美容と健康に悩む人たちと共に歩む

男性“肥満度”全国ワーストは…?

みなさん、こんばんは。


秋らしく、突然の雨が増えてきましたね。
お出かけの際には、傘を忘れずにお持ちください。


突然ですが
現在、日本で一番の肥満県はどこだと思いますか?


正解は意外にも沖縄県です。


沖縄県は長い間、世界に冠たる長寿地域として知られ、
現在も長命老人が多く暮らしている様子からも、
健康的なイメージがあるのではないでしょうか。


しかし、2000年に厚生労働省が発表した都道府県別の平均寿命では、
沖縄県の男性の平均寿命は77.64歳と全国平均(77.71歳)を初めて下回り、
5年前の4位から26位まで急落しました。


原因は、肥満者の増加に伴い、生活習慣と関連の深い疾病による死亡率が
増加したことではないかと考えられております。


実際に、2004年以降は、
沖縄県の成人男性の2人に1人がBMI25の肥満ラインを超えており、
メタボリックシンドローム基準に該当する割合もおよそ4人に1人に達しました。


2005年には、定年前(65歳前)に死亡する割合は沖縄県男性が全国第1位となり、
糖尿病が死因となる割合も男女ともに全国第1位という残念な結果となっています。



そして今年、
2012年2月に発表された最新の国民健康・栄養調査でも沖縄が引き続き、
全国一の肥満県であることが明らかになったのです。


元々、長寿の要因として、
肉類の脂肪分をよく落としてから食べる伝統的な料理法、
塩分の摂取量が少ないことなどが挙げられてきました。


しかし、近年、伝統的な食文化が失われ、車による移動が主流になるなど
生活スタイルが大きく変化。


特に、沖縄県はアメリカ統治時代に全国に先駆けて
高脂肪・大量消費型の食文化が流入していたこともあり、
現在、幼少期からこのスタイルの食生活に影響を受けた壮年世代、還暦世代を中心に、
肥満病、メタボリックシンドローム、糖尿病、高血圧症が急増してきているのです。



何度か、このブログでも言及していますが
人の食習慣は幼少期に何を食べてきたかによっても
大きく左右されることが分かりますね。

過去参考ブログ▼
肥満は伝染する
父親が肥満だと子供も太りやすいという調査結果について



現在沖縄県では、メタボリックシンドロームの減少を目指し
医師を中心に“健康長寿社会復興プロジェクト”を進めています。


食生活の見直しの呼びかけ、正しいダイエット知識の普及に努めているようです。


一番は、県民みなさんが長寿県を取り戻そうとする、
意識の向上が大切なのではないでしょうか。


また、私もすべての地域で肥満により引き起こされる病気が減るよう、
ダイエットの啓発を行っていきたいと思います。





では。









ダイエット専門の渋谷DSクリニック
   高周波治療メソセラピーも!!

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