日は落ちて」が流れ始めてやや焦りを誘う。


銅亀山(方墳?)という、陪塚(ばいづか)のひとつらしい。


こんな感じで自分の現在位置を一応は把握できる。

さらにさらに足を進めていくと台形の下に辿り着き、右手に大仙公園を見ながら進んでいくと、ようやく「正面」とされる台形の真下に辿り着く。その正面にあるのがこの↓「拝所」。ここで一番陵に近づくことができるが、精々3つある濠のうち2つ目くらいまでで、余り有難みはないかな・・・。



しかしどこから見ても林にしか見えないため、このためだけにわざわざ観光に来るのはさすがにどうかと思う。教科書でみたこういう絵を想像してわくわくしながら来るとかなり(´・ω・`)ショボーンとすることになる。しかもデカいので、歩くのはかなり速い方の自分でも、とぼとぼ歩いたにしても1周45分もかかった。そんなわけで疲労困憊して後ほど淀屋橋駅の階段でよたって足を踏み外しそうに・・・。



鳥や亀など、お濠にいる動物を見るのもまあ時間潰しくらいにはなる。こうした亀の甲羅干し的光景を2箇所で目撃。



これは番外編か。ちなみに公園では集めた空き缶をおっさんが潰しているという実にアダチックな光景が展開されていていやに親しみがわく。



時間も余りなく、他の古墳群までは見られず残念と言えば残念。堺は港のあたりも面白そうなので、また関西方面に来たときにもう一度訪れてみたい。しかし名所旧跡好きでない人にはまったくオススメできない。

(つづく)

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