赤い彷徨 part II

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こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

歴史を訪ねてトラベリングゥ~(7)

2008-05-29 00:48:09 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

5月4日は8時前後に起床、新神戸からのぞみで一路岡山へ。また桃太郎スタジアムに島流しされるようなことがなければなかなか訪れる機会のない場所であり、何よりこの地方に点在する城をできる限り見てみたいという思いからの訪問。そして↓はとりあえず岡山に来たぜえええという一枚。前に横たわる死体は人の世の生き血を啜られたのか、はたまた不埒な悪行三昧の末成敗されたのか。



岡山市内を走る路面電車。後述の岡山城やラーメン屋に行くのに重宝した。運転手のおっさんの背中に「MOMO」と書いてあったのはちょっとかわいい。何でもMOMOっていう低床式の車両が走っているらしい。とりあえず「桃」つけときゃいいんだろ的な感じだよなぁw



まずは備中高松城へ向かおうと思い、荷物をしまうべくコインロッカーを探すがGWのせいか駅構内に点在するロッカーは軒並み満杯。敢えなくバッグを抱えたまま行動する羽目になってげんなりするが、気を取り直して岡山駅から吉備線に乗って最寄の備中高松へ向かう。ディーゼル単線2両編成、こんな電車に乗ったのは幼い日に乗った八高線以来だったかもしれない。なお、当方「鉄」ではありませんので誤解なきよう。



駅前に建つ案内板。最上稲荷、吉備津神社や古墳など他にも見所はたくさんあるようだが、如何せんそれぞれ結構な距離でもって離れており、車で来ない限りは複数箇所を回るのは相当な苦行になると思われますのでご注意。案内板に使われている武士は高松城主だった清水宗治公だったかしら。



高松城に限っては備中高松駅から余裕で歩ける距離。映画「スタンドバイミー」みたいな果てしなさを感じさせる線路の脇を通り、踏切を渡って田畑と農家ばかりののどかな風景を10分ほど歩いただけであっという間に到着。とはいえ夏に行くなら駅前の自販やコンビニチックな店で飲み物を調達しておくことをお勧めする。



備中高松城は、織田信長から毛利征討の命を受けた羽柴秀吉が苦戦の末に黒田官兵衛の提案を受けて「水攻め」にして攻略しようとしたお城としてその名を知られる。そしてその水攻めの最中に「本能寺の変」が起こり、和議を結んでやおら引返したという歴史のドラマの大きな節目の舞台になった場所。そんな城跡でいきなりこんな看板が・・・。



どんな音頭やねんと。やっぱりこういうのって地元の小学生が運動会で踊らされたりするんだろうか・・・。いや、オレも小学生の頃に地元の源平時代の武将・熊谷次郎直実の「直実節」というのを踊らされたので、何となくそんなことを思ってしまった(先日のアド街でも紹介されてたとかorz)。

(つづく)