美容と健康に悩む人たちと共に歩む

BMIと体脂肪率

みなさん、こんにちは。



明日はバレンタインですね。

今夜手作りチョコレートを作るという方も多いのではないでしょうか。

味見はほどほどに、食べすぎには注意しましょう。



さて、今回はダイエットで使われる指数についてお話ししたいと思います。


まずはBMI(Body Mass Index)について。


これは体格指数の中で一番有名なもので、
BMI=体重(kg)/〔身長(m)×身長(m)〕で算出されます。

日本肥満学会ではBMI25以上を肥満とみなします。

わが国では20歳以上の肥満の割合は男性29.4%、女性21.4%であり、
最近30年では男性は増加、女性は減少している傾向があるようです。

ただし私にとっては、このBMIは体重と身長のみの計算式であり、
参考にはしますが、あまり評価の対象にはしていません。

(たとえば、筋肉量の多いアスリートは体重自体が重くなるため
BMIは上昇してしまうということになります。)



当クリニックでは、BMI・体重の数値のほか、
体脂肪率(%)を特に重要視しています。


これは脂肪の重さ(皮下脂肪+内臓脂肪)と
除脂肪量(骨・筋肉・水分等)との比率を測定したものです。


多くの場合、体脂肪率の低下がダイエットの目標となりますが、
食事療法のみのダイエットでは、初期においては除脂肪量が減少するため、
比率においては除脂肪率が下がることになり、
体脂肪率の上昇が先に進行してしまいます。

要するに、脂肪量は変化していないということです。



理想的なダイエットは、除脂肪量を増加または維持して、
体脂肪率を低下させることです。

そのためには筋肉量の維持・増加、つまり運動療法が必要です。

ダイエットにおいて、筋肉には以下のような働きがあります。


・インシュリン抵抗性の減少(糖代謝を盛んにする)
・基礎代謝のアップ
・部分痩せ


この筋肉量を意識すると、より効率的に体脂肪率を低下させていくことができます。


筋肉と聞くとハードな筋力トレーニングがイメージされるかと思いますが、
まずはあくまでも、現在の筋肉量を落とさないということを意識しながら
無理なく運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。



では。






ダイエット専門の渋谷ディーエスクリニック
   高周波治療メソセラピーも!!
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