粟谷能の会は無事盛会に終了しました。
今回からの新企画として、鑑賞講座や、女優・金子あいのお話など
いろいろなご意見を参考にして、今後も新たなお客様を増やすことにも
努力して行きたいと思います。
次回は24年3月4日です。
私は長男・尚生と『景清』を、従兄弟の能夫は『砧』を勤めます。
皆様の応援、よろしくお願い申し上げます。
これから宮島の観月能に参ります。
では行ってきます!
昨日の天 . . . 本文を読む
起床、6時。
別に早起きしよう!と思った訳でもなく、
近年、6時くらいには目がさめてしまいます。。
窓から外の景色を眺めると、秋晴れなので一安心。
最近、サボッていたウォーキングをしながら、
金曜日の申合の模様を、再度ICレコーダーで聞きながら再チェック、準備万端です。
朝歩くと、頭が冴えているのか、いろいろな事が頭を巡ります。
面白いアイデアや、普段考えないような思考がめぐり、面白い . . . 本文を読む
『天鼓』は中国のお話です。
それならば扮装(装束)は日本を題材にした曲目とは違う、中国風スタイルをした方が、観る側は想像し易いと思います。
そこで、今回はシテ(主人公=王伯)だけではなく、ワキ(勅使)もアイ(官人)にも中国らしい装束を着て頂くことにしました。
前シテは普通「小牛尉(こうしじょう)」というお爺さんの顔の面(おもて)を付けて、白髪の「尉髪(じょうがみ)」を頭に付けます。
この「尉 . . . 本文を読む
粟谷能の会の申合の後、粟谷本家で装束出しが行われました。
私の『天鼓』は前場がこれ
茶色の小格子の熨斗目に鼠色の水衣にしました。
唐帽子を被るので、今回は着附はすっきりとさせたいと思い、
側次の着用はやめました。
後シテはこの取り合わせです。
紺地亀甲模様の半切(左)はやや小さいのですが、父もよく愛用していたので
久しぶりに使うことにしました。
装束も面も決まり、準備万端整いました . . . 本文を読む
帝が天鼓少年から奪った鼓だが、
宮中の誰が打っても、何故か鳴らない
ここが『天鼓』を創った人、昔は世阿弥と言われていましたが、
現在は不明とされている戯曲家の、実は隠れた主張ではないでしょうか?
「あ~、ここが戯曲家でもあり、芸能者でもある役者の気持ちなんだな~
権力者への抵抗・・」と感じながら、今稽古しています。
『天鼓』のお話は・・・
帝は、どうしても鼓を鳴らしたい、その妙音が聞きたい . . . 本文を読む
粟谷能の会をご鑑賞いただくための、
事前講座「能楽鑑賞講座」の第1回目は国立能楽堂大講義室で、
約50名近い方々にお集まり頂きまして、無事終了しました。
平素、粟谷能の会を応援して下さるメール会員の皆様のお顔も拝見出来て、
また直接ご挨拶も出来てとても嬉しく有意義でした。
いろいろと演者の思い、私の『天鼓』の新工夫や
能夫の『井筒』への意気込み、間近での装束附けの模様などをお見せしての解説など . . . 本文を読む
粟谷能の会の新企画「能楽鑑賞講座」の日となりました。
季節の変わり目で、体調を崩される方もいらして予定人数より少し減りましたが
屹度、当日事前受付をされないで、来られる方もあると思うので・・・・いや、ないかな?
40名ほどで、アットホームな感じで、お話したいと思っています。
この能舞台本番の緊張とは違う、
なんと言いましょうか、穏やかな?
緩んだ緊張とでも言いましょうか~
朝早く目が覚 . . . 本文を読む
昨日は「塩津哲生の会」で観世流の野村四郎先生が
舞囃子『養老・水波之傳』でゲスト出演されました。
小書「水波之傳」は喜多流には無く観世流の小書です。
急速に舞う神舞は、初段で一旦スピードが緩み締まります、
お囃子に合わせて、シテの心・体も締まり静止するところがとても綺麗でした。
と、途端にまた急速な舞となり、脇能らしい清々しい空気が舞台に流れます。
とても上手く出来た演出で、私もこのような舞を . . . 本文を読む
誕生日にお祝いのお言葉やバースデーメールなどを贈られると、
何歳になっても、それは嬉しいものです。
昨日の56歳の誕生日は、
今までとは、ちょっと違った特別な日でした。
あんなに多くのお祝いメッセージを頂いたのは
臍の緒を切ってはじめて。
実は、最近「facebook」をはじめまして・・・
と言っても、あまりやり方が判らないで、ドギマギしているド初心者ですが。
登録には誕生日を記入する . . . 本文を読む