台湾ワン!(Taiwan One!)

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「1.5+0.5=2」の台湾と「1.5+0.5=0」の日本

2016年01月18日 | 日々の日記帳
一個學生送我她從台灣買回來的餅乾.
生徒に頂いた台湾みやげのクッキー。


帶開包裝發現「ㄟ?有一根斷了」「哦?還有一根是邊邊沒有拿掉」.聽學生說一包有10根,所以雖然有兩根形狀怪怪的,但基本上根數是符合的.
開封したら「あれ、折れてる!」「しかももう一本ヘンなのがある、切れ端がくっついたままだ」。生徒が10本入りと言ってたから、形はともかく、基本的に数だけは合ってた。


我想到,在日本的話,只要不符合規格,不管是太大或太小都算是不良品,而這個來自台灣的商品,究竟是這一大一小就這麼剛好被裝進同一個包裝裡?抑或是根據重量標準而將這一大一小挑選放入的呢?真令人感到好奇!
日本だと規格外の商品は大きすぎても小さすぎても不良品扱いなのだが、この台湾の商品は、たまたま規格外の大小2本が混入したのか、人為的に大小合わせてちょうどいい重さで入れたのか、興味が湧いてきた。

反正先量量重量再說吧!結果竟然不多不少,就跟外包裝上寫的120g一樣重!
とりあえず重さを量ってみた。驚くことに、なんと、品質表示に書いてある120gぴったりだ!



由此可知,「人為加工」的可能性要來得比「恰巧」來得大。
これで「たまたま」よりも「人為的」の可能性が濃厚になった。

當然我們無法從此推斷出更多的事,但我的腦海裡突然浮現了「1.5+0.5=2」這個公式.也就是說,以台灣人來說,只要結果是2的話,那麼「=」的左側可以有無限組合,就部分製造業來說是能壓低廢棄率的一種想法.
もちろんこれ以上のことは知る由もないが、「1.5+0.5=2」の方程式が脳裏に浮かんだ。つまり、台湾人の発想では結果的に合計が2になれば、「=」の左側は組み合わせ自由だ。製品の性質にもよるが、製造業だとロスの出づらい考え方だ。

而相較於此,日本則是「2」的左側只有一種組合,那就是「1+1」.「1.5+0.5」是等於零的,不,應該說有可能是「-1」或「-2」,因為生產必須花費成本,而且處理產業廢棄物也需要一筆經費.
それに引き換え、日本では「2」の左側は「1+1」の組み合わせしか許されず、「1.5+0.5」は「0」なのだ。いや、生産にも廃棄にもコストがかかっているから「-1」や「-2」にもなり得る。

哪一種想法才能帶來幸福呢?
どちらのほうが幸せになれるのだろう?

台灣模式的話,「形狀不合規格,但反正味道都一樣啊!為什麼不能賣?」,所以非常環保,但也有可能造成與其追求生產技術的改良進化,「結果合就好的,管他過程如何」這種想法一般化,品質因而無法改善,產業技術也因而停止進化.
台湾方式は「形は規格外でも味は同じだから、売って何が悪いのだ?」の大変エコな考え方だが、下手すれば、生産技術の改善や追求よりも、帳尻合わせの小手先が発達し、結果、品質も安定しないし技術の進化も望めないかもしれない。

而凡事追求完美的日本模式的話,雖然技術不斷提升,但伴隨而來的可能是大量產業廢棄物的副(負)產品,況且,或許外在環境的要求並沒有那麼高,但自己卻因自己設下的高標準而自我受限.
一方で、完璧を追及する日本方式は技術がどんどん向上する一方で、大量廃棄の痛みが伴うだろうし、そこまでも求められていないのに自分で設けた高い基準で自分の首を絞めるようなことになりかねない。

最後,一邊啃著餅乾,一邊做出以下結論,即「過與不及皆有所疾,中庸之道最為善道」.
結局何事もバランス、つまり「中庸」の発想がいちばんだろう、とクッキーを頬張りながら結論付けた。

......這餅乾的確是不管大小長短,入了口,味道都一樣.
......余談だが、確かに口に入れば味は同じだった。



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