美容と健康に悩む人たちと共に歩む

更年期

みなさん、こんにちは。


東京は冷たい雨になりました。

明日は暖かいようですが、寒暖差で体調を崩さないよう気をつけましょう。



今回は、更年期とダイエットの関係についてお話ししたいと思います。


女性の場合、更年期になると閉経を迎え、
“エストロゲン”という女性ホルモンの分泌が低下します。

エストロゲンの減少は、脳・皮膚・骨・心臓血管など、
体のあらゆる機能に影響を及ぼします。


体調が変化することでダイエットの進め方もこれまでとは変わってきますが、
特に注意したいのは以下の2点です。




1.骨粗しょう症の出現

骨は血液と同様に新陳代謝しています。

このとき、古い骨の流出を抑える栓のような役割をしているのが
エストロゲンです。

更年期になるとこのエストロゲンの減少に伴い、
栓がゆるくなり骨形成が追いつかなくなっていきます。

これがひいては骨密度の低下、骨粗しょう症を引き起こします。

こういった状態で単に食事量を減らしたダイエットを行うと、
骨粗しょう症を進行させてしまう恐れがあります。

また、通常のダイエット運動メニューを行い、
脊椎の圧迫骨折などを起こしてしまったという例もあります。



2.悪玉コレステロールの上昇

エストロゲンは悪玉コレステロールを減少させるという特長をもっているため、
更年期になると血中のコレステロール値が上昇する傾向があります。

これは中性脂肪値を上げ、動脈硬化や心筋梗塞、
狭心症などの発症率も高めるため特に留意したい点です。




さらに基礎代謝も低下するため、ダイエットしづらい身体となっていきます。


大きく言えば、体質が変わってしまう、というのが更年期です。

今までと同じ方法では痩せづらくなった、
これまで感じなかった不調が生じてきたという場合には、
やはり専門的な外来を受診することが必要です。


更年期に限らず、食事療法や運動療法はその時の体の状況に
合わせて見直していくことが大切です。

年齢ごとに変化する体調と向き合いながら、
健康的なダイエット方法を見つけていくことをおすすめします。



では。







ダイエット専門の渋谷ディーエスクリニック
   脂肪溶解メソセラピーも!!
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女性の脂質異常症について


みなさん、こんにちは。

台風が去り、また徐々に暑さが戻ってきましたね。

涼しかったり、蒸し暑かったりと変わりやすい気候ではありますが
夜は、いくらか過ごしやすくなったのではないでしょうか?

また、暑さが増すと海・川などでの事故が発生しやすくなりますので
みなさん、お気をつけてお出かけくださいね。


さて、本日は “ 脂質異常症 ” についてお話したいと思います。


“ 脂質異常症 ”という言葉は、みなさんにとって
なかなか聞きなれない言葉ですよね。


以前までは “ 高脂血症 ” と呼ばれていたのですが ・ ・ ・ 


“ 脂質異常症 ”は血液中の中性脂肪やLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が
基準よりも高く、または、HDL(善玉コレストロール)が基準より低い状態のことです。

当院の肥満患者の約80%はこの脂質異常症の症状がみられます。

この脂質異常症は体重を落とす事によって、完全に良くなるものなので
気を落とす必要はありません。

ただし、閉経前の女性は男性に比較して脂質異常症はかかりにくいですが
更年期を過ぎると男性の割合とは逆転してしまうのです。

そして、女性ホルモンが脂質異常症や動脈硬化を防ぐ働きを持っていることも
解明されておりますので最近では、ホルモン補充療法をお受けになる女性も
増えてきてきていることがよく分かります。

ちなみに、食事療法としては ・ ・ ・ 

日常の生活強度に合った食事をする必要があります。


標準体重(kg)×生活活動強度指数(kcal)=総エネルギー量(kcal)


やはり、日常の食生活の中で1日3食を摂るということは、大変大事になってきます。

更に、プラスをして朝・昼・晩の消費カロリーと摂取カロリーのバランスを考えながら
バランスのよい食事をするように心掛けて下さい。





では。













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