美容と健康に悩む人たちと共に歩む

フレイル ①

みなさん、こんにちは。


年齢と共に身体の不調が増えたり、
健康面で不安になったりする方も多いと思いますが、
最近後期高齢者に注意が呼びかけられている「フレイル」という言葉をご存知でしょうか?



糖尿病やメタボリックシンドロームを含む生活習慣病の場合は、
栄養を摂り過ぎて肥満になる「過栄養」が問題となり、
それらを治療するのが私の仕事となります。



しかし、
後期高齢者の間では「フレイル」や※「サルコペニア」を引き起こす
「低栄養」が最近問題となっています。

「フレイル」とは、
加齢に伴う筋力や心身の活力が低下した状態で、
病気の発生や身体機能障害を起こしやすく、
要介護や死亡になりやすい状態のことをさします。


元々「フレイル」は英語で Frailty と書き、日本語訳は虚弱という意味です。

2014年、日本老年医学会が「フレイル」と
提唱したことをきっかけに、基準が定められました。


<フレイルの判断基準>
① 体重減少
② 疲れやすさ
③ 身体活動量の低下
④ 歩行速度の低下
⑤ 筋力(握力)の低下

上記5項目中3項目以上当てはまれば「フレイル」、
1~2項目が当てはまる方は「プレフレイル」と判断します。


次回はこのフレイルの3つの要素や予防法についてご説明いたします。


では。


※サルコペニア…進行性および全身性の骨格筋量および骨格筋力の低下を特徴とする症候群


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